死合

　【巣作町（すづくりちょう）】
　この町では、死合と呼ばれる制度があった。
　勝者が敗者を自由気ままに好き勝手に出来るという、弱肉強食の制度だ。
　この制度故に、この町には強者しか存在しない。
　そして、その強者のほとんどが【能力拳法】と呼ばれる『特殊能力を付与させた拳法』の使い手だ。
　主人公である【浜崎勝悟（はまさきしょうご）】も、物質を分ける能力を付与させた拳法である【分切一付（ぶんせついっぷ）】の使い手であった。
　この【巣作町】で、何かが起きようとしている。
　【浜崎勝悟】を中心に物語は進み、【巣作町】の強者を巻き込んだ大混乱が引き起こされようとしていた。

※現在連載中の【一日一転　＝日替わり転生生活＝】と同じ世界でのお話です。
　向こうと一緒に読むと、ニヤリと出来る部分が多くあったりします。