幕間 ~人物紹介~
登場人物紹介
・主人公組
・御鏡 弥生
人工能力者 蟲毒経験者 ずっと笑顔 表情筋が笑顔で固定されている→作中後半表情筋解禁 お面コレクター 加害者兼被害者その1 親不孝者その1 16 CV:安済知佳
Hight/153.5 Weight/44~46kg B78.2/W54/H78
属性:秩序・悪・人
特性:人型・ヒト科・女性・王・神性(悪)・今を生きる人類・愛する者
お面大好き毎日笑顔の表向き普通のオニャノコ。その正体は夜な夜な某スクエニ製2016年一月あたりから八カ月足らずで閉鎖された某SF系スマホゲームの登場人物である忍者娘を元ネタにした全身タイツにフード付きマントを被り、客受けを良くする為の巨大な手裏剣を背負って活動する歩く変態。
鳥海一家のオヤジさんを殺そうとした前科があるようだが、契約不履行を理由に契約者を粛正することで見せしめとして、それ以降鳥海一家とは仲良くさせてもらってるらしい。
生まれてからしばらくしたころの海外旅行中、政府に不利な情報を仕入れていた御鏡皐月は、捕まえられないことに歯噛みした議員が動かしたネオナチ系人体実験施設『歓びの家』によって弥生を連れ去られた過去があり、当の弥生は施設において頭蓋骨を開かれて電極を差し込まれるなどして二年ほど生活していた。
能力者予備軍となった彼女は日夜檻の中の同じ境遇の子供を殺すことを強要されることとなり精神が半ば崩壊する。
この施設で行われていたこととは単純に蟲毒であり、能力者予備軍たちはまず最初に能力者予備軍になれなかった失敗作たちを殺すことから蟲毒が始まる。この後に能力者予備軍同士での殺し合いをいくつもの檻に分けて行い、そこでただ一人生き残った者同士をまた戦わせ、最後の一人になるまで戦わせ続けるのが目的だった。
通常の超能力者の場合、能力使用中は両目が紅く染まるのだが、彼女の場合は左目が赤く染まるだけのため、同業他社からはまだ能力を隠し持っていると思われている。
時折彼女が本来持つ母性の片鱗を覗かせるときがあり、愉快犯的言動が目立つが何だかんだで友達は大好き。
作中の暦における同年の八月~九月あたりに渡辺明野を救出したのも御鏡弥生。逆説的に、この話がバッドエンドで終わっていた場合空想科学戦艦伊吹自体が始まらなかった。鷲宮准も御鏡弥生も意外と主人公をしている。
基本的にいつも笑顔だったのは本編序盤まで。記憶を取り戻し始めてから表情に微妙な変化がみられるようになり、ある程度人間らしい表情の変化が伺えるようになる。
身長は絶妙な違いで鷲宮准よりも高いが正直かなり微妙な差である。0.1cmなんてないも同然である。その上、鷲宮准よりもちょびっと小さい。スタイルは整っている方。
童顔で垂目気味。人を煙に巻くような言い回しを好んでするため見た目とも相方とも裏腹によく考える方。
髪は烏の濡れ羽色と形容できるくらいの黒。鷲宮准よりも少し毛足が長く肩甲骨の上端にくっ付くかくっ付かないかくらい。天然のストレートだが、髪が肩に付く程度に長いため枕の向こう側に髪をやらないと寝苦しくて避けているが、そのために起き抜けにはぼさぼさになる。しかし一回髪を梳けばそれで元通り真っすぐになるので気にしてはいない。
服装に特にこだわりはない。しかし内心軍服やら戦闘服やらを普段着にしている(本人としては着ないのも勿体ないと思って偶に着ているだけ)鷲宮准を羨ましく思っている。
普段は会合などがない限りは菖蒲の柄の浴衣か肌着と下着一枚で過ごしている。会合時には学生服か本編冒頭部で着用していた変態ルックで参上する。
外出時は夏場でも上に何かを羽織ってないと落ち着かないため、適当な安い服屋で買った軍服調の男物のジャケットを着ていたり薄手のカーディガンやベストなどを着ているほか、冬場にはナポレオンコートなど裾の長めな上着を大概羽織っている。靴は普通の編み上げブーツだったりローファーだったりスニーカーだったりと一貫しない。ハイヒールなどやパンプスの類は踵の肉が薄いらしく舗装路の感触が骨にガツガツ着るため苦手としている。
両手に何かをぶら下げて歩くのが嫌なタイプの人間で、ウェストポーチやショルダーバッグなどに財布やケータイや各種カード類やハンカチなどを入れたり、ウェストポーチなどが携帯できないような場合にはファスナー付きポケットのある上着などに財布やケータイ、ハンカチなどを入れて出歩くなど、持ち物は必要最低限で留めるタイプ。
一応ブランド物のバッグやポシェットなどを(主に会合時に下部団体からのご機嫌取りなどで)持っているが、持ち歩くことは稀。そもそもあまり濃い目の化粧をしないため荷物が多くなりにくいというのがある。
好きな曲はモーツァルトの交響曲第九番通称歓喜の歌、のカラヤンが指揮したアレンジ。流暢なドイツ語で、且つ低音と高音をある程度柔軟に使い分けられるためソロ合唱などと云う意味不明なことをやれる。鷲宮准と同程度の歌唱力。ほかにはモーツァルトの交響曲40番ト短調が好きで、自室のパッシブスピーカーで聞いていることが多い。
普段の御鏡弥生の行動からギターやアコースティックギターなどのイメージがあるが、彼女が今勉強しているのはベースギターである。ベースギターの重低音が好きらしい。それ以外にも一通りの楽器は演奏でき、ピアノなどは県のコンクール程度なら余裕で優勝できる程度の実力があるが、実家の家業が稼業なのと単純に名前による影響力が強すぎるためそういった場には出ないことにしている。
見る番組の趣味が回を追うごとに悪化する子。
2話の段階ではテツ、この部屋という百年以上続いている謎の番組を子供の頃より好んで視聴しており、二章からは多少成長したのかOver Top Gearなるストリーミング配信系の車オタク向けイギリス三馬鹿男の番組を好んで視聴している。全て視聴後、もっと見たくなったからかイギリスのBCCがストリーミング配信を解禁したイギリスの長寿番組The Grand Touristの視聴を始めている。
・能力
才能喰らいの簒奪王
ReVengens Begabung
・能力値
基礎値:そんなものはない
発動値:‐(発動時に変化するため平均値が出せない)
収束性:‐
拡散性:‐
操作性:‐
付随性:‐
維持性:‐
干渉性:‐
能力は単純な能力の簒奪能力。相手からの許可なしに能力の全てを簒奪可能で、簒奪数に限りは無い。
また、片割れ同様にこの能力の発動は吸収する瞬間と簒奪した能力を使用する瞬間にしか観測できず、簒奪した能力=この能力と定義しても語弊はあまりない。
片割れのように能力自身を再定義し直しているわけではなく、巨大な本棚を想像すれば分かり易い。巨大な本棚に収蔵されている超能力を引き出して能力を保持したままもう一つ能力を発動している。
このような特徴を持つため“超能力Aを使用中に超能力Bは使用できない”“超能力A’を使用中に超能力B’は使用できない”“超能力A’を使用中に超能力Bは使用可能”と云った前提条件と矛盾してしまう。つまるところはご都合主義だ!
・簒奪した能力
神通力・千里眼
Hellseherisch Scorp
周辺数キロ範囲の地形を三次元図で見られる能力。機械を通せば出力も可能。その特性上初めての場所でも問題なく任務遂行が出来る。
名前の元ネタは潜水艦に取り付けられている潜望鏡のドイツ語読みから。
複製王・幻想の主
Fake of King
あらゆる器物を元々の物から一ランクかそれ以上ランクを下げて複製する能力。その関係上金属類を爆発物に変える能力と相性がよく手段を選ばなくても良い暗殺の際によく使われる。
なお、固さなどは本物と同じくらいになる。
爆撃王・貫徹弾
Tortoise Charge
金属卑金属貴金属の別なく爆発物に変える能力。その威力は劣化ウラン弾の倍。質量に関係なく威力が決まっており、主に手段を選ばなくても良い暗殺に使われる。
縮地破斬剣
縮地の名の通りに実際は斬撃の延長ではなく斬撃が空間を縮めて目標まで襲いかかる能力。そのため敵と認定されていない相手のところまでは襲いかからず、トータスチャージの支援も受けられないため使い勝手がとてつもなく悪く、巨大手裏剣型の大剣を使うときでないと使われない。
神行法
とある中国人元格闘家の双子から依頼されて簒奪した能力の一つ。その術理は千里離れていようとも空間その物を縮めて移動する歩法の究極系にして極地であるため、その移動に制限はない。
虎王・心分身の術
とある中国人元格闘家の双子から簒奪した能力の一つ。敵の攻撃をすり抜ける技で、魂魄が離れたことによって起こる非在化という現象を利用した歩法などの技術の極地。
炎を出す程度の能力
文字通り。ぼや騒ぎを起こしたり発煙筒や爆弾に着火するときに使われるが、多くは野外で料理するときに使われる。
木葉隠・隠行の術
気配と言わず体臭から足音や足跡まで消し去って移動する能力。これは母親から簒奪した能力。現在両親は世界一周旅行中。
木葉隠・変わり身の術
本人同様の振る舞いで動く人形を作る能力。これを破るには余程その個人を知っている必要がある。これは父親の能力。現在両親は世界一周旅行中。
電気を操る程度の能力
文字通り。ただこれは応用の幅が広く、電磁波を出してブレーカーを強制的に落としたりスピーカーに放送電波を出力するなどやれることは多岐にわたる。捨て身前提だが身体に電気を纏った状態で雲に微弱な電気を送り続けることで意図的に雷を起こすことも可能。
・真・能力
死刑執行人の断頭鎌
Johann Reichhart
・能力値
基礎値:そんなものはない
発動値:Overed S
収束性:Overed S
拡散性:F
操作性:F
付随性:Overed S
維持性:Overed S
干渉性:Overed S
両目が赤く染まって感覚器官が鋭敏になり遙か上空を飛び去る飛行機はおろか蟻の気配まで分かる状態となり、その感知野の規模は数十キロメートルを超え、星の核の気配さえわかる。
対象を視認した際に相手に「死の概念」を叩きつける、奇跡に片足を突っ込んだ能力。その性質上『奪う』と言うことに特化しており、対象を視認していなければ能力が発動せず、相手がマスクを被っていて人相がわからない場合は自動的にマスクが破壊されるため一回分無駄になる。
この能力の『奪う』部分が劣化と制約の緩和、拡大解釈によって作られたのが才能喰らいの簒奪王である。
この能力を利用すれば惑星の核すらも殺害可能であり、その当時の御鏡弥生の崩壊したアイデンティティはこの惑星のすべての命ある物、全ての有機物・無機物問わない生命体への絶対的殺害権を望んだ結果、惑星にその存在を否定され、超能力者の中でもとりわけ超能力者殺しの色の強い反転害素として超能力を開花させる。結果的にではあるが全生命体、つまり惑星を含む究極的にはこの宇宙すらも殺害可能な超能力が生まれた。
究極的には自然現象や概念上の物体、概念攻撃や概念その物の他、その概念を内包している時間や空間、引いては歴史自体に終焉を齎す理不尽を極めた一撃。如何なる物でも者でも誕生した瞬間から百万分の一秒でも時間が経っていれば殺すことが出来る。
その特性から非物質やプラズマの塊、概念上人の形態を持つ自然現象の具現化でさえも視界に収められさえすれば死刑宣告を出すことが出来る。
仮にこの能力の射程から逃れるとするならば影も形も匂いだとか気配だとか、そういった一切の痕跡をこの世界から消し去り視界に入らないようにするか、誕生の時点からゼロ地点から一切動いていないなどで回避が可能となるが、両方とも常人では実現不可能のため事実上回避不能。
しかし拡散性が低いためまだ発展途上であり、一人一殺が現状は関の山。ある程度反転害素として覚醒したときには拡散性と操作性が最低でもC++まであがり、歩くだけで数百人を無作為に殺害する事さえ可能になる。
このためこの能力を危険視した御鏡夫妻、研究所関係者だったドクトル・バタフライ、旅の途中で巻き込まれた堺境、そしてこの三者に利用される形になった鷲宮何某の脳死体によってその精神構造体、詰まる所記憶と感情を分断し保管することでこの能力を封印した。
覚醒時及び再覚醒時、段々と能力が強くなっていく風な描写をしているがそれにも理由がある。強すぎるといけないからとかではなく、惑星の意思が常にこの能力を否定しているため初動段階では力を十全に発揮できない、というのが大きな理由。
これは大体の超能力者に共通しており、惑星の持つ無意識と人間の持つ集合的無意識が常に作用しており、実は作中の全ての超能力者は常にデバフを掛けられた状態で超能力を使用している。
また集合的無意識は否定すると同時に認めようとする動きも見せているため、反転害素と対になる能力者が生まれたりする。
端的に表すなら『ターンが経過するごとに威力を増していく対人類特攻攻撃』と云った感じ。
・鷲宮 准
人工能力者 幼少期に脳死→黄泉返り→御鏡弥生の友人(←イマココ) 加害者兼被害者その2 親不孝者その2 16 CV:一色ヒカル若しくは伊藤かな恵若しくは石川由依
Hight/153.4 Weight/50kg B79.4/W54/H78
属性:秩序・善・人
特性:人型・ヒト科・女性・王・神性(善)・今を生きる人類・愛する者
鷲宮准という名前はずいぶんとフワフワした名前だと主人公が独白している通り、鷲宮という家系自体は存在するし家族関係も本物であるが、鷲宮准という個人は十年ほど前に交通事故で昏睡状態に陥り脳死し、回復の見込みがないということで延命処置を打ち切られたことで死んでいる。その脳死体を御鏡弥生の記憶と感情の器として再利用した結果生まれた存在が鷲宮准という個人である。
当初は御鏡両親の能力で仮想人格および仮想記憶を植え付けられ、御鏡弥生の記憶と感情を処理する器であったが、何の因果かそれは生命活動を再開し、自由意志を発露させる。
もしも御鏡弥生と接触でもすれば危険だという判断から鷲宮何某の脳死体に鷲宮“准”、つまり御鏡弥生に准ずる存在という意味を与えられ、鷲宮家には『奇跡の回復』『御鏡家の支援が功を奏した』として返還される。
その後は普通の子供として生活しており、超能力や御鏡家のことなども知らず普通に生活していたが、御鏡弥生を小学校で発見した際に本人曰く運命を感じ、御鏡弥生と接触、以降の腐れ縁の関係になる。
接触してしまったことは仕方がないこととして、御鏡家は逆に御鏡弥生と鷲宮准をセットとして扱うことを決め、以降高校入学まで鷲宮准と御鏡弥生が同じ学校同じクラスで服飾センスから趣味から何まで似通う姉妹のような関係を築き上げる結果となった。
生命活動を再開した理由への御鏡弥生の推測は、御鏡弥生が記憶と感情を分断された結果アイデンティティが崩壊し、結果として残留した『奪う』という特性が制約などをすべて緩和した結果として『才能喰らいの簒奪王』が生まれたのと同様と推測している。
鷲宮准に御鏡弥生の記憶と感情の欠片が封入された際に死刑執行人の断頭鎌の一部が流入した結果、それが御鏡弥生と同様に『奪う』、もしくは他の付随性などの要素が変化をおこした末に『才能再定義の贋作王』として発現した。
このため一度脳死した死体であるところの鷲宮何某は生命活動を再開し、以降保有する超能力は眠りについていた。
御鏡弥生の分析に曰く、この時に発現したのはおそらく『軽い運命操作』であろうとのことで、『死んでしまった結果』に対して『死ななかったかもしれない可能性』を引き寄せ適用させたのだろうということであり、結果が反映されている状態に死ななかった可能性を引き寄せ適用させた時点でパラドックスが発生しているが、それすら欺瞞した、つまり発生した結果を“最初からそうであった”という結果に塗り替えた結果とみている。
御鏡弥生暴走時においては御鏡弥生が覚醒させた反転害素・死刑執行人の断頭鎌に対しその効果を打ち消す対反転害素用反転害素として『才能再定義の贋作王』を再定義して発動。最終的には御鏡弥生に惑星殺しを諦めさせることに成功している。
子供の頃は父親の持つ稀代の超絶巨根(トリックの上田次郎並み)が世の中の男性の普通なのだと思い込んでいたが、ただ単に父親の根っこが大きすぎるだけと知るや否や母親の下腹部は下腹部限定の四次元ポケットなのだと思うことにしている。
本人は口調が荒いという自覚はあまりないのだが、度々他の同級生や教師に矯正されそうになるのを『私が私でいちゃいけないのか』という理由で撥ね退けている。御鏡弥生も同様である。また、この口調の荒さは母親譲りである。
その他にも複数七年前より以前のものと思われる記憶の一端などを保持しているため、鷲宮■■が死んでいるか否かは微妙なところである。
本人は作中散々流され易い飽き易い諦め易い直ぐ人のせいにすると自分を酷評しているが、実は云うほどそういう風には見られていなかったりする。
彼女が能力を使用する場合は右目が赤く染まる。これは奇しくも御鏡弥生の対となる位置に相当する。
運転免許に関しては本編後、都城美峰と鷲宮誠からの入れ知恵でMTを取ろうとしている。
2トンまでの車なら同一免許で乗れることと同一免許でATにも乗れるし原付にも小型特殊自動車も運転できるなど、MTで免許を取っておけば将来車を使う仕事なら大概の仕事をやれるからである(ATが増えてきたとはいえ、基本的に工場や運送業などの求人募集で出されている『普通免許』とはMTの意味合いであることが多いことや準中型~大型トラックなどを運転する場合AT限定免許では乗れないため必然的に必要に駆られた時にMT免許でなければ困ることになるからである)。
実は御鏡弥生よりもちょびっと大きい。しかし背は絶妙に小さいが0.1cmの差は誤差に過ぎない。
髪色はかなり暗めの茶髪。近づかなければ黒と大差ないくらい。思い切ったくらいショートでところどころ跳ねておりアホ毛が大分目立つ。スカートが子供のころから苦手。セーラー服も水兵が着る物だと思っており苦手としている。朝起きぬけに櫛を入れているらしいが不思議なことに跳ねる。アホ毛も。
普段の格好は兄と軍事的な話で盛り上がったりするためか兄からAvirexなどの実在かつ米軍に納入経験のあるメーカーのレプリカや本物のコンバットブーツやタクティカルパンツなどをプレゼントされており、本人も割合好んで着用している。色はそれ以外なければ基本的に黒かかなり暗めのカーキかフォリッジグリーンかオリーブドラブ。格好が格好なのでよく男子に間違えられたりボーイスカウトなどの声掛けが合ったりする。本人としては折角貰った物なので着用しないのはもったいないということで着用しているが、同級生からはTJを疑われることがしばしばある。
夏場でも上着を着ることがあるが、大概そういう時は御鏡弥生と同じようなデザインの上着だったりする。本人は御鏡弥生ほど上着に拘ることはあまりない。家では大概Tシャツにトラウザーや裾の長いズボンなどを履いている。
普段から着ている代物がポケットの多い物なのでウェストポーチなどは持っているが遠出したり外出するなどのことがない限り使わない。また、両手か片手が塞がるのを嫌うため全身にくまなくついているポケットとウェストポーチを利用して必需品を携帯しており、必要性を感じないためかポシェットや大きなバッグ、ブランド品などは持っておらず、同年代の女子に比べて大分機動力が高め。
ちなみに彼女の兄がミリ物のレプリカをプレゼントしだすようになったのは彼女のこの性格からである。本当はLとVのマークのバッグとか買ってあげたいが、本人が耐久性や対候性を重視したりあまり濃いめの化粧をしない関係から荷物が少ないためそちらにシフトしたという経緯がある。
・能力
才能再定義の贋作王
Cavalleria Rusticana
・能力値
基礎値:そんなものはない
発動値:‐(発動時に変化するため平均値が出せない)
収束性:‐
拡散性:‐
操作性:‐
付随性:‐
維持性:‐
干渉性:‐
その時々において必要な能力を自身の能力として再定義して発動する能力。
例えば鷲宮准の身に危険が迫った際、鷲宮准を守るために必要な能力の中で最も生還性の高い能力を無作為に選び発動するなど。その結果、幼少期の鷲宮准は自身の知らないうちに能力を行使、暴走トラックの運転手を運命反射などの能力で図らずも殺害してしまう。
作中で披露した能力は全てこの能力が能力自身を再定義した結果として発動したものであり本来の能力ではないが、同時に再定義した結果として発動した能力以外にこの能力の観測は不可能なため、発動した能力=この能力と暴論じみた結論をだしても大して意味合いは変わらなかったりする。
この能力はその時々において必要なレベルにまで、必要とあれば“王位を戴く能力”のレベルにまで能力値を改竄して発動するため、御鏡弥生は当初この能力を魂喰らいの吸血王と誤診した。
・作中で披露した、若しくは明言された超能力
魂喰らいの吸血王
生命力や超能力などを吸って生命力に還元する能力。開幕時と堺境戦時に使用。あまりにも効果が強すぎるため御鏡弥生は当初この能力を魂喰らいの吸血王と誤診した。
堺境戦時には二種類の魂喰らいの吸血王を使用しており、一つは地雷のように設置する半永続型能力吸引機として。もう一つは木刀に纏わせ超能力などを力の大小にかかわらず吸い取る能力。二つ目と三層目の両界が対消滅を起こし、堺境は負けることにした。
空間跳躍
ドクトル・バタフライ戦時に使用。任意座標にタイムラグなしで目標を転移させる。
転移させる方法は任意座標に対して現在存在する存在座標には“いなかった”と定義、任意座標に“存在する”と再定義することで使用存在の存在座標とのパラドックスを修正しようと、世界がその存在を任意座標に配置し直す。
使用しすぎると存在定義が曖昧になり世界の修正力によって存在を剥奪される危険性がある。
運命操作
詳細不明。自身の都合がよいように運命を変える能力と明言されていたが……
因果逆転
当たったから刺さった、という子供の虐め関連のニュース報道でよく取りざたされるサイコパス理論。つまり彼らは殺したから刺さったと云っているのだ。んなわけない。
真面目に話すならば基本的に刺しに行った→刺さった、というのが通常の攻撃の流れだが、刺さった→刺さっているから刺さるということ。
当たるまで拡大し続ける爆心
皆大好きヴィッテンブルグ少佐の活動位階の能力をオマージュした物。堺境戦時に使用。
指パッチンで火花を起こしそれが着弾すると同時に爆発。それが当たらなかった場合、予想進路上を埋め尽くすように爆心が広がり続け、やがて逃げ場がなくなるため絶対必中という方式。
使用は指パッチンである必要性はなくハンドクラップでも何でもいい。ただし鷲宮准はどこで覚えたのか黄色いスーツにカニみたいなヘアスタイルで白目の似合う素晴らしいポーズでこれを使用した。いやいや君たちは運がいい。今回は特別でね。もう一人来ているんだよ。
当たるまで追尾し続ける鎌鼬
皆大好き素晴らしい戦闘シーンが見どころの黄色いスーツにカニみたいなヘアスタイルで白目の似合う素晴らしい指パッチンの第一人者のそれをオマージュ。
当たるまで拡大し続ける方と同様、指パッチンで超振動させた真空の刃を形成し射出する。着弾と同時に追尾をはじめ、二発目以降が当たらなかった場合予想進路上に先回りするように鎌鼬が追尾し続ける。またその性質上炎と相性がいい。こちらも逃げているうちに手足が切り裂かれて逃亡不能になり、最期は細切れになるため絶対必中という寸法。
使用は指パッチンでなくても可能。何らかの方法で体のどこかから音を鳴らせさえすればそれでいい。手伝ってやろうか? ただし、真っ二つだぞ!
空間洞穴
時空連続体を書き換え、本来繋げられない箇所に地続きの空間洞穴を掘削し、そこを通れるようにする。
まあ要するに、ワームホールを作ってそこを通れるようにする能力。元ネタはSplitgateというゲームで最初から使用可能で有効活用できないと直ぐに死ぬ原因になる『ゲート』。
有効活用したり常に移動するように意識して使うと他のFPSでは味わえない挙動を味わえるようになる。とあるつ~ば~が頑張って宣伝と制作者への接触を続けていた甲斐あって海外ゲームにしては珍しく日本鯖があり日本語に対応していて(※)グラフィックもキレイで筆者のような低スぺPCでも遊べるくらいには軽く何気に分からないくらいの隠し具合で日本優遇している節が見受けられる(公式がとあるステージは日本を強く意識して遠い未来の日本をイメージして作ったと同つ~ば~に伝えている)。
※海外のPCゲーム市場における暗黙の了解であるが、PCゲームプレイ人口の少ない日本に鯖を置くのは博打どころではなく地雷として見られており、基本的に金の無駄になったり早期に収支・採算が合わなくなって閉鎖する原因となり得るためタブー視されている。このためこのゲームが日本に鯖を置いているのは収支や採算などを完全に度外視しての完全ボランティアだということである。
また、同様の理由からこのゲームと同様のインディーゲームが日本語非対応なのも同様の理由(プレイ人口が少ない)と英語やロシア語中国語などを日本語に正確に翻訳してくれるような通訳を雇うと云十万単位で飛んで行って採算が合わなくなるからである。
特にインディーゲームにこの傾向が強い。少ない資金でやり繰りするため日本というマイナーな地域と日本人しか使わない言語を早々に切り捨てるのは仕方ない部分である(海外のインディーゲーム開発者に聞いたところ、基本的に海外の人の共通認識として“英語や中国語さえ話せれば中国人だろうがロシア人だろうがカナダ人だろうがドイツ人だろうが、大概の場合は意外とどうにかなる”というのが大多数の見解らしい。その癖日本人がプレイすると大概“日本語じゃないからわからない”と云ったコメントが乱立してウザいため怪しい安い通訳に翻訳を依頼しているというのが実情のよう)。
また、この傾向は大手には当てはまらないことの方が多い。例えばGTAとかBF、CODなどの超有名タイトルがそれである。
・対反転害素用反転害素
才能再定義の贋作王
Cavalleria Rusticana
・能力値
基礎値:そんなものはない
発動値:Overed S
収束性:Overed S
拡散性:F
操作性:Overed S
付随性:Overed S
維持性:Overed S
干渉性:Overed S
御鏡弥生の死刑執行人の断頭鎌に対抗するために覚醒した能力。能力は“御鏡弥生の執行した死刑判決を取り消す”能力。
御鏡弥生の能力に対してしか効果を発揮しない能力であり、そのように鷲宮准が再定義したことでそのように定義された能力として覚醒・成立している。完全自動発動型。
しかし御鏡弥生が能力を発動してからがこの能力の発動タイミングとなり、その上この能力の発動に際し必要となる感知性能は本人に依存するため、0.00001秒でも“死の奇跡”が起こった時点で無機物にしろ有機物にしろ、その存在は一瞬でも死ぬこととなる。このため脳の回転を上げる能力と併用して能力合戦を耐え抜くが、無理やりに自分の脳のスペック以上の行為を連発しているため非常に負担がかかっている。
初使用は御鏡邸周囲一キロ圏内において展開されていた無機物や粗大ごみを持ち寄ったパレードに参加していた老若男女を正気に戻した瞬間。
使用時には両目が赤く染まり、“死の奇跡”が発動すると自動発動して“死の奇跡”を取り消す。しかし“死の奇跡”が起こってから一定時間以上たつと取り消し不能になる。これはすでに死んでしまったという結果が決定してしまったからである。このため市五十二時間以上経過した鷲宮准の左腕の死刑執行を取り消すことが出来なかった。
端的に表すなら『対御鏡弥生専用広域対人支援能力』
・家族組
・御鏡 出雲
父親 加害者兼被害者その3 ??
御鏡弥生の父親。娘を殺すことができず、結局生かす代わりに記憶の大部分を奪うという行為を行った。結果として殺し屋としては最高の能力を娘が得るに至り、しばらくしたのち娘に家督を譲る。
また、鷲宮准については元々御鏡弥生の一部を植え付けていることから御鏡弥生同様に自分の娘のように扱っている。
最終的に鷲宮准に御鏡弥生のことを頼み、事の顛末を見届け娘たちの入学式に参加したのち、世界三周旅行の続きに出かけた。
御鏡弥生が飄々とした話し方をするのは父親の真似。キレて全自動でヒスっているときや感情が揺さぶられているときに出す口調が素である。
婿養子であり、旧姓は空想科学戦艦伊吹に登場した篝火八雲と同じ篝火。八雲が作中で溢したおじさんその人である。また、彼は篝火八雲を捨てたのではなく、八雲の養育費などを工面するためにそちら側の仕事をするようになったために彼の目の前から姿を消した。
鷲宮夫妻とは大学の同級生で、御鏡皐月とは大学の先輩と後輩の関係である。養育費どころか生活費にも困る有り様の彼を構成員として勧誘したのが御鏡皐月で、その後なんやかんやあって婿養子として御鏡皐月と結婚する。
最初は後述の鷲宮洋子を狙っていたが、当の本人と鷲宮聖が良い感じだったのと鷲宮聖の大きな根っこに完全敗北したことと、同時期から面倒を見ることになった甥っ子というにも縁の遠い甥っ子の養育などの関係から身を引く。けれど後悔はしておらず、なんだかんだで御鏡皐月及び御鏡弥生LOVEである。
なお、御鏡弥生の記憶を封じ込めたアイテムの収得をめぐる決闘に際しては娘から頼み込まれたため断り切れず、妻と鷲宮准と自分の三者面談形式を希望し、御鏡弥生が同席しないことを条件に承諾。鷲宮准が面談中に起こった事実を認められた場合に際してのみ、鷲宮准を介してアイテムの授受が行われるという内容だった。
つまり最初から渡す気だったということ。
・御鏡 皐月
母親 加害者兼被害者その4 ??
御鏡弥生の母親。娘を殺すかそれとも心中するかの選択を迫られ、そのどちらも選ぶことができず御鏡出雲に脳死体を利用する方法を提案、実行するに至る。諸悪の根源であり、また作中でも屈指の残酷な人。感情移入しやすいように鷲宮准を御鏡皐月寄りにさせて描いたが、普通に第三者視点から見るとかなり外道な提案をしている。結果として娘は殺し屋としては最高の能力を得るに至り、しばらくしたのちに第一線を退く。
鷲宮准については元々御鏡弥生の一部を植え付け無理に生き返らせた負い目から可愛がっており、鷲宮一家への負い目もあり仕事から私生活から色々と手を回している。
冷めた瞳をしている美女で、笑うのは身内や鷲宮一家くらいな物。キレた時の御鏡弥生の手の付けられなさは母親譲り。つまりヒステリー持ち。
正当な御鏡家の当主であり、名前がその証拠。しかし本人は弥生同様殺し屋などという家業は畳みたいと思っており、そのため弥生が生まれる以前に急激な表社会への業務拡大を同グループ内に置いて幹部クラスの成神一家や道明寺一家に命令。他家からの反発を実力を以て捻じ伏せるなど基本的に武闘派。
見た目からクールで知的な感じがすると思われているが、そんな感じがするだけで基本的にバリバリの脳筋。
所帯を得てからは角が落ちて丸くなっているが、キレれば全自動でヒステリーまで起こすのは若い頃から変わらない。
鷲宮夫妻及び篝火出雲(旧姓)は大学の後輩で、家業のことからしばらく疎遠だったがその間に鷲宮夫妻はポンポコ子供をこさえており、内心羨ましかった。このことからお互い面識もあり比較的対等に話せる相手である篝火出雲を迎え入れており、このため念願かなって生まれてくれた一人娘を溺愛するに至る。
なお、第一子懐妊の折は気味が悪いくらいに笑顔だったそうだ。第一子誕生後はそれに磨きがかかり、使用人が三人ほど胃潰瘍で倒れたらしい。その笑顔のままで生まれたばかりの娘を可愛がっている物だから周囲は気が気でなかったという。本人からすれば生まれてきた娘が可愛すぎて仕方なかっただけ、であるのは言うまでもない。
決闘への参加は基本的に乗り気だったが、決闘内容に関しては御鏡出雲に丸投げしている。どのような内容であろうとも渡すつもりではあったためである。
・対超能力者集団
・ドクトル・バタフライ
超能力研究の第一人者(自称) 御鏡弥生の研究に関与 改心済み 45~60 CV:堀勝之助
決闘直前に放火にあったそうで全身包帯を巻いている。
服装は基本的に焦げ茶色のスラックスに白いワイシャツに黒いネクタイに灰色の綿のブレザーのようなもの。上着にはカーキのナポレオンコートを着ている。左目はモノクルをかけており、足から頭頂部にまで巻かれた包帯が(おそらく頭よりも長く)とんがって横に揺れたりしている非常にどこかで見たことある服装。両手がターボプロップエンジンになっている紅くてデカいロボットに乗るアグレッシブかつ意外と真摯にジャーナリズムと向き合う元新聞記者とは関係ない。
御鏡弥生の超能力実験に無理やり参加させられ、御鏡弥生の超能力を開花させるだけ開花させられたのち機関を追い出された超能力研究者。
当時はマッドサイエンティストだったが人工的に超能力を開花させるのに払ったあまりにも大きな代償を目の当たりにし、その後は機関を追い出される際に何人か失敗作を引き取っており、それが後述の娘たちになる。
それ以降、表向きは大学教授として、裏では犯罪に超能力を用いる超能力者と戦闘を繰り広げている。主に彼の娘たちが。
引き取った失敗作は寿命が短かったため、マッドサイエンティスト時代に培ったクローン技術と超能力研究で培った技術で機械と人体を高次元で融合させた体を培養して脳を移植。それが今現在の彼女たちの体である。超能力研究の遺産を活用した結果、それぞれが固有の武装を発現しており、並みの超能力者では歯が立たない。
この際に培養した機械と人体を高次元で融合させた肉体だが、通常時は少しスペックが高すぎるだけの普通の体であり、武装を取り出した際にはそれらを十全に活用するために体内が機械化すると云った代物。
娘たちからは何だかんだで慕われているようで、今現在培養槽にいる五人目の妹のお披露目を楽しみにされている。やっぱりマッドサイエンティストじゃないか。
四人に共通していることは、歯車のような図柄の光彩を持っており、虹彩は血溜まりのような紅色をしている。なお、五人目の妹は製造工程の見直しからこの特徴を受け継がない可能性が高いらしい。
後に本人も人工的に超能力モドキを体得しており、普段は前述の格好若しくは全身白のタキシードにシルクハット、ステッキを手に能力者と対峙している。
超能力モドキはスモークチャフの超能力“塑性加工・大いなる夢見舞台”である。
周囲の鉄元素やアルミニウム元素などを目に見えないほどの微小金属として固形化させて周囲に飛散させ、飛散させた圏内において電磁波を狂わせたり電子振動を利用して水蒸気を起こすことで霧状に散布し視界を奪うなど、多彩な使い道がある。
またある程度任意の対象に効果を絞り微小な電磁波を相手の体内に送り込むことで幻覚を見せたり疲労感を与えるなども可能で、これらの任意性を利用して逆にバタフライの側からは電磁波を反射させるなどの一種のソナーとして利用することで常に相手の居場所を把握しながらの戦闘が可能。
電磁波を発することからわかる通り、軽いEMPの効果があり、散布圏内では全ての電子機器が使用不能になる。ただし電磁波を反射させることでバタフライや全身が機械に変性している娘たちは活動可能であり電子機器の利用も可能。
効果から察せられる通り、完全な支援型。目立つような能力ではないが、術中に嵌れば並大抵のことでは抜け出せない。
五人でおそろいの銀色の懐中時計を所持しており、ドクトル・バタフライの蓋の裏には『R.I.P./D.B.』と刻印されている。ドッグタグとしての意味合いが強く、孫を含め蝶野一家全員に渡している。ドクトル・バタフライはこれらの他に飛行機事故で無くなった息子と息子の嫁の銀時計を所持している。
表では蝶野博爵という名義で活動している。
ちなみに日常的にブーメランパンツや毒々しい黒の全身タイツなどを人目を憚らず履き熟して出歩く高校生で変態の孫がいるらしい。なんでも『蝶素晴らしいスタイル』らしい。てかお前いつ子供作ってるんだ(単純計算で20代前半からそれ以前に子供を作っていることになる)。
変態の孫の方は変態の孫の方で超能力という存在も知っているし関わってすらいるが、本人が無能力者なのでアプローチを変え、祖父のような多大な犠牲を出さずに超能力のようなものを体得する研究をしているらしい。祖父も乗り気。その結果拾ってきた死にかけの少女を素体として培養されているのが娘たちの五人目の妹。こちらも体を培養して脳移植を施すそう。
一応ではあるが祖父の研究結果として生まれた四人娘たちのことは姉として接しているらしい。どうなっているんだこの一家は。
2.5話と3.5話の間の話であるが、街中でドクトル・バタフライ達と鷲宮准が再開した際に我らが主人公鷲宮准はお茶とケーキを奢って貰った上に銀時計の秘密や超能力の知識まで教えてもらうなどしており、彼らとしては大分可愛がっている模様。なお同席者はA/D/V/Zに加えドクトル・バタフライにその変態の孫。新しい物件を探して不動産会社を梯子していたところに出くわしたらしい。
決闘に参加する際、他の参加者同様に御鏡弥生の介入がないことと決闘条件の決定権を参加者側(鷲宮准も含む)に委ねるという条件で承諾。しかし前日に放火の被害に遭ってしまい参加できなくなったため代理にアウグスタを立てた。
・アウグスタ
流麗の二つ名 白髪 美人 AVに出てきそうな優しい近所のお姉さん ヒンヌー 長女 22(実年齢7~10) CV:沢城みゆき
流麗なるアウグスタ、と呼ばれたことがあるようだが、意外と気に入っている。
二丁の巨大なライフル砲を超能力技術の応用によって入手した亜空間に保持しており、ライフル砲の先端には銃剣が取り付けられ、後部には推進機を兼用するジェネレーターを備えている。これらの大出力を利用してドッペルホルンの援護をしながら両手の武器を踊るように手当たり次第に攻撃して戦線を撹乱、各個人の戦闘距離に否応なく叩き込む戦闘を得意とする。
体術に関しても優れており足癖が特に悪く、両手のライフル砲を鈍器代わりに使ったり、銃として、銃剣刺突、支柱代わりにして相手を蹴るなど、遠近隙なく対応する。五人の中で一番の万能型。
それぞれの銃には型式番号が刻印されており、
右手用回転式対能力者用小銃には『WA-Rm2500G(ヴァルターウントアデナウアーレーツェルモデルツヴァイタオゼントフュンフトウントフンダートゲヴェーア)』意味はWA社製レーツェル型2500番目の狙撃銃
左手用回転式対能力者用小銃には『MsM-OG98(メッサーシュミットモデルオリギナールゲヴェーアアハトウントノインスィヒ)』意味はメッサーシュミット社製オリジナル小銃98番目
と刻印されている。この世界にこのメーカー名の銃器製造会社は存在しないためどこから生まれたものかは不明。
もしも攻撃中に隙が生まれたとしてもそこを縫うようにヴォルケンシュタインの効力射、ドッペルホルンが強襲、アウグスタが追撃しザラシュストラが援護射撃をする。
それぞれの武器には型式刻印の他に死刑執行人の死刑執行時に振るわれる剣に刻印されたらしい一文が彫られている。右手側にはWan Ich Das Schwert thue Auffheben.という古語ドイツ語が彫られており、左手側にはSo Wunsch Ich Dem Sunder Das Ewige Leben.と彫られている。
この二つ合わせて一つの意味であり、意味は『この剣を振り上げし時、我は咎人の永久の生を祈らん』という意味。
これらの武器にはすべて一九式反応装甲と云う物が仕込まれており、超能力によって発生した直接攻撃を八割軽減、物理攻撃を二割軽減、超能力による熱攻撃を四割軽減する装甲を装備しており、接触と同時に発動する。
武器を取り出す際『Groser Waffen! Es gibt show zeit!(グロースエア・ヴァッフェン! エス・ギプト・ショウ・ツァイト!)』と呼ばねばならない。意味はBig Weapons! It's Show Time!とおなじで、日本語訳するなら巨大な武器よ、ショータイムだ。元ネタはThe Big-O
これを叫んだ時点で体の内部が機械に変化し亜空間内より巨大な武器を取り出せるようになる(有体な話すると、サイボーグみたいな状態になる)。このサイボーグ化をしたのちには心臓の位置に三式反応炉と呼ばれる炉心機関が形成され、各武器へのエネルギー供給や一九式反応装甲などへのエネルギーを注入する。
蝶野一家でおそろいの銀色の懐中時計を所持しており、アウグスタのふたの裏には『R.I.P/A』と刻まれている。ドッグタグとしての意味合いが強い。蝶野一家全員が所持している。普段は時計として使っている。
2.5話と3.5話の間の話であるが、街中でアウグスタ達と鷲宮准が再開した際に我らが主人公鷲宮准はお茶とケーキを奢って貰った上に銀時計の秘密や超能力の知識まで教えてもらうなどしており、アウグスタとしては大分可愛がっている模様。なお同席者はA/D/V/Z/に加えドクトル・バタフライにその変態の孫。新しい物件を探して不動産会社を梯子していたところに出くわしたらしい。
ちなみに勝たせてあげたのは攻撃手段が可愛らしかったから(でも530km以上の超速球)。
素の身体能力の時点で既に大昭25年時点におけるプロアスリートの三倍くらいのスペックで、これが更にサイボーグ化することで更に手が付けられなくなる。逆説的にはこの位のスペックがないと力を扱い慣れた超能力者には対抗できないということでもある。
鷲宮准の印象としては童貞を殺しながら歩いているといったもの。実際縦セタパンツルックで出歩くことが多いため大学内においてかなりの数の童貞を殺しながら歩いている。対童貞特攻兵器。
歯車のような図柄をした虹彩の紅い瞳に白に近い色のプラチナブロンドの髪が特徴的。
・ドッペルホルン
彗星の二つ名 可愛い系 ちょっとボーイッシュ キョヌー 少しニヒル 次女 16(実年齢7~10) CV:井上真里菜
二丁の巨大なハンドバズーカを地面に向けて発射し反動で空中に飛び出て同じ方法で中空にバズーカを発射、反動で地面まで落下し、自分を質量弾に見立てて突撃、着地後二丁のハンドバズーカで前線に致命的な穴をあける強襲担当。空中でバズーカを発射する時の姿勢が、地上から見ると二本角の何かに見えるためドッペルホルンと呼ばれる。この戦闘行動が由来となり彗星のドッペルホルンとも渾名される。
ハンドバズーカとはいえ本人の身長分ほどもある巨大さのためそれを振り回すだけでもかなりの威力になり、超近接戦と中距離戦が得意な部類になる。
アウグスタ同様に足技もそこそこ使え、特に回し蹴りの類を頻繁に使用する。この回し蹴りで蹴りあげた対象物をバズーカで発射し敵陣のド真ん中に放り投げたり、爆発物であれば敵陣上空あるいは敵陣ド真ん中で爆発するためかなりの威力になる。
一見隙が多い風に見えるが常に囲まれないように乱射しており、仮に隙が出来たとしても其処をヴォルケンシュタインの援護射撃、ザラシュストラの強襲、取り逃した場合はアウグスタとドッペルホルンで追撃と、役割分担がしっかりしている。
武器にはそれぞれ型式のようなものが彫られており、
右手用前腕部一体型対能力者用圧縮素粒子放射砲『庭式特火重砲』(チェレンコフシキトッカジュウホウ)
左手用前腕部一体型対能力者用制動放射砲『SF-BsK78J(シュナイダーウントファウストブレムシュトラーレングカノーネアハトウントジーベンイェーガー)』意味はシュナイダーウントファウスト社製制動放射式カノン砲78番目の狩猟兵
これらの武器にはすべて一九式反応装甲と云う物が仕込まれており、超能力によって発生した直接攻撃を八割軽減、物理攻撃を二割軽減、超能力による熱攻撃を四割軽減する装甲を装備しており、接触と同時に発動する。
武器を取り出す際『Groser Waffen! Es gibt show zeit!(グロースエア・ヴァッフェン! エス・ギプト・ショウ・ツァイト!)』と呼ばねばならない。意味はBig Weapons! It's Show Time!とおなじで、日本語訳するなら巨大な武器よ、ショータイムだ。元ネタはThe Big-O
これを叫んだ時点で体の内部が機械に変化し亜空間内より巨大な武器を取り出せるようになる(有体な話すると、サイボーグみたいな状態になる)。このサイボーグ化をしたのちには心臓の位置に三式反応炉と呼ばれる炉心機関が形成され、各武器へのエネルギー供給や一九式反応装甲などへのエネルギーを注入する。
蝶野一家でおそろいの銀色の懐中時計を所持しており、ドッペルホルンのふたの裏には『R.I.P/D』と刻まれている。ドッグタグとしての意味合いが強い。蝶野一家全員が所持しており、普段は時計として使っている。
少し皮肉気なところがあるも、基本的には活発。天真爛漫を是としているも生い立ちに感じる部分は多少あるようで、時折蝶野博爵――ドクトル・バタフライが壁を感じることがあるらしく、身体年齢に見合った精神構造はしているらしい。
しかし戦闘中においては普段の不安定さなどなかったこととして強襲と殲滅を是とする戦闘方針を取っており、固定砲台や遊撃を主に行うヴォルケンシュタインやザラシュストラとよく組む。
現在は高校生をやっており、鷲宮准と同学年同クラス。交友範囲は広くもなく狭くもない。なんだかんだはた目から見ても人目を惹く容姿をしているため自然と人が集まりやすいので人付き合いで困るといったこととは無縁。そのうえ他の姉妹よりも圧倒的に大きい。体重自体は比較的軽いが、一部がほかの姉妹よりも大きい。
歯車のような図柄をした虹彩の紅い瞳と瞳とほぼ同色の長い髪をワニ型クリップで持ち上げているのが特徴的。
・ヴォルケンシュタイン
殲滅の二つ名 粗暴系 何だかんだで良い子 金髪 ヒンヌー 俺っ子 三女 18(実年齢7~10) CV:豊口めぐみ
兎に角遠距離から支援砲撃する。
使用する武器であるマシンキャノンは口径のそれぞれ違う弾薬を連鎖的に発射するもので、ガトリングガンとは違う作動機構を備えている。所謂マシンカノン(機関銃の英語訳)の類で、それぞれの発射タイミングをずらして発射することで連射する方式。ついでに、ドッペルホルンとザラシュストラには及ばないまでも一般的に見ればやはり大口径。
弾丸は他のキャラ同様何らかの物体や元素を圧縮しているが、こちらの弾は特別であり、対象物に接触すると爆発する榴弾系の弾丸であり、これをばら撒き前衛と中衛のアウグスタとドッペルホルン、後衛のザラシュストラと自分に効率よく敵を分散・分断することで指揮系統をマヒさせることに在り、高い攻撃力と高い制圧力はその延長線上に過ぎない。
また、前二者と同様に武器が異常なまでに長大な為鈍器としても使用が可能であり、そのため近づかれても一応の対抗は可能。また、ドッペルホルンには劣るがある程度の機動戦闘は可能で、高速機動中に乱射すると大変悲惨なことになる。合掌。
基本的には中遠距離からの固定砲台的な弾幕戦が主である為隙がどうのこうのと云う手合いでもないのだが、接近を許したとしてもアウグスタが強襲、ザラシュストラが狙撃、取り逃した場合はヴォルケンシュタインが体制を整えるとともに支援砲撃を再開しドッペルホルンが追撃と、見事に役割分担が決まっている。
また、狙撃に集中した際のザラシュストラの護衛でもある為乱戦時は特にザラシュストラの元から離れない。だがザラシュストラ一人でも十分に対処可能な場合はその限りではない。というかこの場合が大半。
両手の巨大なマシンキャノンにはそれぞれ型式らしきものが彫られており、
右手用連動発射式機関砲『Rm-MK38GK(ラインメタルマシーネンカノーネアハトウントドライスィヒグロースキャリバー)』意味はラインメタル社製38番目の大口径機関砲
左手用連動発射式機関砲『Rm-MK42GK(ラインメタルマシーネンカノーネツヴァイウントフィアツィヒグロースキャリバー)』意味はラインメタル社製42番目の大口径機関砲
と刻印されている。
これらの武器にはすべて一九式反応装甲と云う物が仕込まれており、超能力によって発生した直接攻撃を八割軽減、物理攻撃を二割軽減、超能力による熱攻撃を四割軽減する装甲を装備しており、接触と同時に発動する。
武器を取り出す際『Groser Waffen! Es gibt show zeit!(グロースエア・ヴァッフェン! エス・ギプト・ショウ・ツァイト!)』と呼ばねばならない。意味はBig Weapons! It's Show Time!とおなじで、日本語訳するなら巨大な武器よ、ショータイムだ。元ネタはThe Big-O
これを叫んだ時点で体の内部が機械に変化し亜空間内より巨大な武器を取り出せるようになる(有体な話すると、サイボーグみたいな状態になる)。このサイボーグ化をしたのちには心臓の位置に三式反応炉と呼ばれる炉心機関が形成され、各武器へのエネルギー供給や一九式反応装甲などへのエネルギーを注入する。
蝶野一家でおそろいの銀色の懐中時計を所持しており、ヴォルケンシュタインのふたの裏には『R.I.P/W』と刻まれている。ドッグタグとしての意味合いが強い。蝶野一家全員が所持しており、普段は時計として使っている。
製造順序的に三女に該当するが、肉体年齢的にはアウグスタの次に年長である。
俺っ子で粗野な言い回しを好んで使うが、初体験に夢見て三十代になって焦りを覚えるタイプ。蝶野一家の中で最も根が善良な部類で、鷲宮准とアウグスタの決闘において最も心配していたのはヴォルケンシュタインだったりする。鷲宮准がピッチングマシンを用意したときのセリフも、逆に投げ返されて死ぬんじゃないかと心配していたのの裏返し。
そういった根の真面目さとかが周り中に話せば話すほどボロを出すミステリー小説の犯人のようにどんどん見た目の派手さと裏腹のいい子ちゃんさが知られ、学校では学級委員をやっており、一年生の頃から生徒会会長である。学校は姉妹揃って鷲宮准と同じ学校であり、卒業が近いため引継ぎをまじめに検討している。
眩いばかりに手入れの良く行き届いた金髪と日常生活では全体に薄いフレームのある角形黒縁眼鏡をかけており、ヒンヌーと歯車のような虹彩をした紅い瞳が特徴として全校生徒に知られている。
・ザラシュストラ
超然もしくは艶然の二つ名 無表情可愛い系 狙撃手 冷静 ヒンヌー 僕っ子 キャラ被りを気にしている 四女 17(実年齢7~10) CV:戸松遥
他のキャラとは違い二丁持ちではなく一丁のみ。
武器はアンビデクストラスブラスターキャノン『三年式反応砲』というもの。特に刻印らしきものはない。
ブラスターキャノンの名の通り大口径砲で在ることには変わりないが精密狙撃(精密砲撃)を前提としており、ヴォルケンシュタインが弾幕による面制圧勝負なら、ザラシュストラは砲撃による面制圧勝負。また、銃口部分は二本のレールのような形状になっている。
また、ドッペルホルンには劣るがある程度の機動戦闘は可能であり、高速機動中にブラスターキャノンを発射するなど、ヴォルケンシュタイン同様にかなりえげつない。
精密砲撃時には一時的に無防備になる為ヴォルケンシュタインによる支援やドッペルホルンとも合わせた観測・情報共有が必要であるが、基本は大口径長射程を生かしたある程度狙いをつけた乱射がほとんどで、一応近距離でも戦える中遠距離戦闘型。
近接戦闘に持ち込まれた際の対抗策は一応用意されている。銃口先端部の二本のレールの間からエネルギーを垂れ流しにして即席の剣として使用することが可能で、近接戦闘用のグリップも用意されている。
アウグスタ同様に近接戦闘用兵装が取り付けられていることから同様に、それなり程度の腕前は在るがプロではない。本職は砲狙撃手。また足技もある程度習得しているが其処まで近づかれることは稀であるのと、近づかれてもドッペルホルンのようなやり方で逃げることが可能である為其処まで必要とはしていない。
これらの武器にはすべて一九式反応装甲と云う物が仕込まれており、超能力によって発生した直接攻撃を八割軽減、物理攻撃を二割軽減、超能力による熱攻撃を四割軽減する装甲を装備しており、接触と同時に発動する。
武器を取り出す際『Groser Waffen! Es gibt show zeit!(グロースエア・ヴァッフェン! エス・ギプト・ショウ・ツァイト!)』と呼ばねばならない。意味はBig Weapons! It's Show Time!とおなじで、日本語訳するなら巨大な武器よ、ショータイムだ。元ネタはThe Big-O
これを叫んだ時点で体の内部が機械に変化し亜空間内より巨大な武器を取り出せるようになる(有体な話すると、サイボーグみたいな状態になる)。このサイボーグ化をしたのちには心臓の位置に三式反応炉と呼ばれる炉心機関が形成され、各武器へのエネルギー供給や一九式反応装甲などへのエネルギーを注入する。
蝶野一家でおそろいの銀色の懐中時計を所持しており、ザラシュストラのふたの裏には『R.I.P/Z』と刻まれている。ドッグタグとしての意味合いが強い。蝶野一家全員が所持しており、普段は時計として使っている。
無表情可愛い系で、何を考えているのか分かりにくいのがチャーミングポイントの生徒会会計。話せば話すほど色々ボロの出る生徒会長ヴォルケンシュタインを眺めていたと思えば助け舟を出すなど、決して無口でも寡黙でもない。ただ、距離が近い。
ズイッと近寄ってきて耳元に息がかかるくらいのところで喋られたりとか、あるいはズケズケとモノをいうなど、全般的に距離が近い。
製造順序的には四女に該当するが、アウグスタに次いで精神的に落ち着いている。少なくとも自分が善人ではないということだけは理解しており、そのうえで悪ぶっていながら根が善良な三女に仄かな嫉妬を抱いている、が姉妹仲は良好。
カビ付きチーズを上げると喜ぶためか教員生徒問わず偶にチーズの差し入れがある。
実際のところは僕っ子で黒髪で同じくらいの身長背丈の御鏡弥生とキャラ被りしているのを気にしている。
歯車のような虹彩をした紅い瞳と黒い長い髪を一本に結っているのが特徴。部活は弓道部。
・良く分からない人
・堺境
結界師 マジカル八極拳 マジ狩る八極拳 チベットの武僧 元宗教者 生と死の蒐集家 ??(見た目は壮年) CV:声の低い人ならだれでもいい
元々チベットで密教の神髄を学んでいた宗教者であり、また古くから天然の要害を利用した一種の要塞における防衛を担う武僧でもあった。
チベット密教を頂点に置きそれ以外の仏教もヒンドゥー教も見下すタイプの悪い意味での宗教者であったが当代の大僧正から世界を見てくるように言われ単身下界に降ろされることとなる。
大僧正の手により大学に通うことになるのだが神秘として教えられてきた数々が奇術でしかなかったことを知り大僧正に直談判する。
その際には『かつてこれらは神秘と考えられてきたが、文明がそれに追いついた。意図的に神秘を起こせるようになった。故にどのような物も歳月に敵うことはない』と教えを受け、更には神の不在まで説かれた。
これらのことから信仰を打ち砕かれた彼はそれまで以上に体を鍛え、世界中を旅するようになり、世界そのものに神が存在しないと云うことを理解する。
世界に神がいない代わりに個々人の中にはそれまで通りに神が存在するという二律背反染みた世界の在りようを理解し、またそれが自分や他の宗教者の信じるような神足り得ず、最終的に行き着くのは自己肯定に近い偶像であることを知るとその受動的な神の在りようと人と云う種をより知るために様々な宗教、様々な人種、様々な人間と関り、その一生を蒐集することにした異常者。
年齢は五十代とか六十代に見えるが実年齢は恐らく百歳を優に超える後期高齢者。その長寿の理由は時間・空間・対能力結界の三層構造によって完全に世界から隔絶された存在となったからであり、故に彼の体が体感する時間は常人の百分の一となっており、百年にわたる旅に耐え抜いてきた。
本編後鷲宮准から身を守る最低限以上の力が欲しいという訴えを受けて太極拳を教えており、夏休み時点での関係は非常に良好。
御鏡弥生のことは好きでも嫌いでもないが、本編後の御鏡弥生には好意を抱いている。ロリコンと云うことではなく、それまでとは違って意欲的に生存を渇望するようになった姿勢に好意を抱き、このため白紙化された三か月、世界に認められたとはいえ世界を滅ぼした御鏡弥生に鷲宮准を預けることに難色を示した。
用いる物は主に結界。概念的には場所と場所を区切る物であるため任意で概念的質量を増加させたり減少させたりもできるし、任意でその範囲を広げられる。
通常、結界は場所を起点とする為固定型になるのだが、堺境を起点として展開しているため堺境が動けば結界も動くというインチキ仕様。
以上のことから描写的に分かりにくいかもしれないが各話での堺境の結界の展開範囲が大幅に違う。また結界の範囲が広がれば広がるほど強制力が弱まるため通常時は半径3mくらいの円を描くように展開されている。




