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或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2025年06月
192/312

Amazonで二つの商品を購入した(5)


会社員時代に使っていた電熱アイマスク。




2023年末にFIRE生活に移行してからも、変わらず使い続けていた。


それが今年の年初に突然、電源を入れても温まらなくなってしまったのだ。購入したのが2023年の1月だったので、約2年間使っていた。なので、その2年間で寿命がつきたということになる。おそらく内部の電熱線が何らかの理由で切れてしまったのだろう。








私は買い直すかどうか迷った。


電熱アイマスクは生活必需品というわけではない。


それを着けて目を温めながら目のストレッチをすると、目の疲れが緩和するというような感覚はあったが、何か効果が目に見えてあるというものでもなかった。それに、FIRE生活に移行してから、「物を減らすために、必要な物のみを買おう」という意識も高かった。電熱アイマスクは、少なくともそのときの私にとっては「必要な物」とは言い切れないような気がした。


だから私は電熱アイマスクが壊れた日からは、その電熱アイマスクを使わずに毎日を過ごしていた。








そのような中、なぜ半年も経って電熱アイマスクを買うことにしたのか。




単純に、目の疲れが気になるようになったのだ。








会社員時代は会社の居室のパソコン画面をずっと見つめながら仕事をしていたが、FIRE生活移行後は、今度は自宅のパソコン画面をずっと見つめながら作業をしている。パソコン画面をずっと見つめるという点では変わらなかった。


ある意味では、目に対する状況は悪化していたのかもしれない。


会社員時代はそれでも会議や実験室での評価などで居室を離れる機会もあり、その中でパソコン画面以外の遠くを見るということもそれなりにあった。それに毎日の通勤の中では電車に乗る必要もあって、その際は当然、周りの世界を見ながら移動することになる。




逆に、FIRE生活移行後は、そのような「変化」も少なくなり、ずっとパソコン画面を見つめていたり、ずっと本を読んでいたりする時間が長くなってしまっていた。








電熱アイマスクは2400円もするもので、通常のアイマスクと比較すると割高になる。それでも、自分の目の健康のことを考えるとお金をケチるところでもないと思った。




私はワイヤレスイヤホンの後に、その電熱アイマスクをAmazonのカートの中に入れた。


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