備蓄米放出(2)
昨日の、備蓄米放出に関する日経新聞の記事。
そこには次のように書かれていた。
「初回分は複数の銘柄を混ぜた『ブレンド米』としてすでにスーパー店頭に並び始めている。5キロ入りの場合で価格は3000円台前半から半ばで、既存の人気銘柄と比べると1~2割安い。2回目の落札分も同様の水準で店頭に置かれることになりそうだ。」
備蓄米は5キロで3000円台前半から半ばの価格になっているとのこと。
現在のコメの価格が5キロで4000円超といったところなので、その価格よりは安くはなっている。
ただ、それでも一年前の価格1800円と比べたら、まだ2倍近くの値段だ。
すでにスーパー店頭に並び始めているとのことだったので、昨日、スーパーに食品を買いに行った際に、ついでにコメ売り場を見てみた。
そのスーパーに「ブレンド米(備蓄米)」が売られているのだとしたら、どのくらいの価格になっているのか確認しようと思った。
だけど、私が日常的に使用しているそのスーパーでは「ブレンド米」は置かれていなかった。備蓄米も数量は限られているので、その備蓄米を入手できるスーパーも限られているのかもしれない。
やはり、備蓄米に過大に期待するのもやめたほうが良さそうだ。
放出された備蓄米が尽きて、コメ価格がさらに上昇する未来。
もしそのような未来が訪れたら、どのように対処するべきか。
仕方ないので、その高価になったコメ価格を受け入れてコメを買い続けるか。あるいは、主食を「コメ」から別の食材(パン、麺類)に少しずつ切り替えていくか。
もう少し、真剣に考えていったほうがいいのかもしれない。