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或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2025年06月
183/308

裁判所ガイドツアーに参加してきた(14)


ベテラン裁判官への質疑応答が終わると、その裁判所ガイドツアーもお開きとなった。




私たちツアー参加者はその法廷で解散となり、ぞろぞろとエレベーターに向かう。


裁判所の正面玄関を出るときにスマホの電源を入れ、時間を確認すると、まだ午後三時前だった。そのまま電車に乗って家に帰ってもいいのだけど、せっかく霞ヶ関まで来たのだからもう少しこのあたりを歩いてみようと思った。この先、いつ再び霞ヶ関まで来るか分かったものではない。




スマホでGoogleマップを開く。


近くに国会議事堂があるようだった。








私自身、国会議事堂に行ったことは無かったし、あの建物を生で見たこともなかった。せっかくなので、国会議事堂を見てから帰ろうと思った。








皇居前の道を歩いていると、国会議事堂の特徴的な建物が見えてくる。




国会議事堂の前には「国会前庭」という形で庭園が設けられている。その前庭にも入ってみようと思ったが、入口が分からず周りをしばらく歩いていた。


それでも見つからなかったので、あきらめて帰ることにした。一応、国会議事堂の建物自体は見ることができたので、それで満足することにした。近くに丸ノ内線の「国会議事堂前」駅があったので、そこから地下鉄に乗る。そして私は家路についた。








そのようにして、私の「裁判所ガイドツアー」は終わった。








二時間程度の短いものだったのだけど、それでも初めて裁判そのものが傍聴できて、とても興味深い経験だった。今回傍聴した事件は、自分にはあまり関わりのないような世界の事件だったのだけど、実際に法廷で原告、被告の証言を聞いていると、この現代の日本の一つの様相を垣間見れたような気がしてとても新鮮だった。








私自身、FIRE生活に移行してからやりたいと思っていたことの一つは「世界を知ること」だった。




月に一度くらいは、このように「今までにないことをする」であったり、「今まで行ったことのない場所に行く」ということをやっていきたいと思っている。


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