目によい習慣を取り入れる(1)
2025年3月25日の日経新聞に、次のような記事が載っていた。
「近視パンデミック 『30人学級なら25人』発症
2024年12月に入新井第一小学校(東京・大田)を訪れると、2年生の児童たちが国語の授業を受けていた。一人ひとりが机に置いたタブレット端末と向き合う。「登場人物の性格を想像してみよう」。考えた解答を、教室の前方に置いた大型スクリーンに映し出す。担任の佐々木雅仁(39)は「発言が苦手な子も発表しやすい」と端末を使う利点を説明する。
目から数十センチメートル先の端末画面を見る授業で気がかりなのが、視力の低下だ。「健康に気をつけて使う」。教室の壁に約束事を書いた紙を掲げる。この学級では使用時間を授業1回あたり10分程度以下にとどめる。」
スマホやタブレットなど、目から数十センチメートル先の画面を見続けることも増え、子どもの近視が進んでいるという記事だ。
近視は増え続け、現在大人の三人に一人が患っているという。
進行しても眼鏡やコンタクトレンズで矯正できるし、人数自体も非常に多いということもあって、「疾患」というよりは「身体の一つの状態」のような捉え方もされやすい。
ただし、視野が狭まり失明の主な原因となる緑内障のリスクが、軽度の近視でも数倍に高まるらしい。
失明してしまうともう治すこともできない。
私自身、小学四年の頃までは視力は1.5あった。
ただ、その頃から視力は下がり続け、それ以来ずっと眼鏡をかける生活を送っている。
それ以来、学校や会社で行われる「視力検査」が怖くなった。
視力の悪化が止まればいいが、少しずつ視力は悪化してきている。「視力検査」は、その事実を冷徹な数字でもって、私に提示してくる。
私自身、会社員時代は、仕事がらパソコンの画面をずっと見つめていることがほとんどだったし、FIRE生活に移行してもそのことはあまり変わっていない。
それもあって、「目」に対して少しでもプラスになる習慣をできるだけ取り入れるようにしていた。