らんらんしている言葉集
意味不明なのは仕様です。あとビックベンとロンドン塔は全く別の建物です。
・錯乱
なに? エッフェル塔から飛び降りればいいの? それともロンドン塔を輪切りにしようか? え? 今はロンドン塔じゃなくてビックベンっていう名前に変わった? え? 嘘でしょ? え? ビックベンって、え? だってロンドン塔って、ほら、だって、あの二つ別の建物じゃん。え? どういうこと? いつのまにか融合したの?
・混乱
↑を見た読者の皆様の状態。一発目からこいつは何書いてんだ。
・攪乱
漢字で書けない。変換機能がなかったらこの項目はなかった。
・腐乱
同音異義語の孵卵にしてもなお何となく気持ち悪さを感じる単語。怖いというより気持ち悪くなるタイプのホラーで使われそう。
・戦乱
異世界軍師物でよくあるやつ。というかこれが起きないと話が進まない。フラグ管理大変だし作戦自体の面白さと意外性と合理性が必要だしで書く難易度が高い。書いてみろって? 勘弁してください何にもしません。
・狂乱
日常生活で使わない単語。使ってるやつは普段から話を作ってる人か革命主義者。
・淫乱
R-18。15でもいい。冷静に考えると割と難しい字なのに男子中学生は大体読める。でも漢字で書けない。学校の辞書とかにたまに赤線が引かれていたりしたが今はどうなのだろうか。技術の発展は男子中学生あるあるをも変えていく……
でも赤線引いたやつは許さない。辞書の値段もそうだが消したり買い替えたりする手間どんだけかかると思ってんだ。
・托卵
ホトトギスとか一部の鳥類が持つ謎すぎる習性。リスク高すぎる上に成功すれば後の世代の托卵先が減るとか栄える気が見当たらない。生物的な欠陥じゃないですかね。でも他人に丸投げするその姿勢は嫌いじゃない。あまり知られていないが別に鳥類に限った習性ではなかったりする。
・鶏卵
日常生活で使わない単語。普通に卵といえば通じる。無精卵と有精卵があり、店売りはほぼ無精卵。なので温めても孵化しない。雛を孵すとか微笑ましいことを言っている小さな子には優しく諭してあげよう。何故かって? 絶対途中で卵割ってトラウマになるから。
というか、孵化しない卵をこんだけ作るって生物的な欠陥じゃないだろうか。費やすエネルギーどんだけだよ。そういえば目玉焼きって実は細胞一つ分だと知ったときは衝撃を受けたものだ。分裂前とはいえでかい。
・散乱
どうでもいいが産卵と迷った。同音異義語があるとどれを取り上げるかが悩みどころである。
・争乱
これは騒乱か総覧か迷った。
・収乱
発生した争いを収めること。もしくは乱れた世の中を収めること。
……ごめん適当書いた。今作った造語だからドヤ顔で周りに言わないように。字面がそれっぽいとはいえ『おさめる』はこの場合『治める』が正しいので気づくやつには気づかれる。やろうと思えば騙せるかもしれないが、それで友達を失っても作者は責任をとりません。
・カラン
貯金箱を振った瞬間にすると悲しくなる音。無音よりはましだがじゃらじゃらぐらいの音がほしい。五百円玉が溜まったときの重い音は嫌いじゃない。個人的にはお札のしゃかしゃかという音が一番だと思う。
・親鸞
人名。さらっと混ぜたらバレないかなとも思ったけど違和感すごすぎて諦めた。でも入れる。諦めたといったな、あれは嘘だ。
・伽藍
仏教シリーズ。漢字で書けない。なんなら読めない。がらんと読む。びっくりするほど使わない。がらんどうを漢字にするときに使うが、がらんどうを伽藍洞と書くとなんか頭いいアピールみたいで反感を買いそうである。まあ漢字で書けないんだが。
・くだらん
このページのこと。というかこの小説の皮を被った謎の何かのこと。ぶっちゃけこれがやりたかっただけ。自分で書いておいてなんだが親鸞上人に叱られた気分である。でも続く。
・団欒
漢字で書けない。そんなんばっかである。
・波乱
ある人にはある人生の荒波。誰にでもあるといえなくもないが、規模が違う。英雄的な人物なら個人の波乱が社会の波乱になってしまうこともある。どうでもいいけど漢字だけみると理系の実験で出てきそうな単語である。
・空欄
作者の英語のテストで七割を占めていた解答。空欄だって解答である。ただ絶対に点が取れないだけだ。なおこれが五割を超えると職員室呼び出しというオプションがつく。違います先生、ちゃんと真面目にやったんです! ただ解けなかっただけです! ……え? 追試? だってもう三月……え? 落としたら留年? え?(半分実話)
・絢爛
豪華がつかないと使われない添え物。豪華の方は豪華単体で使われるあたり本格的に添え物。パセリと言い換えてもいい。絢爛たる~で使われなくもないが、そりゃ探せばパセリメインの料理もあるよね。
・バラン
お弁当に入ってる緑のギザギザしたアレ。食べられない。なければないで困るらしいが実感しづらい。たまにこれ絶対いらないよねってところに入っていてイラッとくる。食べられないという意味ではパセリ以下である。でもないとそれはそれで寂しい。なんというツンデレ。対象は緑の何かだが。
・繚乱
添え物その2。百花がつかないと本気で使いどころがない。はっきりいって絢爛以下。ただし百花の方も単独では使いにくいので共依存でもある。なんか女性キャラになりそうな語感なので百花と一緒に擬人化したら捗るかもしれない。個人的には髪が長くて性格が正反対の双子を希望。
・応仁の乱
1492年に始まった乱。これをきっかけに室町幕府が崩壊し戦国時代に突入したといわれていたが、近年この乱の後も局地的な幕府機能は健在だったとの研究報告がなされている。
なお、解説は真面目だが年号は適当。15世紀だったことしか覚えてない。調べてみたら1467年だった。全然合ってなかった。たまに真面目に解説したと思ったらこれである。歴史って意外と年号覚える必要ないよね。
気づいた人もいるかもしれないが段々○らんネタがなくなってきた。
・竜舌蘭
植物。リュウゼツランと読む。こんな名前をしておきながらラン科ではない。見た目にも蘭っぽさはない。というか、ウィキ○ディアの画像が躍動感ありすぎて今にも動き出しそうで怖い。地面から生えてきた触手といわれても信じるレベル。ていうかあれもう触手でしょ? 他の画像は他の画像で剣山みたいだし、なんというか植物というよりアートである。
名前の由来は葉が竜の舌に似ているからだとか葉の質感がザラザラしていて竜の舌っぽいからとか聞いたことがあるが定かではない。この場合の定かではないは由来がではなく作者の記憶がである。とりあえず個人的な感想を述べるなら山嵐蘭とかそういう名前の方がよかったと思う。語感もかわいいし、サンランラン。なんか連呼したくなる、サンランラン。
水をかけるとすっごい縮むよ!
・胡蝶蘭
これはラン科。綺麗。でもやっぱりウィ○ペディアの画像が怖い。獲物に向かって口を突きだしてくる三つ首の怪物にしかみえない。サンランランもとい竜舌蘭のせいでどうしてもそういう目で見てしまう。竜だの舌だのといった漢字を見た後だとなおさらである。こんな優雅な名前をしているわりに日本の自生種ではない。細かな分類をおいて実際の売り買いをみると洋ランの一種として扱われていることが多い。洋ランとかいわれると西洋っぽいが分布はフィリピンから台湾。そりゃ、南洋だって洋だけどさ……
・じゃらん
旅行雑誌。多少は真面目に解説してたと思ったらこれである。じゃらんは何も悪くない。悪いのは作者である。間違えた社会である。作者は悪くない。悪くないったら悪くない。
作者もお世話になったことがある旅行雑誌であるが、意外と各地方ごとに違う版があることは知られていない。北海道版だったり九州版だったりがあるのだが、まあ自分が住んでいる場所以外のことは知らないものである。ネット版が主流になった感もあるが、雑誌版もいまだに健在。『にゃらん』というイメージキャラクターがいる。ゆるキャラかと思ったらCMでよくみるあの猫だった。書くネタになるかと思ってちょっと期待したのに。
……いや、我ながらなんでこんなこと書いてるんだ。旅行雑誌どころか旅行業界と関わりないのに。じゃらんの回し者かと思われてしまう。というかむしろ回し者にしてほしい。どうでしょう、雇ってくれませんか? 特に役には立たないけどいるだけで給料が発生しますよ? 人はそれを不良債権と呼ぶ。
・アラン
ドロン
・出藍
昔の人も略語は好きだったんだなあ、と思わせてくれる単語。しゅつらんと読む。『青は藍より出でて藍より青し』が元の文だが圧縮と魔改造の結果二文字になった。これも広まった当時は若者言葉だったのだろうか。『しゅつらん!』と書くと女子高を舞台にした四コマ漫画みたいである。
・治乱
こんな言葉ないだろ、と思って造語にしようとしたらあってびっくりした単語。見たことないんですけどどこで使われてるんですかね。おかげで収乱とかいう漢字の意味が合っていない謎単語を作る羽目になってしまった。意味が通るような漢字同士の熟語は大体存在していると作者に教えてくれた言葉である。ちなみに意味は収乱(造語)とは全然違う。
・らんらん
出荷よー