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未知の力で宇宙一最強  作者: 長田区次郎
4/7

1話

《月に到着しました。船内はなんでもありなのでご自由に動いてもらって結構です。宇宙服標準装備。では、重力オールゼロパーセントに宇宙船解析中、解析ロード、オールスキャン、インビジブルシステム解除、階段スキャンオール100パーセント。自動迎撃システム解除。船内には空気と二酸化炭素がありますので解析確認、オールクリアー未知の力式エネルギー充電完了、エネルギーコアアートスキャン解析データ解析中、解析完了オールオーケイ、オールクリア》

「凄すぎ、なんだこれは、透明な宇宙船にもなれるし、未知の科学スゴスギ」

と、まあ、すごいの一言しか言えない。

逆に地球から月にこれるなんて怖いな。

もう口がヒラいたまんまだ。あまりのすごい科学力に言葉もでない。(出てるじゃないか!言葉!!)


水鉄砲が勝手に変形していく。

カジャン ピーガシャン、ヒーガシャン。


俺の、左腕に適合した未知の力が勝手にトランスフーォー〇していく。

生々しい、俺の左腕が生々しい、怖い。自分の左腕が怖い。

《メンズ・マスター、変身しますか?YES/NO》

「え?俺に言ってるの?」

《左様》

「じゃあ、NOでお願いします」

《無理、YESしか認められない》

「え?なんでそんな設定をいれるの?」

《設定?なんのことやら》

「うわ、都合いいな、じゃあ仕方なくYESでお願いします」

《了解。デブ》

「え?なんで、メンズ・マスターからすぐにデブに落とすんですか?」

《お主の体格がデブだから》

「納得しました」

《では、変身します》

「お願い申し上げます」

《変身》

「う、こわいな」

もう、デブリと頷くしかなかった。(だから、デブだから頷けないよ!)

《変身完了、全肉体スキャン完了。メイン・マスター変身が完了しました》

はぁ、なんでこんなときだけメイン・マスターと呼ぶんだろうか。

意味がわからん。

《サンスポー水鉄砲変身完了、自動宇宙服装着完了。オールクリアー安全を確認しました》

「本当に?安全なの?」

《オールクリアーモンマンタイ》

正直、どこでモンマンタイという言葉を学んだか、教えてもらいたいもんだな。

《お主の母親にも同じことをしてるから大丈夫だ》

「なんかよく知らないけど、ママには優しいのかい?」

《左様、お主は特別だ、ママのほうはもっと特別だ》

う、むり。さすが俺のかーちゃん、マジ天使。俺は、マザコンだ。認める。

順応した。ってか適合したってなんなんだろうか。

とりあえず、聞いてみよう。

《ママは天使、お前はデブだからいい加減立場をわきまえろ》

性格悪。

《では実験がしたいから月に下りようか》

え?いまさらっとオソロシイことを言ったぞ。

こわいな、17歳で月におりるってどうなんだろうか、不思議すぎる。

《信用しろ、ウソは言わない、宇宙服きてるから問題なしだ》

「じゃあ信用しようかな、ウソじゃないよね?」

《ウソがつけない未知の生命体だから、私は正直ものだ》

「わかった。じゃあ信用しようかな」多分。

《大気確認、酸素なし》

「うん。知ってる」

映画でよくあるなーこんなシーン。

まぁ映画館いったこと1度しかないんですけど。

よし下りてみよう。

軽く怖いけど、もう信用するしかない。

階段だしき物体を下りて月に下りる俺。


目の前に広がる宇宙空間に全く感動しなかった。

うん。なんかテレビとか映画館のスクリーンと一緒かな、「どへ」(変な言葉やめて)

地球が見えるし、たしか、第三惑星だったかな、多分、知らないけども・・・。

階段を下りて月にクレーターがある。

それは、お約束かな、クレーターがあるのかすごいな。

《実験がしたい、付き合ってほしい、いいかな?メイン・マスター》

「え?なんの実験?詳しく教えてほしいな」

《地球を崩壊できる力がまだ残っているか、実験したい、未知の力がまだあるかを確認したい》

「今、さらっと怖いこと言ったな、わかった付き合うよ」

《感謝感激、ありがとうございました》

お?ありがとうございました。って言えるんだ、すごいな、さすが未知の生命体。

《ネオクール》

「いや、それはいらないな、ほしくもなんともない」

《衛星をハッキングして言語を覚えたのだ》

「いいと思います。よくある映画の設定だな」

ママしか基本信用できる人間しかいないから、もう未知の生命体も信用しようかな。よし、決めた、信用しよう、軽くだが。。。


《サンスポーエネルギー源コアエイドリス、ゼロ・セーフティーロック解除半透明ウィンド表示、特殊コア発動、ファストーセーフティーロック解除、セカンド・セーフティーロック解除、サードセキュリティーロック解除、オールクリアー最後の封印、〇〇〇xxxxxxxAOBスラッシュ、解除、レベル無限解除、封印解除、エネルギースキャン1、2、3、未知の力よ、我の左腕にパワーエネルギー源、ロード、スキャン開始、3.2.1.スキャン完了、オールクリアーエネルギー源120パーセントロックオン、ロックオン・第三惑星地球にロックしました。地球を破壊しますか?YeS/NO

当然イエス。左腕に寄生した未知・未知の力よメテオリ・アウト・バーストエネルギー120パーセント確認しました。惑星壊しバーストエネルギー発動します。発射開始、3、2、1、0、発射します》

え?俺の意見全く無視?YeSっても言ってないのに勝手イエス回答しないでほしい。

キチガイナノカナ、この、左腕に寄生した未知の力は、もうやばいと思う。(勝手にやらないでほしい)

勝手にドンってどういうシステムなんだろうか?

教えてください。

《第三惑星。惑星地球の破壊に成功しました》


称号 地球を破壊した17歳の男

80億人の人類を滅亡させてしまいました。

こわとです。

もう知らない。

地球滅亡しました。

ボクシングでこんな有名な言葉がある。

左を制するものは世界を制す。

本当でした。

左腕に適合した未知力が、地球を破壊してしまった。

やばいですな、これ、どう、再生されればいいんだろうか?

もういいや、あきらめました。

地球人、さようなら。



後日談としてママの未知の右腕で地球を元通りにしておきました。

このことは、うちの息子?にはナイッショってことで。

地球はまだ残ってます。

知らない真実を教えないこともまたアレってことで・・・・。










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