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ここはどこ?

数か月後


「ん?」


チャイムの音が鳴ったので通話モードを推した。


「はい」


「郵便物で。ハンコください」


「わかりました」


また工藤家から米や野菜を送ってくれたのかな?自分で買うって言っているのに。でも最近肉を食べると気分が悪くなることが多いので野菜はありがたい。


俺はハンコを持って玄関の鍵を開けてるとサングラスにスーツの男性2人が立っていた。


「工藤亮だな?」


「誰だ?あ・・・ん・・・」


男がスプレーをかけてきて俺は意識を失った。














「んんん?」


俺は瞼を開けた。俺の目の前は木が生え、沼がある場所だった。


「ここはどこだ?」


こういう時は最後の記憶を思い出すことが重要だ。


「俺は・・・そうだ、怪しい2人が俺にスプレーをかけて気を失ったんだ。それでここにって、たいしたこと覚えてねぇぇぇぇ」


俺は1人叫んでいた。


「誘拐?日本にいて?」


海外に行って誘拐されたことはあるが日本にいて誘拐は初めてだ。体は縛られてないし。これはどういうことだろう?


!あっ、まさか世界サバイバル選手権なのかこれは。もしそうならちょっと過激すぎないか?誘拐された経験のないやつならパニックを起こすぞ。


「今はとりあえず、水と食料を確保しなければ・・・」


こういう時は人間の捨てたペットボトルとか網とかが役に立つんだが、ゴミ一つ落ちていなかった。


「ここは人間が住んでいないのか?増々こんなところに連れてきた意味がわからないな。海岸に行けば漂着物が流れ込んでいるかもしれない」


海岸に行くには川を見つけるのが一番なんだが、流れがある水はなさそうだ。


「仕方がない北へ向かうか。俺の時計はアナログ式だから・・・って右腕に着けてあるの俺の腕時計じゃない!なんだこの時計は?」


俺の右腕には見たことのない。時計が突然光だした。そして立体映像が現れて『ショップ』という項目が出てきた。


「これはなんだ?こんなのが現実にあるのか?」


こんな技術、ゲームや映画なら見たことがあっても現実では初めてみた。


「とりあえず押してみるか」


俺は購入と表示されているところに触ってみた。するといろんな項目が出てきた。


「何々・・・『食料』『武器』『ステータス』『地図』『ナビ』『娯楽品』『重要品』か・・・」


とりあえず『食料』を選ぶか。俺は食料を推すと色んな食べ物飲み物が出てきた。


「水500mlは10、炭酸飲料500は25。おにぎりは15か」


色んな物があるけど押せば手に入るのか?でも俺は帰るのか?あっ、右上に『100』と書いてある。ならとりあえず水を手に入れよう。水の項目に触れると


『軟水ですか?硬水ですか?』


と表示された。俺はもちろん硬水を推した。


『10ポイント消費しますがよろしいですか?』


「はいっと」


すると目の前にペットボトルが出てきた。


「本当に出てきた」


俺はペットボトルの水は一口飲んだ。


「うまい」


アフリカや南米に言った時も思ったが、何気ない水が本当にありがたいな。


「さて、残りは取っておくとして何か・・・つるがあるな」


俺は石でつるを切って、つるを組み合わせてポーチを作った。


「これにペットボトルを入れてこれでよし」


つぎは必要なのは情報だな。やみくもに動いたら真っ直ぐ移動するのは不可能だし、体力が消耗するそれは危険だ。ゆえに次に選ぶのは『地図』だな。


『『地図』の解放には80ポイント必要になりますが、よろしいですか?』


「残りが10ポイントなるけどこれは必要だ」


なので『はい』を押してみた。するとあの立体の地図が出てきた。



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