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30話 覚醒

 ベリアルが4人と戦っていたとき。乱戦に紛れて建物の中に隠れていたシグルド達は、息を整えていた。

 

「ここならまだ安全だ。クソ、俺にテレポートがあれば………」

 

「ないものねだりしてもしょうがないでしょ!」

 

「………、ハクをここに呼ぶしかないと思う」

 

「無理だろ、アイツは今例の奴と戦ってんじゃねえのかよ………クソ、どうすりゃあいいんだ………」

 

 周りには誰もおらず、誰もが戦闘中で手が離せない状況にある。もしも強敵が現れた際、彼らだけで対処するというのはあまりに酷な話だ。だが、彼らも冒険者としての意地があった。

 

「休憩は終わりだ!戦うぞお前ら!」

 

「そうね、ほらイレーナ、行くわよ!」

 

「………う、うん、分かった………」

 

 そして3人で建物を出ると、魔族に襲われたがそれを苦も無く撃退するも、キングオーガ5体に囲まれてしまった。

 

「マジか………ッチ、やるしかねえ!」

 

 屈強な肉体と高い攻撃力を誇るキングオーガは、Bランク冒険者のシグルド達にとっては1人で1体を相手にして勝てる相手。数的不利な状況だった。

 

「《アクアランス》!」

 

 イレーナは魔法で水の槍を生成し、ねじりこむようにして堅い腹筋の間を通してダメージを与える。

 

「行くわよ!《ファイアバーン》!!!」

 

 フレイヤは魔法で一気に炎を噴出させ、キングオーガにダメージを与える。動けなくなった隙を突いてシグルドが一気に2体を倒し、続けざまにミスリルソードで筋肉の間を貫き、どうにかして5体を倒した。

 

「まだまだ敵はいるみてえだな、行くぞ!」

 

「アンタ、どんどん剣の腕上がってるわね」 

 

「ったりめぇだろ、誰に鍛えてもらってると思ってんだ!あの剣聖の妹だぞ………俺だってとっととAランクに上がってやるってんだ!」

 

「あたしだって同じよ!ここにいる皆、そう思ってる!」

 

「………ん、ここで武功を上げて、皆でAランクに上がろう」

 

 

 街を守り抜き、彼らはAランクへと昇格することができるのか。それは、彼らの努力次第である。

 

 

 

 ◆◇◆◇◆◇

 

「くはは………ッ!どうした?ええ?もう終わりか?なっさけねぇなぁ!」

 

「………っ、なんて強さだ………」

 

「チッ、ウザいんだよお前!」

 

 アルレウが悪態をつきながらも念動力で作られた腕でベリアルの腕を掴むと捻り上げようとする、が、そのパワーで解かれてしまう。自身の持つ発火能力による炎を念動力のムチに纏わせ、高速連打を見舞う。しかしそれが届く前に破壊されてしまった。

 

 そしてアニマが光弾を取り囲むように配置して発射すると、ハクも聖魔法で追撃する。

 

「中々やるなぁ。けど………そんなもんか?」 

 

 小さな火種が彼の指から爆ぜると、攻撃がかき消された。一旦後退し、荒々しく息をしながら彼らは膝をついた。

 

「なんて奴だ………」

 

 

 

 その瞬間、金属の身体で作られたドラゴンと、その背に乗っった全身武装のフォルトゥナが現れた。

 

 

「レーツェルさん!フォルトゥナさん!」

 

 魔力感知で察知したハクが声をかけると、降り立ったドラゴンはレーツェルの姿となった。

 

「俺がいナいと厳しイだロ?」

 

「お待たせしました。ありがとうレーツェル」

 

 

 

 ベリアルは余裕の笑みを崩さず、6人に囲まれても動じない。人間程度がいくら集まったところで自分には勝てないと高を括っているのだ。

 

「人間如きがいくら集まったところで、俺に勝てるわけがない!………なんてな、悪役っぽいだろ?まあ………所詮は絆とか信頼関係なんて、簡単にブッ壊れちまうもんだからなぁ。そこの兄ちゃんは………聖職者か?」 

 

 フォルトゥナに向けて指を差すと、彼は頷いた。そして彼は一歩前に出て、言葉を紡いだ。聖職者であり、信仰心の強い彼は半分とはいえ純然たる神であるベリアルに何を語るのか。

 

 

「あなたのことはハク君から遠隔音声魔法で聞いています。神と悪魔の性質を持つあなたを、私は神とは認められない!神とは気高く、純粋な者であるからだ」

 

「ったく、見たこともねぇくせに勝手なイメージで語んなよ。神ってのは意外と俗物的でなァ、お前ら人間と本質的には何も変わらねえんだよ」 

 

「ですが、古代より神への信仰という精神は脈々と受け継がれてきたもの。私とて神が人間を滅ぼす危険性のあるものだと理解はしています。だが、そんなことを言われようが………私の信仰は揺るがない」

 

「そうかい、なら………俺からのプレゼントだ、神の力をたっぷりと味わってくれ。良かったなぁ、お前が聖職者でよ」

 

「あなたの語る神の本質を信じないとは言っていません。一部の頭の硬い方々はきっと………あなたを神を騙る不届き者とでも言うのだろうが、私は違う。ただ私は………主はきっと、篤い(あつい)信仰があれば、必ずそこに報いてくださるのだろうと私は思いますよ」 

 

 

 ベリアルは、腕を組んだままため息を吐いた。すると指先から黒いエネルギー球を生み出し、フォルトゥナに対し放つ。

 

「ったく………大人しくしとけ、狂信者」 

 

「さセるかヨ!《ブラックボックス・エンチャント》!」 

 

 真っ黒な四角形にフォルトゥナの身体が覆われ、ベリアルの攻撃を無効化した。

 

「………ッたく、一番厄介なのはテメェか?次から次へと………いやぁ、面白ぇな」

 

「ナラもっと楽しンでくレヨ!」 

  

 

 しかしその瞬間、窓を破って現れたのは先程吹き飛ばされた3人である、逢魔、オリオン、刹羅だった。

 

「これで9人………流石の貴方でも、1v9は厳しいでしょう?投降をオススメします。今ならば、命だけは取らない」 

 

 民を、土地を傷つけられた怒りを懸命に堪えながらオリオンはそう言うが、ベリアルはそれを一笑に付した。

 

 

「くっ………ははっ!笑えるぜ………まあ、流石に少しは本気出さねぇとな………俺が人類の間違った歴史に終止符を打つ!これがその第一歩だ………!」 

 

 彼は両手を広げ、黒いエネルギーの球体をその手に作り出すと、それを合わせるように押しつぶした。するとエネルギーがそこから放出されると共に、全てを根こそぎ吹き飛ばすかのように地面からそれが噴出する。

 

「「「うわあああああっっっ!?!?!」」」

 

 全員が上空に吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。それを見たベリアルは嘲笑いながら次の攻撃へと移る。

 

「ハハハ!どうした?ほんの小技程度にこのザマかよ!」

 

「兄さん………!僕がお前を倒す!」

 

「所詮お前はお子様のままだ、無理して気取らなくても良いんだぜ?」

 

 ハクは黒い斑点を持ちながらも白い魔力へと変色し、一気にパワーアップした。それと同時にオリオンの霊力も黄金色へと輝き、その力をさらに増した。

 

「僕も戦います、ハク君。ここは我らの土地だ………侵略者は排除しなくてはならない!」

 

「兄さん………僕達は負けない!」

 

 

 彼らのそんな言葉を鼻で嗤ったベリアルは、力の差を思い知らせてやろうと、超高純度のエネルギーを抽出し、彼らの放つ攻撃にぶつけようとするも、途中でキャンセルした。

 

 人間でいう魔力、精霊族でいう霊力のように、魔族にも特有のエネルギー体がある。それは魔法のように詠唱を必要とせず、炎や雷などに姿を変えて敵を攻撃する。

 

 ベリアルの持つエネルギーの純度は極めて高く、かつ膨大だった。それに、彼には神の持つエネルギーも持ち合わせているため、ただそれだけで強力無比な武器となるのだ。

 

 

「ハク、お前は神力もまだ使えてねえだろ?魔力の封印が解けて力がもとに戻りつつあるみてぇだが、それだけじゃ俺には全く敵わねえなぁ」

 

「………まさか」

 

「クハハッ、俺に聞くんじゃねぇよ!単なる推測だ!親父がお前の記憶を消した。だから本来なら扱えるはずの神力が扱えねえんじゃねえのか?まあ、御託は良いや。全員でかかって来いよ。相手はお前らの国………いや、大陸を滅ぼしちまうかも知れねえ悪者だぜ?ま、世界までは滅ぼさないでおいてやるよ」

 

 そして突如銀色の光を掲げ、彼らに向かって複数のビーム砲のように撃ち放つ。各々のやり方で防御し、白蓮、刹羅、レーツェルは無事だったが、他の6名は吹き飛ばされてしまった。人の身体にも満たない太さで、歴戦の猛者達を軽々と吹き飛ばすほどの威力。改めて格の違いを思い知らされる。

 

「能力なしの戦闘って条件じゃ俺は幹部の中で一番強ぇからな。ククク、そこらのチート能力頼りの馬鹿共とは場数が違ぇんだよ!………3人だけ無事なのか?ったく、運が良いんだか悪いんだか………」

 

「まだ倒れるわけにはいかないんだ………!」

 

 ハクが真っ先に立ち上がり、雷魔法で動きを封じつつ、炎魔法で攻撃する。だがその白い炎は不完全。真っ向からエネルギーで粉砕され、ムチのように形を変えたそれに叩きつけられ吹き飛ばされる。

 

「こいつは意外と便利なもんでなぁ」

 

「ハク君!………不味いな、どうする」

 

「………ア、良いコト思いツいたゾ」

 

「聞かせてくれ」

 

 レーツェルと白蓮の能力を掛け合わせた作戦。それは時間はかかるものの、確実にベリアルを殺すことができるものだった。

 

「………これは賭けだが………やってみよう」

 

 全員が立ち上がると、ベリアルを取り囲む。レーツェル、ハク、アルレウ、刹羅、白蓮の5人は遠くへと後退し、遠距離攻撃を試みる。

 

 他の5人はベリアルに攻撃を仕掛けつつ、互いの邪魔をしないようにと息の合った連携を繰り広げていた。アニマの光弾が直撃した隙にレーツェルの《モーセの奇跡》で確実にダメージを与える。

 

「チッ、うぜぇ………連携が噛み合ってきやがったか………《デッド・パラライズ》!」

 

 

 複数に枝分かれした黒い電撃が彼らを襲い、強烈なダメージに加え、深刻な麻痺状態にさせた。

 

「「「ぐああああっっっ!!!」」」

 

「………か、身体が動かない………!」

 

「馬鹿な、俺達が反応すら出来ないだと………!」

  

 ベリアルは辛くも防いだ白蓮、ハク、レーツェルに向かって拍手をした。

 

「ククク、これを喰らえばしばらくは動けなくなる。テメェらの能力も効かねぇぞ?これは電撃に死神の力を付与させたものだからな、理には誰も逆らえねぇのさ」

 

 白蓮への対策として、より因果が強い神の力を攻撃に付与してぶつけることで彼の能力を味方へ使うことを封殺しているのだ。

 

「クソッ………!」  

 

 

 ベリアルはビーム攻撃を乱射して身動きを取れなくすると、上空から小さな棘のようなものを無数に降らせる。それらを防御する彼らだが、地面に突き刺さったあと棘は大爆発を起こした。

 

 その攻撃は彼らの防御を薄氷のように破壊し、その身体を大きく吹っ飛ばす。

 

「うわあああぁぁ!!!」

 

「ぐっ………!」

 

「グホァッ!」

 

 

 倒れ込む3人を勝ち誇ったように見下ろすと、ベリアルは雄弁と語り始める。

 

「今のはエネルギーに破壊神の力を付与させたものでなぁ、どうだ?中々のもんだろ」

 

 3人は再び立ち上がると、好戦的な視線をベリアルに投げつける。そしてレーツェルの身体が炎へと変わると、ベリアルの周りを取り囲む。

 

「ケケケ、ココはお前にとっテは地獄の釜だゼ」

 

 

 壁のようにその身体を取り囲み立ち上る炎は、動くことすら許さない牢獄だ。だが、その程度ではベリアルには通用しない。

 

「面白れぇこと考えるな?良い判断だとは思うぜ」

 

 

 あっさりと炎を消し去り、ベリアルがエネルギーで全員を吹き飛ばそうとした直後、突如彼の肌が真っ赤に染まった。

 

「ガ………ァ………!?………ゴアアァァァ!!!ゲホッ、ガハッ………!」

 

 込み上げる吐き気のまま吐瀉物を吐き出し、うめき声を上げてのたうち回り、苦しみだす。

 

「………な、なんだ………急にどうした!」

 

「たたみかけるぞ!」

 

 

 

 混乱の最中、レーツェルは耐えきれずに笑い出した。

 

「ハッハ………!!大成功だゼ………!罠がちゃんと作動シタみたいダな」

 

 

 技が乱れ飛ぶ混乱に紛れ、彼の身体の一部がベリアルの体内に侵入することに成功した。そして体内の水分を劇薬に少しずつ変え、時間を掛けて身体の内から確実にダメージを与えることに成功したのだ。

 

 

「技や魔法でチマチマ攻撃すルだけガ戦いジャねエ。頭使わネエとナ」

 

「この………っ!小癪なマネしやがって!《デッド・プリズン》!」

 

 まるで宇宙空間のような色の極限まで凝縮されたエネルギーによる広範囲攻撃が彼らに襲いかかる。

 

 

「「「うわああああぁぁぁ!!!」」」

 

「「「ぐああああぁぁっっ!!!」」」

 

 

 全員が身体に大きなダメージを負い、容易には立ち上がれない状態となってしまった。意識が途切れた者さえおり、一発の攻撃が致命傷となって彼らに牙を向いたのだ。

 

 

 

 

 

 だがそんな中でも、ハクは沈みゆく意識の中で考えを巡らせていた。

 

(………これは………僕の記憶………?)

 

 

 赤ん坊の頃、両親に魔法を見せようと、始めて魔法を放ったその日。それはただの魔力弾だったが、美しく純白に光っていた。彼の持つ魔力の純度は極めて高く、まだ首が座らない赤子の段階でも、上級魔族程度なら触れただけで、触れた部分が消滅するほどの物だった。

 

『きっとハクは善神に育つな!俺の神力とマナの魔力を注ぎ込んだ強い子なんだから!』

 

『そうね、怪我も病気もしない、強い子に育つように………私達の全てを注ぎ込んだこの子なら、きっと魔王も倒せるわ』

 

 

 いつしか彼の体内では、神のエネルギーと魔力が混ざり合い、1つになった。

 

 

 そしてハクが突き落とされたその日、マナは自身が書いた魔導書を数冊人間界に投げ落とした。いつか彼がそれを拾って記憶が蘇るように、魔法陣を描いた。

 

 

 なんの因果か、偶然にもイレーナはその魔導書を手に入れ、餞別としてハクに手渡した。それはきっと、運命だったのかもしれない。

 

 

 薄れゆく意識の中で、ハクは自身の記憶を見た。一度思い出せば、過去を遡るのも容易いこと。自分の力がどんなものかを知った。

 

 

 ハクの記憶が完全に甦った瞬間、記憶喪失という鎖で封印されていた彼本来の力が呼び覚まされる。

 

 

 ハクの身体が白く輝き、世界をも照らすようにベリアルの視界を焼いた。

 

 

 

「なんだ………!?」

 

「光………?」

 

「ハク君………?」

 

 

 激しい光が収まると、そこには白い髪に銀色の瞳の姿をしたハクがいた。身体から立ち昇るオーラ、そして今までとは桁外れの魔力量。

 

「………兄さんのお陰で、全部思い出した。僕はもう………自由なんだ」

 

「ハハッ、ようやく………何もかも思い出したみてぇだな」

 

「………僕の力は、悪い人から皆を守るためにある。だから今の兄さんを………僕は許せない!」

 

「どんだけ吠えようが無駄だっつってんだろ!聞き分けのねぇ弟だなァ!」

 

 

 ベリアルは超高密度のエネルギー弾を放つ。しかし白い光がハクの身体を包み、無傷で攻撃を凌いだ。彼は驚愕のあまり瞳孔を開いて固まっていた。

 

「俺の攻撃が………!?チッ!」

 

 そしてハクは全属性の魔法攻撃をを1つに纏め、そこに神力をチャージして放つ。それはベリアルの防御を打ち破り、彼の身体を大きく吹き飛ばした。

 

「ぐあっ!破壊神と死神の力が打ち消されただと………!」

 

 これも神の力か、とベリアルは思い、一旦下がり体勢を立て直そうとした瞬間、再び彼の身体を猛毒が襲う。

 

「なんだ………これ………っ!?!?」

 

「畳み掛けるぞ!!!《ホーリーブレイブ》!」

 

「ここで仕留めよう!」

 

 

 

 アニマは巨大な天使の翼を広げ、光のエネルギーを一点に集め槍状に放つ。そして白蓮はガンマバーストを放ち、毒で動きを止めたベリアルにそれが直撃した。

 

 

「ぐおおぉぉぉぉああああァァァァッッッ!!!」

 


 身体からは黒煙が上がり、身体のほとんどが焼け爛れた状態でなお、ベリアルは立ち上がる。


「嘘だろ………!?」


「し、しぶといっ………!」


「マジか、俺ノ毒で動きヲ止めタはずダろ?」 


 


 だが、異変は直後に起きた。突然、ベリアルの身体の中で何がが暴れ狂うように、彼の形が変わっていく。 



「兄………さん………!?兄さん!!!しっかり………!」


 ベリアルは絶叫しながら、その姿を変えていく。徐々に人間と同じような姿から逸脱していく様子に、周りのSランク冒険者達も絶句している。



 

 そして彼の身体の変化が終わった。右半身は悪魔の角と翼を生やし、紫色に染まった身体に。左半身は人間の身体のまま、白く染まっていた。



「………これで良い」



 そう呟くと、ブラックホールのように黒く染まったエネルギーと、純白に輝くエネルギーを全方位に爆発的に放ち、全員が吹き飛ばされた。

 

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