表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Re vival ー1000年の命ー  作者: ☆4IPON☆
序章
1/1

00話 あなたは、私のことを愛してくれるよね?

どうもこんばんは。

作者の☆4IPON ☆です。

また、思いつきで連載を始めました。

ちゃんとやりたいことはあるので、次話から話の軸をしっかりと固めていこうと思います。

それでは、00話、お楽しみください。

何度終わっても、何度終わっても、また始まりは来る。


人の命は、終わったら最後。もう何もない。


人生は片道、コンテニューとかできないんだよ。


終わりがあるから、儚くて、切なくて、楽しい。


そう思うでしょう?あなたも。


「......でも、死にたくないって思うよね。大半の人は。」


あーあ、また...最初からか。私だって、時間がないんだよ。


あなたも協力してって、言ったのに。ひどいよ。


「ご、ごめん!そんなつもりじゃ...。」


もう遅い。さよならー。



ーー私の、最愛の人。



________________________________________________

2016年/1周目


あれから、2年が経って...私の時間もそろそろ残り短くなって。


私の命は、終わらない。


でも、条件を満たせば、終われる。


終わらせてもらえる。


私は、普通の人間だった時に、たくさん悪いことをしたから、永久の命にされた。


死ねないって、苦痛だよ。


どんなに苦しくても、どんなに辛くても、どんなに痛い思いをしても、死ねない。


私がしなきゃいけないことは、2020年の3周目までに、旦那さんを作り、その人と愛し合って、生涯を一緒に終えること。


要するに、旦那さんの死に際を看取ってあげればいいの。


それで、私の人生は終われる。


これを、1020年からずっとやってるんだよ?


すごいでしょ。


いろいろな時代を見てきたよ。


一回戦争で死んじゃったんだけど、やっぱり死ねてなくて。


目が覚めたら、全然知らない場所に捨てられてたりしてた。


私は、何回死んでも、次の体があるんだ。死んだら次、死んだら次、ってどんどん体が湧いてくるの。


だから、どう頑張っても死ねないの。


せっかく、あなたを見つけたんだから。


世界でたった一人の、私の大事な人。


私を愛してね。


ーー私も、あなたを愛するから。



________________________________________________

とまぁ、私のことはこんな感じで。


ちゃんとわかってもらえたかな?私のこと。


あなたなら、わかってもらえるわよね。


私の、最愛の人だもの。


そうよね。初めて会ったのは、ええと......。


そうそう。学校の中庭だったね。


あなたが木の下で本を読んでいた時、私とたまたま目があったんだっけ。


懐かしいね。


私は...ほら、君としか話せないからさ。


これもルール。いろいろなルールがあるけど、多分これが一番めんどくさい。


自分の旦那さんとなり得る人間としか話してはいけない。


話してはいけない、というより、実際は話させないに近いかもね。


声が出ないものだから、意思をどうにかして疎通させなきゃいけないし。


あの日も、今日みたいに雪が降っていたね。


と言っても、この世界では、毎日降ってるもんね。雪。


ふふ、楽しい毎日をありがとう。


最後まで、一緒だから。


________________________________________________

2016年/2周目

今日から2周目だね。


この国って、謎だよね。まず、名前がないってよくわからなかった。


しかも、年中雪が降ってるのに、積もらないし。


時間の概念もないし...。


この世界の人はみんな、あそこの時計塔の鐘の音だけで生活しているんでしょ?


なおさらよくわかんないよ。


私のことがよくわからない?そっか。じゃあ、これから分かっていってもらわないとね。


私、名前がないんだ。あなたの好きに呼んでね。


それと、好きなもの、人はあなただけ。他の人とはコミュニティを持たないから。


なにかやりたいこととか、不自由なことがあったら、なんでも言ってね。


力の限りお手伝いするから。


えっと、もう特に何もないや。


あなたの自己紹介?うぅん、大丈夫です。


あなたは、あなたなんだから。


ちゃんとわかってるよ。


これからもよろしくね。そうだね...次は3周目か。


3周目までに、もっと仲良くなりたいね。


そうだな...今日、デートしよっか。


場所は...。


ーーあの時計塔の、てっぺんのところ、行ってみようよ。




今回も、そしてこれからも、この小説のあとがきは補足説明的な何かで埋め尽くされると思います。都合上、致し方ないと思っていただきたいです。はい。


まず主人公の女の子ですが、彼女のセリフにはあえて「」⇦これをつけていません。

設定上、話せないってことになってるので。

そして、主人公の女の子が語りかけていたのは、この小説を読んでくれている、読者様本人、となっています。つまり、今、読者様は、このお話の主人公に愛されている、と。そういうわけです。はい。


とまぁ、このように、次週からも、あとがきは補足説明的な何かで埋め尽くされるというわけです。

今回はここまでですが、また次回、いろいろな補足が入ります。


非常に読み疲れる作品になると思いますが、どうかよろしくお願いします。

それでは、次回も良しなに。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ