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百合ハーレムの作り方  作者: 乃麻カヲル
第3部一章「百合葉たちの繰り返す春」
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第23話「デミグラスソースハンバーグの歌が完成した話」

【UTAUオリジナル曲】 デミグラスソースハンバーグ【欲音ルコ 連続音】

https://youtu.be/Yj6FXvaunvk

「デミグラスソースハンバーグの歌が完成したよぉーッ!」



 それは、彼女が謎のハンバーグ推しな曲のサビメロと歌詞を送って、それを僕がフルコーラスに仕上げたあと。彼女に曲を送り返してからの話であった。



「曲聴いたけどさ……。いや、まあ良い曲だね。ただ、歌詞なにこれ」



「歌詞! デミグラスソースハンバーグが食べたい想いをフルで付けた! めっちゃ悩んだんだよなーこれー!」



「まあ悩むだろうけど」



 そら悩むだろうさ。僕だって、フルでメロディ作ってよくわからないギターソロを追加したりして。そこに歌詞を加えるのだ。初心者なら誰だって苦労しないわけはない。



 ただ問題点は……。



「これさ。仄香視点の曲だよね?」



「そーだよー!」



「んでさ。ハンバーグ作ってるの僕だよね?」



「そーだよー!」



「ケチくさいパサバーグって何さっ!」



「ちーがーうーっ! 『デミグラスソースがちょっとケチ臭い、君特製パサバーグ』だよ!」



「何が違った!?」



 あんまり違いが見られなかったけどっ!?



「いやさー。ゆーちゃんの作るご飯って、安い食材ばっか使うじゃん? 豪勢じゃないってか質素? だから、作るハンバーグもきっとパサパサなんだろうなーって」



「風評被害だっ!」



 僕まだ仄香にハンバーグ作ってないのに! そもそもハンバーグなんて具材が高いとか以前に面倒だから作りたくないだけなのに! もし現実で仄香に頼まれたら豆腐ハンバーグを用意してやろうか……。



「あとさ。これ、歌詞の世界はどういう環境なの? みんなで食べたいなーとか」



「ああそれねー。将来的にさー。みんなで結婚してさー。そしてあたしは、働くみんなを尻目にニートになるんだ!」



「無職宣言すなっ!」



 百合ハーレム結婚はとても良いけどね!



「あとゆーちゃんは早く帰ってきてからご飯作るの! 蘭たんとさっきーの方が収入多くて申し訳ないからって!」



「アンタが作れ無職っ!」



 どれだけ僕が働かされるんだ……。いや、美少女の為ならやるだろうけどさ……。最初からアテにされるのはなんか違う……。



 そして、蘭子と咲姫の方が収入多そうというのは妙にリアルで、なんだか泣きそうになる……。いや、僕の方が成績いいんだけど……。その、学校の成績だけでは敵わない面もあるし、なんなら僕のこの考えすぎな性格では良い職にありつけるかも分からない……。だからあの二人が稼ぐというのは説得力がある……。



「そういえば、仄香の妄想の中ではユズはどうしてるの?」



「えっ? あたしと一緒にニートでゲームしてるー」



「友達をニート仲間にすなっ!」

曲の宣伝です。前に、曲が未完成なのに同じような話を書いたような……? まあいいよね!(適当)


まさにこの小説のノリから曲が出来てるので、その裏話というか曲解説みたいな内容になってます。


5人の百合ハーレム結婚って、実際あったらかなり大変そうですね……笑

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