人間ドックの結果(6)
国民健康保険加入者が受けられる健康診査について色々と調べていた。
川崎市では、国保に加入している市民に、特定健診以外にがん検診も提供している。
肺がん検診、大腸がん検診、胃がん検診などがあり、費用は無料ではなく自己費用が発生する。ただしその費用は少額に抑えられている。
例えば肺がん検診では胸部エックス検査を受けられるのだが、自己費用は900円だけで済む。大腸がん検診の便潜血検査は700円。この程度の費用で安心を買えるのなら安いものだろう。
ただ、胃がん検診は他の検査よりも少し費用が高めに設定されている。
胃部エックス線検査は2500円。
内視鏡検査が3000円。
しかも内視鏡検査は対象者が50歳以上となっていて、しかも二年に一度しか受診できない。
バリウムを飲んで行う胃部エックス線検査は毎年受診できるが、バリウムを飲むのは抵抗がある。ただそれでも胃の状態が気になるのなら50歳になるまでは胃部エックス線検査を行い、50歳以降は2年に一度の頻度で内視鏡検査を行うのがいいのかもしれない。
川崎市が提供している「がん検診」について、費用が免除になる対象者が設定されている。
例えば70歳以上の人はがん検診の費用が免除になるので、自己費用無しで検診を受けることができる。
その免除対象者の中に、「市・県民税非課税世帯の方」というものがあった。
ただしその対象者は、がん検診受診時に「非課税証明書」を医療機関に提示する必要があり、その「非課税証明証」を発行してもらうには300円の費用がかかってしまう。
それでも、必要な費用は300円だけで、それで各種がん検診を受けることができるのであれば十分にメリットはあるだろう。
私は2025年度は住民税非課税世帯になる予定なので、それであれば300円でがん検診を受けられるということになる。
なおさら、自分の健康のためにも2025年度もがん検診を受けることにしよう。




