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女神

目の前に大きな扉が現れた。

「おっ! これはひょっとしたら出口かもしれないぞ!」

扉を開けるとそこは光輝く空間が広がっていた。

眩しさに目を細めると、一人の女性が立っていた。

「よく来ましたね」

女性は優しげに微笑んでいた。

「あなたは誰ですか?」

「私は女神です」

「めがみさま?」

「はい」

「神様?」

「まあ、そうですね」

「ええっ!?」

私はあまりのことに驚いた。

「あの、ここって天国とか地獄じゃないんですか?」

「違いますよ」

「じゃあ、一体どういうことでしょうか?」

「あなたの願いを叶えるためにやってきました」

「私のお願いを聞いてくれるのですか?」

「もちろんですとも」

「やったぁ!」

「では、早速始めましょうか」

「何をするのですか?」

「まずはあなたのステータスを確認してください」

「ステータス……?」

言われた通りに確認してみた。

Lv.1

職業:剣士Lv.MAX

体力:200000/200000

魔力:25000

攻撃力:25500

防御力:33000

物理耐性:52000

魔法抵抗力:48000

素早さ:30600

運 :10

状態異常無効

スキル 剣術Lv.MAX 槍術Lv.3 弓術Lv.2 棒術Lv.4 体術Lv.7 投擲Lv.3 隠密Lv.8 気配察知Lv.9 罠解除Lv.6 毒作成Lv.5 火属性魔法LV.7 水属性魔法LV.5 風属性魔法LV.5 土属性魔法LV.5 雷属性魔法LV.5 回復魔法LV.7 蘇生魔法LV.5 転移魔法LV.6 結界魔法LV.6 召喚魔法LV.6 収納魔法LV.6 鑑定眼LV.7 言語理解LV.6 生活魔法LV.6

称号 異世界からの転生者 勇者の卵 魔王候補 加護 女神の祝福

「うわっ! なんだこれ!?」

自分のステータスを見て仰天した。

「どうしましたか?」

「いや、なんかとんでもない数値が……」

「そうでしょうね」

「そうなんだ……」

「それで、どんな感じでした?」

「なんかすごい数字になってた」

「その通りですよ」

「はぁーっ……そっか」

何だか納得してしまった。

「ところで、私はこれから何すればいいのかな?」

「それは自分で考えなさい」

「はい」

「頑張って下さいね」

そして再び光に包まれていった。

「う~んっ!!」

目が覚めたら、そこは自分の部屋だった。

(夢だったのか?)

「おーい!! おーい!!」

「うっさいなぁ……。なんだよ?」

「大丈夫?」

「大丈夫って、別にどこも悪くないけど?」

「良かったぁーっ!!」

羅美はとても嬉しそうだ。

「何か変なことなかった?」

「変なことって?」

「例えば、すごく強い敵と戦ったりとか……」

「いや、そんなことないよ」

「本当に?」

「本当だってば。なんで急にそんなこと言うんだ?」

「実はね、ステータスを見たんだけど、レベル1なのに体力が20万もあったの」

「え? 20万? それって多いのか?」

「うん、普通は1000くらいだよ」

「へぇ、そうなんだ」

「だから、心配になったんだよ」

「なるほどな」

(やっぱり強くなってるんじゃないか?)

その時――

『ピンポーン』

玄関からチャイム音が聞こえてきた。

「あっ! 誰か来たみたい!」

羅美は急いで引っ込んでしまった。

(誰だろう?)

不思議に思いながらも、とりあえず行ってみることにした。するとそこには、

「こんにちは」と笑顔を浮かべている女性がいた。

年齢は二十代前半といったところだろうか? とても美人である。

「えっと、どちら様ですか?」

「私は女神です」

「めがみさま!?」


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