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百合ハーレムの作り方  作者: 乃麻カヲル
第1部一章「百合葉の美少女集め」
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第40話「先生と部活の過去」(追加)

 蘭子に気がある咲姫にモヤモヤした翌日。



 僕はいつもより早めに登校し、職員室に向かった。ちょっと、気になる事があって。部室の報告ついでに。



「前の部員と先生は仲が良かったんですね」



「顧問だからそりゃそうだが……。わざわざそんな事言うって事は、何か見つけたのかな」



「先生の写真がカメラのSDカードに残っていましたよ」



「ああ……そうか……。ある程度はちゃんと消してあったと思ったんだが……。いや、SDカードは無かったはずで……なるほどなぁ」



 と、勝手に納得する先生。つまりは、先生がチェックした後に、SDカードが戻されたという事だろうか。わざと? 思い出を部室に残したくて?



 まあ、前の顔も知らない部員の気持ちなんて、分かりっこないや。



「わたしはただ、君たちにあの部活を残して欲しいだけなんだがなぁ。どうにも色恋沙汰が邪魔をする……」



 色恋沙汰? もしや、先生と部員との恋愛関係で部活に何か影響が?



 となると、僕が今やろうとしていることも、ちょっぴりまずいのかもしれない。あんまり、迷惑はかけないといいけれど。

 

「なにか、いろいろとあったみたいですね。今回のはあくまでも報告だけなので、深くは追及しません。安心してください」



「ああ。そう言ってもらえると助かるよ。君はなかなか察しが良くて助かる」



「いえいえ。せっかくの部活を無しにしたくはないので」



 藪をつつくような真似はしたくないからね……。



「多分、そのうちに……話すことになるかもしれない。前の部活の事件を……。だから、今は部活を作る事だけに専念してくれ」



「はい」

短いですが、伏線貼りっぱなしで回収し忘れが怖いので、ちょろっと話を挟んでおきます。

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