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或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2026年02月
432/434

潤日(2)


日本に移住してくる多くの中国人たち。




彼らの中では、日本に移住することを「潤日」というらしい。




「潤」は、最近中国で流行っている言葉で、さまざまな理由からより良い暮らしを求めて中国を脱出する人を指す。


日本だけではなく、アメリカやシンガポールなどにも移住する。








「潤」はもともと激化する競争や就職戦線などで不安にかられた若者が局面打開を目指し海外を志向する動きだった。




中国では進学や就職の競争が激しく、最近では不動産不況もあり経済状況はさらに悪化している。その中で習近平体制は言論統制を強めており、社会的な閉塞感も強くなっている。




そのような「状況の悪化する中国」から、多くの中国人たちが脱出してくる。








「潤日」の人たちの話では、アメリカなどの他の選択肢がある中で移住先に日本を選択した理由として次のようなものがよく上がるらしい。








まず、物価が他の先進国と比べて安い点。


最近では日本も物価が上がりつつあるが、ただし、円安も進んでいる。円の価値が下がっているので、外貨を持つ外国人からしたら日本は相対的に「物価の安い国」という位置づけになる。


アメリカの物価上昇のニュースはよく目にするが、そのような国と比べてもやはり日本は「物価の安い国」となるのだろう。








次に、過ごしやすい気候。


最近では、日本も夏は異常な暑さになっているような状況だが、四季もあり、外国人からしたら過ごしやすい国の一つになる。








そして、漢字圏なので必ずしも日本語が話せなくても暮らせるという点。


外国語を習得することは大変で、しかも、歳を重ねてから新しい言語を習得しようとしたらその困難さは格段に上がる。


「漢字」という点で中国と親和性があるということが意外と大きな理由となっているのかもしれない。



挿絵(By みてみん)


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