原爆資料館(2)
広島だけではなく、長崎にある原爆資料館にも行ってみたいと思っていた。
広島に原爆が投下された三日後、長崎にも原爆が投下された。
1945年8月9日 午前11時2分。
その原爆によって約15万人の人が亡くなったという。
爆心地は現在「平和公園(爆心地公園)」となっている。
その爆心地の北側に、有名な「平和祈念像」があり、そしてその南側に原爆資料館がある。
長崎駅から行こうとした場合、長崎駅前から路面電車に乗って行くことができる。十数分の所要時間なので、それほど遠くはない。
長崎空港からはリムジンバスが出ていて、空港から40分程度で行くことができるらしい。
問題は、そもそもどのように長崎に行くか、ということ。
川崎からだと、長崎はもちろん広島よりも遠い。
新幹線を使って行こうとすると、まず東海道・山陽新幹線で博多駅まで行き、そこから西九州新幹線を乗り継いで長崎駅まで行く。
ただし、移動時間だけで約7時間。運賃は片道26000円かかる。
さすがに川崎から長崎まで新幹線で行くのは現実的ではないか。
そうなると残りは飛行機になる。
羽田空港から長崎空港まではANAで行くことができる。
飛行時間は2時間。新幹線よりも圧倒的に早い。
ただし、運賃は片道約63000円。新幹線の倍以上。株主優待券を使って半額になったとしても、約31500円かかる。
それでも、株主優待券を使用すれば新幹線同等までいかなくても、新幹線の運賃プラス5500円で収めることができる。そのことを考えると、やはり飛行機一択だろうか。