自分のモチベーションを自分で管理する(3)
モチベーションの低い日にすること。
一つ目は、掃除や片づけなどの作業系タスクに集中すること。
そして二つ目は、「計画遂行法」を意識して行うことだった。
私は毎日朝にその日にすべきことを洗い出し、それを元に一日の計画を立てるようにしている。
そしてその日は、自分が立てた計画を遂行していくことにひたすら集中する。
その方法を私は自分の中で「計画遂行法」と呼んでいた。
やはり何か目標を達成しようとした場合、計画を立てることが非常に重要だと考えていた。それも人生計画といった長期スパンでの計画を設定し、それを月間の計画、そして一日の計画に落とし込んでいく。そのようにして大きな目標を一日でできる目標に切り分けていって、それを一つずつ遂行していくことによって、人生における大きな目標の達成に繋げていく。
ただしモチベーションの低い日は、計画を立てる気力も湧かないし、たとえそれを立てたとしても自分の中で遂行していこうと思えないことも多い。
だけど、私はモチベーションの低い日だからこそ、意識して一日の計画を立て、それを遂行することに集中しようと思っていた。
ここで大切なのは、そのようなモチベーションの低い日に設定する計画やタスクは、簡単に実行できるようなハードルの低いタスクにするということ。
例えば、「食器を洗う」でもいいし、「図書館に行く」でもいいし、「スーパーに食材を買いに行く」でもいい。
たとえ簡単なタスクだとしても、「計画を立て、それを遂行する」というステップを踏むことで、「自分を律している」という感覚を自分の中で取り戻していく。