寒い日が続いている
関東でも雪が降るという予想になっていたようだが、ここ数日は結局雪は降らなかった。
前は関東でも積もるような雪が年に一度は降っていたのだが、最近はそのような雪を見ていない。そこにも温暖化の影響を感じる。
ただ、雪は降らなかったのだけど、小雨もちらつき、ひどく寒い日が続いていた。
その寒さのせいというのもあって、ここ数日は一歩も外に出ていなかった。
それに、家でしたい作業もたくさんあって、外に出る時間を作ることができなかったのもあった。それでも少しでも体を動かした方が良いだろうという思いはあったので、一日一度はベランダに出て少し体を動かしながら、冬空の下の街並みを見たりしていた。
そのベランダから見える景色は変わり映えしないものだったので、外の街並みを見ていても気分転換にもならない。
外を歩くという行為には二つの意味があると考えていた。
一つは、単純に体を動かすこと自体が身体の健康にプラスになるということ。
それこそずっと家で椅子に座っていると体も固まってしまうし、血流の点でもどう考えても良くない気がする。
外を歩くことによって、体の中の血の巡りを活性化させることができる。
そしてもう一つは、精神衛生上の健康にもプラスになるということだった。
外を歩き、変わりゆく街並みを見たり、実際に店の中に入っていろいろな商品を目にすることによって、視覚的に様々な刺激を受けることができる。
確かに家に居てもディスプレイを通じていろいろな映像を見ることはできるのだけど、ディスプレイ越しの世界と、実際に目にする世界とでは質的に違いがあるような気がする。
その点でも、やはり一日一度は外に出て、外の世界を自分の足で歩き、そして外の世界を自分の目で見るべきなのだろう。




