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或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2026年02月
433/434

潤日(3)


外国人が日本に移住し、就労しようとした場合、就労ビザというものが必要になる。


ビザ(査証)とは、外国人が日本に入国する際に日本国が発行する入国許可で、それによって「3ヶ月〜5年」の在留資格が与えられる。








本書によると、日本に移住してくる中国人富裕層は、次の二つの就労ビザを取得することが多いらしい。




1つ目は「経営・管理」。


そして2つ目は、「高度専門職」。




日本のこの二つの就労ビザは、他国の就労ビザよりも比較的簡単に取得することができるという。








「経営・管理」は企業経営者などに与えられる就労ビザで、次の要件を満たすと取得することができる。




資本金要件 500万円


従業員要件 なし


日本語要件 なし




日本語に対する要件は設定されておらず、日本語が使えなくても、比較的少ない資金と一人社長でも取得しやすかった。


この就労ビザを使って、多くの中国人が日本に在留している。








ただし、「経営・管理」については、昨今の外国人移民厳格化の流れもあり、25年10月に改正されている。改正後の要件は次のようなものだ。




資本金要件 3000万円


従業員要件 常勤職員1名以上の雇用


日本語要件 N2相当以上の日本語能力




資本金要件、従業員要件が引き上げられ、またビザ(在留資格)取得のためにはある程度の日本語能力が必要となった。




ちなみに「N2相当以上の日本語能力」とは、日常会話に加え、新聞記事やビジネス文書など、より幅広い場面の日本語を理解できる中上級レベルで、日本語能力試験N2を合格するには、600〜800時間の学習が目安とされている。



挿絵(By みてみん)


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