真理追究カード⑦ エイトのメモ
・どうやらこの世界はいろんな種類の魔法のカードの存在によって文化が成り立っているらしい。
・その中には危険なカードもあるらしい。おそらく俺は呪いのカードによってここに飛ばされてしまったんじゃないかと思う
・オドという魔法の源みたいのがあって、空気中のそれらが生物に力を与えたり、運を左右したりすることがあるらしい
・スキルという能力を生物はもっていて、才能や後天的な努力によって習得できるらしい。俺の場合は逆境に強くなる可能性があるそうだが、どうなんだろう。
・オドの制限というのがあって、強力すぎるスキルは持つことができない。またカードも大昔に比べて安全なカードしか使えないようだ
・特別にオドに認められた冒険士という職になれば、やや強力なカードの制限が解除されるようだ
・フォッシャはなにか特別な一族だそうで、カードを実体化してしまうとんでもないスキルを持っている。彼女もまた呪いのカードを危険視し、集めてまわっている。俺もそれについていっているのが現状だ
・エンシェント式という結闘大会があり、そこでも昔のカードの使用が一部解放されている
・カードゲームの大会もあるそうだがエンシェント式のほうが格が高いらしい。でも今はデッキも揃っているし、そのうちカードの大会にも出てみたい気持ちはある。と言ってもどのくらいのレベルなのか興味本位で知りたいだけだが
・キゼーノ・ユーディットガウスはプロのヴァルフであるとか。カードゲームも恐ろしく強い。正直なところ彼女の試合を初めてみたとき、ド肝をぬかれた。
・フォッシャのカンを頼りに呪いのカードを探し回ったが、みつからなかった。そこで【探索】というトリックカードがあれば目標の場所がわかるのではないかと俺たちは考えた。御前試合で優勝できれば景品としてそのカードを入手できる。それで出場を決めた。
次回の更新→6月18日火17時ごろ




