一日四食にする(1)
最近、食生活に関して一点、改善を試みていることがある。
それは、「食事を一日三食から、一日四食に変える」というものだった。
その方法を試すまでに私が悩まされていた生活上の問題点は二つあった。
一つは、昼食後に満腹になってしまうと、どうしても午後の始めの時間に眠気が襲ってきてしまうということ。それは生理的な現象でもあって、中々対処が難しかった。
そのような眠気のある非生産的な時間の中では、複雑な思考を必要としない「作業系タスク」を集中的に行うという対応をとっていた。ただそれでも眠気は中々抜けることはなかったし、またそのことが集中力を阻害して、そしてモチベーションそのものが低下してしまうことにも繋がっていた。
そしてもう一つの問題点は、逆に夕方に空腹に悩まされる、ということだった。
午後5時であったり、午後6時であったり、そのくらいの時間になると昼食を食べてから長い時間も経っているということもあって、お腹が空いてしまうのだ。
夕方から夜にかけての時間は、集中力がある程度高く維持できる時間帯でもあったので、その時間帯の中では私の中で重要と考えているタスクを行おうと思っていた。だけどその空腹が邪魔して気が散ってしまうということもあった。
その二つの問題に対してどのように対処するのがいいのか。
私が出した答えが、
「昼食を二度に分けて食べればいい」
というものだった。
今まで昼食として食べていた分量の食事を、昼と午後三時頃の二回に分ける。
食べる総量自体は変えない。
ただし、それを食べるタイミングを変える。
会社員として働いていたらそのような柔軟な対応はできないが、FIRE生活者として自分の生活をすべて自分でコントロールできるからこそそのような方法を試すことができた。
私はそのメリットを最大限に活かそうと思った。