何を食べるかが、その人の身体を作っている(1)
何を食べるかが、その人の身体を作っている。
そのように考えているので、食事には気を使うようにしている。
FIRE生活に移行しても、健康を失ってしまうとそれこそ自由な時間の価値を減退させてしまう。そのようなことは絶対に避けたかった。
ネットで色々と情報を収集し、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルと、できるだけ満遍なく摂取するようにしている。
だけど一人暮らしをしていることもあって、食材のバリエーションを増やしていくのも中々難しい。自炊するといっても、簡単に食べれる出来合いのものを食べることも多く、そのような食材は限られてくるので食材のバリエーションも狭いものになりがちだった。
それをどのように改善していけばいいのか。
それこそ「焼き料理」のできる料理器具を買って、肉、魚と生のものを買ってきて焼いて食べるということも考えた。
買ってきたものを小分けして冷凍してしまえば、何日かに分けて食べることもできるはず。一人暮らしの身としては一日に食べられる量も限られてくるため、そのように食材を保存してしまえば、ある程度の期間にわたってその食材を食べることもできると考えていた。
それにその「焼き料理」の幅を肉、魚以外にも広げていけば、口にする食材の幅もぐっと広げることができる。
だけど、私にとってもう一つの重要な条件があった。
それは「食事の用意と片付けにできるだけ手間をかけたくない」というものだ。
私自身舌が肥えている訳ではないので、高いお金をかけて高級食材を口にしたいという欲求はほとんどない。
そこそこ美味しくて、それでいて健康的であれば全く問題なかった。
そのような食事に、過大な手間をかけるのは避けたかったのだ。
そこに手間をかけるのであれば、もっと別のことに時間をかけたかった。
健康と手間。
この二つを両立させる方法は何か無いだろうか。
そのことを最近ずっと考えていた。