睡眠の質を改善するために取り入れていること(4)
寝起きの質をいかに改善するか。
そのために私がとった方法が、「カーテンを開けて寝ること」だった。
私の部屋の家具の配置としては、ベッドを窓の近くに置いている。
しかも、頭が窓の方を向くようにして毎日寝ていた。当然、朝日を遮るために遮光カーテンを窓に付け、寝るときはそのカーテンを隙間なく閉めてから寝るようにしていた。
私は発想を全く変えてみることにした。
あえてカーテンを開けて寝るのだ。
朝になればその窓から朝日が部屋の中に差し込み、部屋は明るく照らされる。私の部屋では窓は南東を向いており、ちょうど朝に、太陽の光が部屋の中に差し込むようになっていた。
私はその太陽の光を「目覚まし時計」として利用できないかと考えたのだ。
実際の陽の光をトリガーにして目を覚ます、という考え方だった。
人間は光を浴びることで目を覚ます。
大昔から太陽が登ると同時に人間は起き、その日の活動をスタートさせていた。
実際に、音ではなく光で起きるための「光目覚まし時計」なるものも存在する。
太陽と同レベルの光を目覚まし時計が顔に照射して、それによって目覚めるというものだ。私はそれを「光目覚まし時計」ではなく、実際の太陽で行おうと思った。
この「カーテンを開けて寝る」ということを、ここのところ実践している。
体感的には「すっきりと自然の寝起きができている」という感覚があった。それに、太陽が登ると共に目が覚めるので、ある程度規則正しく起きることもできている。
日の出の時間は当然季節によって変わる。
夏は早く、冬は遅い。
季節によって起床時間がずれることにはなるが、それも地球という場所で生きる人間の一つのサイクルだと考えれば、自然なことなのかもしれない。




