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或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2025年01月
43/367

FIRE後に初めて受けた人間ドック(3)


人間ドック受診者用の待合室で待っていると、


「◯◯さん」


と私の名前を呼ばれた。




看護師が私のカルテを持って待合室に入ってきて、これからの検査の流れを説明してくれる。


私はそのカルテを受け取って、各検査が行われる場所に向かうことになった。




始めに血圧測定と身長、体重測定を行う。








血圧に関しては、企業Bで働いていた時の健康診断で「高血圧」を指摘されたことがあった。


その際は、会社の健康支援室から定期的に自分で血圧を測定してその結果を報告することを求められた。私は仕方なく自宅で測定するための血圧測定器を購入して、毎日測定してその結果を記録していたという時期がある。おそらく会社におけるストレスに体が悲鳴を上げていたのだと思う。




その時は多少血圧が下がってくる傾向が見られたので「問題ないでしょう」ということでその定期的な血圧測定は終了した。




それ以来自宅の血圧測定器は棚の奥にしまわれたまま使用することもなかったのだが、FIRE生活に移行したあとになって「定期的に自分の身体の状態を把握しておいたほうが良いだろう」ということで、自主的に一週間に一度自分の血圧を測定することはしていた。








K病院で血圧測定した結果は特に問題なし。


高血圧でも低血圧でもない。


もともと自分の血圧の状態は把握していたので、「思った通り正常だったね」と思いながら次の検査に向かう。








次に、靴下を脱いで身長、体重測定用の器具の上に乗る。




自動で身長、体重が測定できるもので、その器具の上に乗っていると上から頭の上にバーが降りてきて頭に触れると再び上に上がっていく。そして私の身長、体重が小さな用紙に印刷されて機器から吐き出される。




結果は身長170センチ、体重49キロ。




もともと体重は軽い方だったのだけど、それでもまだ会社勤めの頃は51〜52キロくらいはあった。




FIRE生活を一年間送っていく中で、体重がやや落ちてしまったようだ。




今でも特に体調が悪いという感覚は無かったが、もっと体重は増やしたほうがいいかもしれない。


そんなことを思いながら、次の検査に向かった。


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