表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【500万PV】織田勘十郎異伝〜自重しなかった結果、別家を立てて生き残ります。〜  作者: 八凪 柳一
おことわり

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/219

本書に出てくる単語について

いつもお読み頂きありがとうございます♪

もうすぐ100万PVに届きそうでありがたい事です。

(10/22 19:25頃、912,249PV)


 本日頂きました誤字報告という名の感想を見て、おことわりをさせて頂こうと思い、筆を執せて頂きました。


 本書に出てくる言葉には、現代だからOKな言葉が多いのです。こちらは、大学時代に受けた日本語教育課程(留学生などに日本語を教える為の資格を取る為の講義など)の単位にもなっていたのですが、現代で使われている単語と江戸時代・室町時代などの武家の時代、平安時代などの貴族の時代、飛鳥時代以前の古代とでは、一括りに古語とは言えないほど単語が違うんです。


 外来語が由来となっているものだと、特に顕著です。外来語と一括りにしていますが、漢語由来の外来語と西洋由来の外来語とあり、西洋由来の熟語形式になっている外来語は翻訳語とも言われています。


下記は一部ですが、

哲学てつがく暗示あんじ意志いし印象いんしょう環境かんきょう恐慌きょうこう常識じょうしき象徴しょうちょう人格じんかく絶対ぜったい文化ぶんか理性りせい理想りそう意識いしき客観きゃっかん現象げんしょう義務ぎむ権利けんり個人こじん社会しゃかい自由じゆう版権はんけん共鳴きょうめい芸術げいじゅつ公園こうえん肯定こうてい人生観じんせいかん世紀せいき先天せんてん背景はいけい恋愛れんあい情報じょうほう

などが翻訳語と呼ばれる外来語です。


 詳しく知りたい方は、柳父章著の『翻訳語成立事情(岩波新書 黄版 189)』をお読みください。丸山眞男ほか著の『翻訳と日本の近代(岩波新書)』も良いですね。最近の著作物が良ければ、飛田良文著の『明治生まれの日本語(角川ソフィア文庫)』もお勧めです。


 大学時代、前2冊は丸暗記しろと言われて、読みはしたけど、暗記に挫折したので、日本語教育課程は落としてしまいましたが、覚えやすかった単語はだいたい覚えてます。


 さて、何が言いたいか迷走してきたので、まとめると、本小説では、時代考証まるで無視な単語が出てきます。が、それで良いと思って書いてます。だって読む人は、学者さんでも研究者さんでもない、普通の人なのですから。もし、書籍化するようなことになれば、そこで改めれば良いのです。なので、頭空っぽにして、深く考えず、楽しんでくれれば嬉しいです。


 まぁ、歴史ファンタジーなので、歴史上の人物とか、頭空っぽにはならないかもしれませんが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ