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episode1
俺、月島社は退屈な授業をサボタージュして学校の屋上で雲一つない青空を眺めていた。
「こんな退屈な日常なら死んだ方がマシかもな」
ふと、呟いた言葉が誰もいない屋上に虚しく響き渡る。しかし、次の瞬間違和感を生じた。
『その望叶えてやろう』
声だ…何処からか声がした。そして、俺の意識はそこで闇に飲まれた。
◇◇◇
どのくらい意識を失っていたのだろう。半覚醒のまま身体を起こし状況を確認しようしたが違和感に気付く。
手錠。その他にも首や足にも拘束具が付けられていた。これではまるで……
「奴隷……」
今の状況を冷静に分析してしまう自分に驚きを隠せないが現状助かったと思う。そして、今こんな状況になっている原因は間違いなくあの何処からか聞こえた声である可能性が大である。




