新しく購入したパソコンで発生したトラブル(7)
これまで使っていたレノボノートPCのOSを、Windows10からWindows11にアップデートしていく。
しかし、マイクロソフトのサイトにアクセスして、早速アップデートしようとしたところで、「お使いのPCがWindows11のシステム要件を満たしているかご確認ください」というアラートが出てしまい前に進まない。
調べて見ると、Windows11をアップデートするためには、そのパソコンに、例えばメモリは4GB以上というようないくつかのシステム要件が要求されるらしい。
マイクロソフトで、システム要件を満たしているかどうかのチェックツールが提供されていたので早速それを使って確認してみる。
レノボノートPCはメモリ4GBの本当に低スペックのものだったが、一応は「メモリは4GB以上」というシステム要件は満たしていたのでアップデートのためのシステム要件はクリアできるだろうと楽観的に考えていた。
だけど、結果は「NG」だった。
プロセッサに対するシステム要件を満たしていなかった。
つまり、旧PC(レノボノートPC)はWindows11にアップデートすることはできないということだった。それは同時に、Windows10のサポートが停止する25年10月までしかこのパソコンは使えないということを意味していた。
このレノボノートPCは約7年前に、約7万円で購入したものだ。
ノートPCで7万円だったので、その当時でも低スペックのパソコンの部類に入る。それでも十分に活躍してくれた。
使い倒してきたので、今はキーボードの効きは悪くなっており、また、筐体は少し歪んでいて、ディスプレイを閉じても本体との間に隙間が出来ている。
それでも6年前の私の転職も、そして1年前のFIRE生活移行も、このパソコンを活用して色々と活動する中で実現までこぎつけることが出来た。
私にとって激動とも言える7年間を一緒に過ごしてきたパソコンだった。
ある意味では、「戦友」のようなものだった。
残り10ヶ月の寿命にはなってしまったのだけど、最後の10ヶ月を「テレビ閲覧専用パソコン」として最大限活用していくつもりだ。




