表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2025年01月
33/369

神様に対する決意表明(2)


神社へのお参りというと、自分の大学受験のときのことを思い出す。








その当時、合格祈願のお守りを持っていた受験生は多かったし、合格祈願のために神社にお参りする受験生も中にはいた。




だけど私はお守りは一つも持たなかったし、合格祈願のために神社に行くことも全く無かった。


心の中では、


「いくら神様にお願いしたところで、神様が私の代わりに問題を解いてくれるわけではない」


という冷めた考えを持っていた。




だから、合格は自分の手で掴み取るしかないと思っていた。


神社に行くくらいなら、その時間で一問でも多くの問題を解こうと思った。そちらのほうが、自分にとって意味のあることなのだと信じていた。








このような冷めた考えが、いつも私の思考の奥に隠れている。


だから、毎年行く初詣も、基本的に神様にお願いすることはない。


神様にお願いするのではなく、この一年間に成し遂げたいことを神様に対して決意表明をするかのように、心の中でつぶやく。




例えば、2023年末に企業Bを退職してFIRE生活に移行する前、それまでの数年間は毎年のように、




「今年こそ、会社をやめて、FIRE生活を実現させる」




と神様に誓っていた。




結局、誓い始めてから、それを実現させるまでに数年がかかってしまったのだけど、私はようやくその決意表明を2023年に実現させた。








今年も、元旦を数日ずらして初詣に行く予定だ。


川崎に引っ越してからは、毎年、川崎大師に行っている。




今年は神様に対して何を誓うか。


そのことを色々と考えている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ