人物紹介&ここまでのおはなし
○スオウザカ・エイト
・自分。ふつうの青年、かな。カードが好きだけど、ふくざつな思いがある。
呪いのカードに導かれて、異世界にきてしまったらしい。なんとか生き抜こうとがんばってはいるけれど…
○フォッシャ・クナシミリ
・なぞの生物。相棒……なのかな。カードを実体化してしまう禁断のカードを探してるらしい。
実は女の子。彼女の明るさにひっぱられて、どんな逆境でもどうにかなる気がしてくるから不思議だ。
○ハイロ
・カード友達。帽子とズボンが印象的な女の子。すごくいいヤツだ。
……まさか俺に女の子の友達ができるとは
○ラトリー
・お世話になった町長さんのお孫さん。お医者様をめざしてるのだとか。
○ローグ・マールシュ
・ゴスロリのような綺麗な服をいつも着ている美人保安官。俺を怪しんでなにかとつっかかってくる。
冒険士の筆頭的存在でもあり、市民から絶大な人気がある。
○ここまでのあらすじ
呪いのカードによって、カードと魔法の世界にやってきてしまった俺。
それでもカードゲーマーだった頃もっていた『暁の冒険者』ってエースカードのような強さに憧れて、どんな逆境でも越えてやろうともがいてきた。
この世界ではカードゲームが人気だ。カードをつかって実際にたたかう競技エンシェントで、俺はレアカードと経験を活かして荒稼ぎし、そのお金でなんとか生活をしていた。
そんな逆境のなかで得た相棒は、なにやら古代族という特別な種族で、しかもカードを実体化する特殊なスキルを持っていた。
カードが実体化してトラブルもあったけれど、相棒や、カードを通してできた仲間がいるおかげで、俺はこの異世界でも生きていける気がする。
そう信じて、フォッシャの目的である『呪いのカード』を回収するために新たな冒険へと旅立つ。
次回の更新→『第一章最終真理』4月29日深夜