第六章 登場人物一覧
◆主要人物
•舵村 大輔
警察本部長。玲子の師匠。高校時代は輝政の後輩(一年生の時に三年生が輝政)。
理論派で冷静な推理を得意とするが、弟子である玲子の直感を徐々に受け入れ、師弟推理を共鳴させていく。
•天城 玲子
大輔の弟子。輝政の娘だが本人はまだ知らない。
直感力と人の心を見抜く力に長け、事件の中で成長していく。
夫の優人と新婚ほやほや。事件中も優人から電話を受け、心を支えられる。
•天城 遼真
玲子の弟。輝政の息子。大学生。
観察眼が鋭く、姉と師の間に立ち、推理を補助する存在。姉を支えつつ、事件の真相に迫る。
•天城 輝政
警視総監。玲子と遼真の父。
大輔とは高校時代の先輩後輩。事件の裏にある“未解決事件”の真実を知る人物で、最終話で大輔に「玲子は自分の娘だ」と告げる。
•優人
玲子の夫で遼真の大学時代の友人。新婚ほやほや。
玲子に画面越しのキスをしたり、直接「子どもが欲しい」と伝えたりと、玲子にとって心の支えとなる存在。
⸻
◆ゲスト・事件関係者
•朴 凛奈
“キムチ探偵”。第1話のみ登場。
「キムチの香り」と「キムチの食感」で記憶や真実を引き出す特異な能力を持つ。玲子と遼真に“鍵”を残し、「眞衣さんによろしく」と言い残して去る。
•氷見家関係者
今回の事件の舞台となる名家。
•氷見 篤人:長男。借金を抱え、古文書を狙われていた。古文書を外に持ち出した“真犯人”。
•氷見 志保:長女。家の因習を嫌い、古文書を憎んでいた。兄を庇うため“偽装の未遂”を仕掛けた。
•使用人たち:証言者となり、事件の真相に繋がる情報を提供。




