表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/34

D-機動司官

僕らを襲ったのは【蛇の目】と恐れられる衣千夏だった。彼女の相手の動きを止める力にまんまに嵌まり、なすがままにされる僕ら。だが、その窮状を救ったのは鈴寧の膨大な力だった。力から逃れた一瞬で、僕は図書館の中へと逃れるが――。

「……逃げられた?」

 美涼は耳に手を当てたまま、実に不快そうに眉を顰めた。

 フィジホンから聞こえてくるのは、怯えたような部下の声音だ。

 美涼は彼女の言い訳を聞き流しながら、眼前の虚空に指を滑らせた。

 その動作と呼応するようにして、美涼がかける眼鏡のレンズがじわりと輝いた。

 ――図書委員専用情報伝達インターフェイス、通称「GLASSE」は、主人が定めしショートカットを読み取り、最小限に纏められた指示を即座に伝達する。

「……んだァ、隊長、とんだ体たらくだなァ」

 と、そんな美涼を嘲るようにして笑う男がいた。

 舌打ちをし、GLASSEの縁を撫でてその男に向き直る。

 男は全身を分厚い装備で包んでいた。

 重厚なジャケットや膨らんだズボン、腰のホルダーには各種制圧用の小道具がぶら下げられている。

 黒光りした箱のようなものを背負っているが――重さなど微塵も感じていないのか、悠々とせせら笑っている。

 男の髪は金色に塗られているように艶めいていて……その前髪がにゅるりと突き出していた。

 さながら軍人が手に持つ対戦車砲バズーカのようであり、大地を削る掘削機のようでもあった。

 そんな奇抜な前髪の中から、一枚の透明な板が飛び出しているときているから尋常ではない。

 それは彼専用の特別製GLASSEであり、たった今伝達された情報を確認し終えると、髪の内側にスコンとその板をしまいこんだ。

「衣千夏が向かっておいてすたこら逃げられた……ハハハ! 隊長さん、そりゃな、アンタの作戦が間違ってたんだよ。そんな怖ェ顔してよ、俺らの可愛い後輩をいじめないでやってくれよォ」

「……責任の所在は後ほど問います。円滑に作戦を終了させる為にも、そのうるさい口を閉じておいてはくれませんか」

「おお怖ェ怖ェ! だが、いいぜェ! 隊長さんには従おうじゃないか。口を閉じりゃよォ、アンタの命令に「YES」と答える必要もなくなるからなァ!」

 一瞬。

 この減らず口を叩く男を取り巻くようにして、どろりとした怒気の渦が注がれた。

 美涼は大きく溜息を吐いて、手を横に薙ぎGLASSEの視覚情態モニターモードを切った。

「如月源路二級官……貴方がどのような態度を取ろうが、返事をしようがしなかろうが、どちらでも構いません。ただ、狼藉者二人を捕らえるという使命を忘れた時には。私は貴方に容赦しませんので。それだけです」

 男――如月源路は、その脅しを喰らい、口元に冷ややかな笑みを浮かべ、己が主人の双眸に向かい合った。

 御舟中央図書館のエントランスは今、緊張感が極限にまで張り詰めていた。

 ……そんな二人の微妙な空気を知ってかしらずか。

 突如場違いに明るい声が引き裂くように響き渡った。

「ちょっとちょっと! 源ちゃん! 駄目でありますよ!」

 たたたた、と軽やかな足音と共に何かがやってきて、如月がそちらを見ようとしたその瞬間。

「どーん!」

 彼の腹部に小さな何かが衝突した。

「ぐふっ」

 如月は突き倒されるように背中から床に倒された。

 男を突き倒したそれは――長いツインテールをふさふさと揺らしながら、馬乗りになりながら、ぽかぽかと彼の胸板を殴った。

「隊長さんを困らせるなんて、源ちゃんは悪い子であります! ぶーぶー!」

「ッァあ! るせェ糞ガキ! うぜえからそこをどけ! 今すぐ!」

「いつもの隊長さんじゃなくて別な隊長さんだから拗ねるのはわかります! でも隊長さんは隊長さんだから、あの隊長さんと同じ隊長さん……あれれ……」

「あーもう! 波奈ハナ! テメエは頭使うんじゃねえ! 馬鹿なんだからよォ!」

「む! 源ちゃんに言われたかないです! それでも源ちゃんは誇り高き――」

 そして少女が口にしたのは。

「第二機動司官ですか!?」

 そのワードであった。

 美涼は、パンと手を叩き「そこまで」と打ち止めた。

 二人を見下ろしながら、言葉を紡ぐ。

「事態は一刻を争います。目標……αとβは館内部へと侵入。即時室外用装備から館内戦闘用装備に切り替え包囲網を敷きます。相手はあの衣千夏を通るような実力を持っています。油断しないように」

 少女は慌てて如月の上から立ち上がった。

「本来は大園庭で包囲、無力化をする手順であり、我々は指揮と後詰めの役割でした。……が、敵は内部にいます。まず館内に残っていた我々がαとβを抑え、別隊が再び「檻」を形成します。了解しましたか、如月源路二級官、羽海野波奈三級官」

 羽海野と呼ばれた少女はびしりと敬礼を決め「はい!」と元気に返事をする。

 そしてちょこんと首を傾げ。

「そして……我々は何をすればよろしいでしょうか」

 美涼は頭痛を堪えるように、目を閉じた。

 確かにGLASSEには事細かな作戦を入力した筈だが、この女の子の前では煩雑で面白くない、無味乾燥な情報でしかなかったのだろう。

「情報局」の一員が、作戦という最も重要な情報をないがしろにする……本来ならば論外であり、図書委員などに選ばれる筈も無い。

 ――だが、この二人には、そんなことすら小さなことと思えるほどの。

「……なァに。波奈。すっげェ簡単なことだよ。つまりだなぁ、悪やつらを」

 如月が前髪を揃えながら、満面の――歪んだ笑みで。

「ぶっ殺せば、いいんだよ」

 ――そう言い切れるだけの、力があった。

 羽海野の表情が、ぱぁと花咲くように輝いて。

「はい! じゃあ頑張りましょう源ちゃん!」

 とてつもなく簡単に、そう返事をした。

 その途端、それまで冗談に興じていた二人の眼が、奥底に漆黒の氷が鎮座したかのように引き締まり。

 まだ見ぬ敵への闘争心が両者の全身を覆うようにして、濃密な殺気として溢れでた。


 ――これこそが、「情報」という果実に群がる悪しき害虫を誅する部隊。

 ――図書館に認められた武力、機動司官、その第二が持つ、実力と自信。

 ――なんとまあ、扱いにくい。

 

 美涼は、人差し指を、虚空に伸ばした。

「……αとβは「機密室」への廊下にいます。どうせ入れないとは思いますが……迅速に行動してください。また、ここへ来る前に、風紀委員と揉めていたようです。彼らが奴らへの材料となる可能性が高い。いつも以上の体勢で、捕獲に臨んでください」

 如月はぐるりと肩を回した。

 羽海野は静かに呼気を正した。

「EIYuTHBGer:TSRL。機動します」

「GNBUiiVRer:TSRL。機動します」

 そして、美涼は頷いた後。「まぁ」と続け。

「我々の仕事はもう残ってないかもしれないですが」

 何故ならば。

「第一の獅子戸さんが向かっているので」

 それが、理由であった。


 …………………………


 僕らが跳んだ廊下は、とても長かった。

 あの時、窓ガラスからここが見えなければ、館の中にまで跳べなかったのかもしれない。

「――成瀬! しっかりしてよ! こんなところで、倒れたりなんてしないで……!」

 その場にとどまるわけにはいかなかった。

 安全な場所など、どこにあるわけでもなかったが、僕らは歩みを止めるわけにはいかなかった。

「こんなとこまで付きあわせといて……! 中途半端に死なれてもこっちが困るのよ、馬鹿!」

 その通路は細く、薄暗かった。

 床には真っ赤な絨毯が敷かれていて、窓から差し込む夕の陽を柔らかく吸い込む。

 僕は、今、鈴寧の肩を借りながら。

 一歩ずつその通路を歩んでいた。

「男の子でしょ! そんな弱った姿、女の子に見せるんじゃないわよ!」

 僕は限界だったみたいだ。

 菱木要次郎との戦い。そして風紀委員に追われ、図書委員に襲われた。

 ここまで来れたことが奇跡みたいなものだった。受けた傷も少なくない。最後の【ポーツ】で跳んだところで、体力の全てが尽きた。

 鈴寧が、全身に【キネシス】の鎧を張って、僕の体を支え立たせてくれている。

 とにかくどこか落ち着ける部屋に辿り着きたい。

 だが、この通路には不気味なほどに扉が無かった。

 導くように。この廊下は一本の道となって、僕らに歩むことを強いる。

 閉じようとする意識をなんとか押しのけ、一歩ずつ、足を前に出す。


 感覚でわかる。

 大勢の人々が、ここへ殺到しようとしている。

 慌ただしい害意が、僕らへと集中していた。


 鈴寧が喝を入れてくれる。ここで立ち止まることは即ち終わりだということを教えてくれる。

 記憶を探す旅、その真実へと肉薄しているというのに、僕は眠ってなんかいられない。

 永遠に続くかのような、長い長い真っ赤な道は――果たして、大きな一枚の扉を前に途切れた。

 周囲の落ち着いた木材の空気を全てぶち壊すかのような、黒く冷たい扉だった。

 僕ら二人を拒絶するように立ちはだかり、行く先を封じている。

「……なによ、これ」

 鈴寧は、僕を傍の壁にもたれさせ、そっとその鉄の扉に触れた。

 力いっぱい、全身の【キネシス】を稼働させて、立ち塞がる障害を切り開こうとする。

 だが、鉄の門番はまるでびくともしない。

 これがどうしようもない程堅牢な関門であることを、僕らは悟った。

「……ふざけないでよ、こんなの……こんな、こんなところで……「情報局」に捕まって……!」

 彼女は、素早く辺りを見回した。

「どこか……どこかに鍵がある筈……! こんなゲート、電子制御に決まってるんだから、どこかに……!」

 そして、扉からやや離れた場所に取り付けられた、カードリーダーを発見し、鈴寧はそこへ近付いた。

 スカートのポケットから革のパスケースを取り出す。

「お願い……これで……お願い!」

 祈るようにして、そこから真紅のカードを抜き取る。

 ――あれこそが、最上級の証、A級市民(レッドランク)のIDカードだった。

 鈴寧は、コンソールを操作した。

 小さなモニターが、不意に光る。

 闇を祓う神剣を掲げるような、厳かな所作で、赤いカードを指で挟む。

 そして。

「お願い……!」

 そんな願いと共に、彼女は、一気に。

 IDカードをリーダーに通した。

 

 だが、鳴り響いたのは。


『認証に失敗しました。不正な権限です』


 たったそれだけの、簡素な否認だけだった。


「……クソ! この権限でも駄目なんて……それじゃあ、また、戻るしか……!」

 鈴寧は爪を噛みながら焦っていて。僕は壁に身を預け、朦朧とした意識で彼女を見ていて。

 ――そして更に、最悪なことに。


 突然、背筋に氷を流されたような冷気に襲われた。

 その空間まるごとの温度が奪われ、空気が重苦しく邪悪なものに変容したようで息苦しくなる。


 かつりと、靴音がした。


 僕と鈴寧は、反射的にそちらを向いた。

 いつからそこにいたのだろうか。

 影のように真っ黒な男が、そこにいた。

 漆黒の、裾の長いコートに身を包み。

 ツバの広い帽子で顔を隠しており――それも同じように暗黒の色だった。

 冥府より使わされた死神のような風貌で、男はぬらりと佇んでいた。


 鈴寧の眼は見開いたまま凍っていた。

 それは絶望の表情であり、恐懼に震える獲物の表情であった。

「――やめてよ」

 彼女が引き摺るように絞り出した言葉は。

「冗談でしょう、第一機動司官が、来るなんて……」

 図書館の番犬に与えられた、肩書であった。

 絶望の名を背負い、男は、ゆっくりと。


 拳を構えた。

 それは、彼の、僕らに敵対するという意思表示でもあったのだろう。


「【キネシス】!」

 鈴寧が素早く手をかざし念力の暴風を吹かせる。

 呑み込まんとするは黒の男。ただでさえ規格外の力は彼女の手により一点に撚り合わせられ、必殺の刃となり敵を屠る。

 第一機動司官の黒はそれを避けるでも、逸らすでもなく。

 ただただ愚直に真っ直ぐに。

「【ウェイズ】」

 貫くようにけんを撃った。


 空気が罅割れた。

 

 起こりうるはずもない超常の現象が、目の前に広がった。

 男の前の虚空は幾筋もの亀裂が走り、ミシリと悲鳴を上げて。

 弾けるようにして、透明の粒子と成り崩れ去った。

「……「破壊」の【ウェイズ】」

 男の拳はこちらに牙を向けている。

 鈴寧は、その死神に対峙できるはずもなく。

 ただなにもできず棒立ちになるだけだった。

「……【キネシス】すら、触れただけで砕くその権能……笑えやしない、わよ」

 魔女が放ちし異能の風は、今や緩やかに地に落ち行く塵でしかない。

 文字通り粉々に砕かれたのは、その力か彼女の心なのか。

 畏怖と諦念の混じった声で、鈴寧は。

「――獅子戸剛蓮」

 魔の使者の名を呼んだ。

 獅子戸の全身がしなやかな気息で満たされたと思うと。

「――【超能拳法サイキックアーツ】」

 そんな囁いた。

 気取れないほど静かな歩法で近付いた刹那、地を滑った。

 先の鈴寧の【キネシス】が暴風とすれば、此方こちらは突風。

 闇の風と化した男は一直線に鈴寧へと魔の手を伸ばす――。

 その一歩、手前で。

 僕の触手は彼の首に巻き付いた。

「させ……るか……!」

 もう倒れそうだ。景色が霞んできた。倒れてしまいたい。

 だけど……そんなことをして……!

「誰が鈴寧を守れるんだよ……!」

 ぐるんと獅子戸はこちらを見やった

 お前が誰だか知らないけど。

 こんなところで負けるわけにはいかないんだよ。

 言葉を成さない絶叫を上げ、奴の骨を折るつもりで触手の力を込めた。

 だがいつの間にか、彼の手は己に巻き付く肉を掴んでいて。

「【ウェイズ】」

 亀裂が走り爆ぜた。

 肌の色と血の赤が入り乱れる鱗粉の如く宙を舞い。

 力を込めていた反動で僕は後方にたじろいだ。

 その絶大な隙を逃してくれるような男では無く。

 地を蹴り、ぐんと加速しながらこちらとの距離を詰めた。

 死神の右拳が引き絞られる。

 此処はもう死の射程範囲内。不気味に光る眼光が、避けようのない末路を物語っていた。

 僕は最後の力を振り絞った。


 ――この賭けが成立できなければ。

 ――僕の負けだ。


 千切れてないほうの手を、強く強く握りしめ。

 僕は、ありったけの闘志を獅子戸に浴びせた。

 行くぞ。

「――――【キネシス】!」

 大きく振り、荒波のような力を男へ放った。

 鈴寧の法外な念量に難なく対処した男だったが。

 

 そんな規格外が二人もいるとなると、どうだ。


 そんな事態を想定し得る筈が無い。然るにこの一撃は通らなければいけなかった。

 ……だが、僕は、もっと考えなければいけなかった。

 今戦っているのは、あの規格外が恐れるほどの、悪魔なのだということを。


 獅子戸の膝が落ちた。

 力無く崩れ落ちたかのように見えたが――否。

 それは技術だ。

 筋肉を作動させ、無理矢理ブレーキを掛け力いっぱいしゃがむ、なんて非効率な手段とは隔絶された戦闘技術。

 より確実に素早く相手の懐へと潜る為の術理であった。

 彼は速やかに膝の力を抜く。必然姿勢は低くなり、尚且つそれまでの推進力を一切殺すことなく。

 完璧な「一歩」で――第一機動司官獅子戸剛蓮は【キネシス】をくぐり抜け、僕の目の前で拳を引いていた。


「【ウェイズ】」


 微塵の感情も入り込まない冷徹な声音でそう呟き、無慈悲な鉄槌を撃った。


 腹に衝撃が打ち込まれ、世界が白く停止した。

 僕の【キネシス】は虚しく廊下の壁に爪跡を残し。

 そしてぴしりと音がして。

 僕の全身は罅割れた。


 執行を遂げた獅子戸は、足元の雑魚を捨て置き、次なる獲物へと振り返った。

 そこにいる鈴寧は。

 さっき僕が【キネシス】で飛ばした、パスケースを持っていて。

 中から取り出した、あの謎の白いカードを指で挟んでいた。

「……あんた」

 それまでの恐怖なんて全て吹き飛んだとでも言うように、彼女は実に不思議そうな表情で、ぽつりと呟く。

「何者なの……?」


『認証に成功しました。ゲートを開きます』


 獅子戸は、立ち尽くしたように見えた。

 揺るがすような震えと共に、固く閉じられていた鉄扉がゆっくりと開いていく。

 黒いコートをひらめかせ、彼は再び此方を見やった。

 そこには――罅割れた【キネシス】の殻から這い出る動く、僕の姿があっただろう。

 男は一瞬判断に迷ったようだった。

 だが、まずはこの弱った僕から、もう一度始末しようと決めたみたいで。

 拳を構え、僕に一歩寄ろうとする――。


「【キネシス】」


 だが魔女がそれを許さない。

 床の木材を削りながら、獅子戸と僕の間に不可視の壁が立ちはだかった。

 反射的に後方へとステップする男。

 その前には、両目を真紅に染め上げた鈴寧が手を伸ばしていることだろう。


 そして、僕は。

 彼女の傍へと這いより。

 鈴寧は、獅子戸から眼を離さず、そっとしゃがんで。

 僕らは優しく、手を繋いだ。

 見るは、ゆっくりと開く扉の向こう側。


 ――見えるのであれば。

 ――僕は「跳べる」。


「行こう」


 そして、僕はありったけの気力を総動員させて。


「【ポーツ】」


 次へと去った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ