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第七章 登場人物一覧(北海道函館・五稜郭編)


◆主要人物(天城家+優人)

天城あまぎ 玲子れいこ

 県警本部長であり、物語のヒロイン。優人の妻であり、三つ子の母。

 出張で北海道に赴いており、現地で大規模事件の指揮を執る。スーツ姿で現れるその凛々しい姿は、弟・遼真や夫・優人を驚かせる。

天城あまぎ 優人ゆうと

 玲子の夫で弁護士。三つ子の父。

 今回の旅行では子供たちと共に函館を訪れ、観光を楽しんでいたが、事件に巻き込まれる。玲子の勇姿を間近で見て、改めて妻への尊敬を深める。

天城あまぎ 遼真りょうま

 玲子の弟。編集者。

 旅行を企画した張本人。優人に休暇を取らせ、三つ子を連れて函館へ。事件に巻き込まれ、自ら人質となる決断をする。姉の勇姿を初めて直接目の当たりにし、誇らしさを感じる。

天城あまぎ 大翔ひろと

 玲子と優人の長男。やんちゃで元気いっぱい。

天城あまぎ 蓮真れんま

 三つ子の次男。少し大人びた落ち着きがあり、優人に似ていると言われる。

天城あまぎ 眞衣まい

 三つ子の長女。母・玲子の幼い頃にそっくりで、家族のアイドル的存在。



◆優人の家族

里帆りほ

 優人の母。穏やかで芯の強い女性。

 旅行には同行しないが、遼真に頼まれて優人に休暇を与えることに協力する。

明音あかね

 優人の姉。面倒見がよく、里帆とともに遼真の計画を支援する。



◆北海道警察関係

北条ほうじょう 雅臣まさおみ

 北海道警察・方面本部長。

 玲子の存在を以前から知っており、事件現場で彼女と共に指揮を執る。玲子の弟が人質と知った署員たちの動揺を収め、冷静に采配を下す。玲子にとっても信頼できる現地の盟友。

•道警察署員たち

 玲子が現場指揮を執る姿に驚きつつも、その指揮力に引き込まれていく。玲子の「人質は私の弟」という一言に動揺するが、最後まで必死に遼真を守る。



◆犯人グループ

•犯人リーダー(名前未定)

 銃器を持ち、倉庫に立てこもる。警察を挑発し、人質を盾に取ろうとするが、突入作戦により鎮圧される。

•共犯者2名

 リーダーと行動を共にするが、SATの突入によりあっけなく制圧される。



◆その他

•観光客・地元住民

 五稜郭を訪れていた人々。事件に巻き込まれ、警察に避難誘導される。

 後にニュースを通じて玲子の姿を目撃し、地元でも話題となる。



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