FIRE生活に移行して一年が経ち、この一年間を振り返る(3)
FIRE生活という完全に自由な生活の中で、いかに自分を律して過ごしていくか。
そのために活用したのが「計画遂行法」という方法。
昨年末に企業Bを退職してFIRE生活に移行して一年が経った。私はその一年間の中で、本当に自分を律して日々を過ごすことが出来たのか。
振り返って自己採点をしてみると70点というところだろうか。
長期スパンで何を実現したいのか。
それを三ヶ月の中期計画に落とし込み、その中期計画をもとにして「今日という一日で何を成し遂げたいのか」を考え、その日一日のタスクを設定する。そしてそのタスクを一日のスケジュールの中に組み込んでいく。
それを毎朝習慣として行っている。
その習慣は一年間継続することが出来たし、その習慣の中でいくつかの「やりたい目標」を実現まで持っていくことも出来た。
その点では良かったと思う。
では、マイナス30点はどこにあるのか。
やはり、一日のスケジュールに落とし込んだとしても、それを遂行する自分の「精度」に少し問題があった。
自分で作った計画に対して、「時間は大量にあるし、別に今日しなくてもいいか」と甘えてしまい、様々な娯楽に逃げ込む日も多々あった。
「とりあえず今日という一日を自分を律して過ごそう」と目の前の「今日」という一日を自分を律して過ごす。
そのような「今日」を積み重ねていくことによって、自分を律して過ごすことにモチベーションを高め、大した努力もせずに自分を律することを継続できるようになる。
それを一つの理想としていたのだけど、中々そのような「積み上げ」がうまくいかない部分もあった。
特に「習慣」という点では、FIRE生活の中だとしても生活習慣を朝型化し、午前中の時間をできるだけ長く確保しようと思っていたのだけど、その朝型化についても最近はかなり乱れてしまっていた。
理想としては午後10時には就寝して、朝6時前には起きる。
だけど最近は就寝時間は午前1時近くまで遅くなってしまい、朝は7時過ぎに起きてしまっている。
そこにも私の「弱さ」が隠れていた。