第47話「高いヒール」
# 高いヒール
「咲姫? なんか今日は高くない?」
「気に入った靴を買っちゃってねぇ~。でもいつもよりヒールが高いから……。百合ちゃんより大きくなっちゃったぁ」
そうして、カツカツっとヒールを鳴らし、ノースリーブのワンピースをくるっとひらめかせる彼女。
「かわいい、嫁に欲しい」
「えっ? なになに?」
うっかり本音が出たけど呟いただけなので流石に聞こえなかったみたいだ。かわいい嫁に欲しい。
「プライドとしては咲姫より高くありたいんだけど、高身長の僕としては、自分より高い美少女を見るのは楽しいなぁ。咲姫は高くても低くても良いね」
「低くてもって何よぉ~」
「ちっちゃくなっててもかわいいよってこと~」
「えぇ~。わたしは百合ちゃんと並びたいのにぃ~」
「まあね。咲姫も結構身長高いからね。目線が合っていいね」
そう言って僕は、彼女の額に額を当てる。しかし、いつもと違って僕の方が下から見上げる形となってしまった。
「ねぇ百合ちゃん? ……お姉ちゃんって呼ぶ気ない?」
「……なんてウェルカムなんだ」
「待って? それじゃあ、いつもの百合ちゃんだからぁ」
「ああ、つい本音が……。いいね、やってみよう」
至近距離で笑いながら、一旦距離を置く。そしてもう一度、顔を
近付けて、恋人でもなく、でも友達でもないような近さで彼女を見上げる。
「咲姫……お姉ちゃん?」
「んん……っ!」
「僕、久々にお姉ちゃんに甘えたいなぁ? ダメ?」
「んんんん゛……っ!」
目をふせ、口と鼻をおおう彼女。
「咲姫? 何か返してくれないと困るよ?」
「はぁ……はぁ……なんて破壊力なのかしら……」
「普通に呼んだだけだよ? 咲姫、お姉ちゃん?」
「んんんん゛ぐっ! ……っはぁ。百合ちゃんって、顔は美少年だから、弟ポジションにすると卑怯な可愛さだわ……今すぐ食べたいちゃいたいくらい」
「ええ~。咲姫がショタ堕ちしたらヤだよ?」
「大丈夫よっ! こんな感情になるのは百合ちゃんだからこそ……! だからね? あのね……? 今晩は……そういうプレイでしてみない?」
「結局僕が抱かれる話だった!」
お久しぶりばかりになってしまいましたね。
うちの子たちの絵と音楽ばかりやっていて小説がおろそかになっております。
AmazonKindleに出版したいという話はどこへやら……。
今年やりたいなぁと思いつつ、いつも通りやれていないですね~。Kindle専用出版にしたら貰える額は大きいけど、もし他の出版社さんからお声がかかったら困るなぁ~という皮算用をしながら、なんにも出来ていません。行動できないタイプのあるあるですね。
応援のお声や、Kindle出版のアドバイスなどいただけたら幸いです。ネタに関しては毎日でも短編は書けるし。第一部のを土台にして百合短編だけで食べていけるようになりたいなぁ~。
書いてないうちに色々と時代が変わって参りましたね。使いやすかったEvernoteくんからNotionくんに移行したけど、かなり使いにくい。移行したけどフォルダが潰れちゃってるから、面倒覚悟でワンノートに移そうかなとも考えてます。
なろうもUIが変わりましたね。ちょっとこの後書きが書きにくい……と言ってる間に本編よりも長くなりそうないつもの悪い癖……。




