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或る人のFIRE日記  作者: 鷺岡 拳太郎
2025年05月
159/311

実家のパソコンの初期設定をしてきた話(1)


昨日は実家まで行っていた。




実家では10年近く前に買ったパソコンを使い続けていたが、最近はそのパソコンの動作が非常に遅くなっている。その中でWindows10のサポートも近々終了するということもあり、新しくパソコンを買っていた。




新しいパソコンの初期設定と必要なソフトのインストールを父から依頼されていて、それを行うために実家に行っていたのだ。








新しく購入したパソコンも、私がいくつか候補を調べて、その中で私が勧めたパソコンを購入していた。


NECや富士通といった日系メーカーのパソコンは様々な機能がついているせいで割高というイメージが有り、それよりはシンプルな機能で割安のDELLのパソコンの方が私は好きだった。私自身DELL製パソコンを買うことも多い。


なので今回も、ちょうどDELLの新製品が発売されたということもあって、その新製品のDELLパソコンを父は購入していた。








朝8時過ぎに家を出る。




実家に行くときはいつもは昼頃に家を出ている。


しかし、昨日はその新パソコンの設定をしなければならなかったので朝に家を出た。


通勤のピークは過ぎていたが、駅には多くの通勤客の姿があった。








思えば、会社員時代は通勤のために毎日朝早くに家を出て通勤電車に乗っていた。駅は多くの通勤客で溢れかえり、その人混みの中をぬうようにして毎日歩いていた。


会社員だった頃の私は、毎朝通勤電車に乗るということが当たり前だった。


だけど、そのような状況から脱したいと、通勤電車に乗りながら毎日思っていた。「毎日通勤電車に乗る」以外の選択肢がこの世界にはあるのだと自分に言い聞かせていたし、それを信じていた。それを信じていないと、毎日の厳しい仕事の中で自分を見失ってしまいそうだった。








今は通勤電車に乗るなんてこともない。


FIRE生活に移行してからは朝に電車に乗るということは全くなくなった。それこそ今回のように何か特別な用事がないときくらいしか朝の電車には乗らない。




そのような未来を信じ続け、そしてどんなに苦しい日々だとしてもその未来に向かって行動をしていたからこそ今の私がある。








久しぶりに朝の電車に乗って、その当時のことを思い出していた。


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