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或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2025年01月
34/367

元旦に実家に行った話(1)


元旦は実家に行っていた。




今年は私と両親と妹が実家に集まった。


妹の夫とその子どもたちは、正月は夫の実家に帰省しているとのことだった。夫の実家は愛知県にある。なので妹一人だけが実家にやってきていた。




四人だけで、両親の方で事前に購入していたおせち料理を食べる。


おそらくネット通販か何かで買ったものだったのだろうけど、代表的なおせち料理がその器の中にはぎっしりと詰まっていた。このような料理はそれこそ正月くらいしか食べない。私はそれらの料理に箸を伸ばしては、「これは美味しい」とか「これは微妙だな」と心のなかで判定しながら食べていた。








おせち料理を食べ終え、少し休憩しているところで、母から、


「私のNISA口座を確認して欲しい」


と頼まれた。




2024年の5月に、同じく母に頼まれて母のNISA口座開設をしてあげたことがあった。


妹から何やら話を吹き込まれたらしく、もう70歳を超えている母が突然私にNISA口座を開設してほしいと頼んできたのだ。




その時はネット証券で口座開設をしたので全てネット上の手続きで済ませた。ネット証券の口座開設の手続きを私の方で行って、その口座ができると、銀行口座からの定期引き落としと、証券口座での定期積立の設定も全て私の方で行った。




途中途中で、


「毎月何円積み立てる予定?」


であったり、


「どの銀行口座から引き落とすの?」


などと母に尋ねて、基本的には母の希望に沿う形で全て設定した。




何を買っていくのかは、逆に母から私に「お勧めを教えて」と尋ねられてしまった。


私が勧めた銘柄で損失を出しても責任は取れないので、基本的にはお勧め銘柄を誰かに話すということはない。だけど母は全くの投資初心者で何も知らないので、その際は、投資初心者にも向いているだろうと無難な「オールカントリー」、いわゆるオルカンを勧めた。




ネットからどのように自分の口座にログインするのか。


丁寧に母に説明したのだけど、母はよく分からないのか自分でログインするということはなかった。その代わり、時々私が実家に顔を出したときに、「私のNISA口座を確認して欲しい」と私にお願いしていたのだ。




前回確認したのが2024年10月だったので、それから3ヶ月位が経っていた。




そして前回確認したときは時期も悪く、1万円くらいの損失になっていた。


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