FIRE生活に移行して一年が経ち、この一年間を振り返る(5)
「私のやりたいこと、得意なことを仕事化する」
FIRE生活を目指した理由の一つはこれになる。
FIRE生活に移行して一年が経った今、この目標に少しでも近づくことが出来たのだろうか。あるいは、この一年を振り返って、何か改善すべき点があったりはするのだろうか。
個人投資家としての活動は、この一年間は、自分が目指したいと思っていたかたちに近いかたちで出来た気がする。
まず大切なのは、日々知識を蓄積して、投資についての知識や洞察力を向上させていくということ。これは終わりはない。継続的にしなければならないことだった。
それに関しては、私はインプットとアウトプットを組み合わせるという方法を取った。
ただ単に本を読んだり、ネット記事を読んだりしているだけでは中々その知識は自分のものにはなってくれない。
だから私は必ず、インプットした知識をアウトプットと組み合わせるようにした。整理して書き出すことによって知識を自分の中で整理することができるし、また自分自身の洞察も深めることができる。
この方法はまだ企業Bに勤務していたときから取っていた方法だった。
ある意味では、この方法を取ったからこそ資産を築くことが出来たし、不労収入を作り出すことが出来た。そして結果としてFIREを実現できたと考えている。この「インプット+アウトプット」という方法を取っていなかったら、おそらく今の私はまだ企業Bの中で心をすり減らしながら、毎日働いていた。それくらいこの方法は私にとって重要な方法だった。
FIRE生活に移行しても、私はその「インプット+アウトプット」という方法を愚直に守った。
結果として、FIRE移行後であっても自分の資産を増やすことが出来たし、また不労収入も増やすことが出来た。
生活費以上の不労収入を確保し、かつさらなる金銭的な余裕を作り出すことも出来た。
確かに好調な市場環境に恵まれたという点も大きいのだけど、結果としては十分、自分も満足できるものだった。




