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【私は淡水魚のお魚さん】

作者: 百目
掲載日:2026/06/27

【私は淡水魚のお魚さん】



「これ凄く好き!」

今日も私は、

色々な「好き」をいっぱい広げました。


それは日に日に見る目が育まれ。

気付くといっぱいの凄いが、

分かるようになってました。


五感の何が引っ張られたか、

どうすれば伝わるか、

この人は何を伝えたかったのか、

考える事は大好きなんです。


でも、そんな私にある日。

そう、ある日違う事が起きました。



私の好きが評価されて来たのです。

それはとても嬉しかったです、

でも、嫌な言葉も色々ありました。


そして、

私は大好きな事を好きと言うのが、

怖くなってましたのです。




傷付く言葉があったから…とは、

違うのは直ぐ分かりました。


褒められる事も怖かったからです。


とても不思議な感じがしました。

その場、その時の気持ちが、

閉じ込められたと感じました。


それだけなら良かったのですが、

そこに息継ぎを感じないのが辛かったのです。



私は気付きました。

私が好きと言う度に、

同じ事をしていた…と。


それはまるで、

アクリルケースにしまった、

お魚さんだと感じました。


そして、管理を怠った時。

それはとても、

とても息苦しくなってしまうんだと。




ーーーー


海を眺めてます、

そこは凄い世界なんです。


そこには、

泳ぎ続けたり。

空を飛んだり。

凄く弱かったり。

信じられない程に大きかったり。


私は、特別な変化はしませんでした。

ただ好きな事に好きと言って、

たまに海の波に苦しくなったり。


それは仕方ない事だと思いました。


あっちの世界も、こっちの世界も、

私は大好きなんだと思います。


この透き通った川の中で、

私は今日も好きを好きと。

いっぱい楽しく言い続けました。


私は淡水魚のお魚さんだから

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