雪だるま
ある日、机に雪だるまが遊びに来ていた。
「ただいま!お?」
「やぁ、僕は雪だるま。Aに頼まれてやってきたのさ。春になったら溶けちゃうけどね。」
雪だるまは微笑んでいた。
にゃおー!!
ペットのPが雪だるまを叩いてしまった。
「危ない!」
!!!
「いきなりそれは…。」
雪だるまは泣いてしまった。
「痛いよ。」
その日、Aは自転車で事故にあい死んでしまった。
雪だるまは、実はAだったりして。
Pがゴロゴロと、雪だるまに懐いていた。
「猫って温かいね。」
「溶けないんだな〜、不思議だなぁ。変なの。」
俺は小学4年生、精一杯の頭で考えてみた。
そうだ!Aは?
直ぐに送れる信号で
+-+-××
既読にならない。
==×
変だな。
■電話!Aくんのお母さん!
「うん、今から行く。」
「はい、はい、はい、そーですけど。え?ウソだ。やめてよ。はい、出席します。はい、それじゃあ。」
「A事故死…。」
※+-+-××…どこにいる?
※==×…なにしてる?