プロローグ3
やっと地球編終了
いつもの木造一階建ての貧乏団地。広さ、6ジョウ一間一応部屋は2部屋ある、電気も一応、まだ止められてはいない。寝室、とママ限定の着替え室がある。家電製品の冷蔵庫は、ママの着替をするところに設置されている。
いちお、家電製品が、冷蔵庫だけはある。テレビは壊した。俺が。家族2人暮らしだしな、漫画が読みたい、でも、漫画を買うお金がない。財布も持ってないし、うちのお母さんがどうにか毎月ギリギリの生活するお金をヤリクリしてくれている。本当に、デキた。お母さんだな。ママ、マジ天使。俺の名前は、鈴木二郎。17歳。お母さんの名前は、鈴木斎藤 年齢35歳。とても美人。なんで苗字が2つついてるかは謎。お母さんに聞いても、なんか教えてくれない。だからあえてもう聞かないようにした。失礼と思いまして、はい。
”テンプレ”もうテンプレじゃなくて、”テンプラ”でよくね?まぁ結構お下劣な下品な言葉は発してなんか、
「ほんとうにすまないと思っている」
と、ちょっとどこかのパクリの海外のドラマの主人公の名言を言ってしまってホンスマ。
と、軽いアメリ〇ンジョークをパクってます。
アメ〇カのなんかカードみたいな大統領、「ソーリー」と、まぁ、英語も使えないのに、偽物英語を使って、アメ〇カの皆々様。どうもホンスマ。
あと、一日もしないうちに国内戦争が開幕する。勿論違う意味での最悪のリアル戦争が開幕する。
そして今の時刻はもう昼過ぎ、ママがアルバイトに、行く準備をしている、着替えをしている。
着替えを覗こうと、ちょっとドアの隙間からエロ視線でエロエロと覗く、ドストライクの変態の俺は、もう変態ということを自覚している。それもママ限定のド変態です、絶対に譲れないプライドがあるんですよ。俺にも・・・マジ認めます。
そしてママが、と、俺の覗いているドアに迫ってくる。
あ!バレた。と思って、しぼしぼとなにもなかったように、布団がある居間に逃げていく俺。
よし、脂肪回避したぜ。体が重すぎるから、正直歩くのもめんどくさい。
ママと一緒ならどんな場所でも歩いて行けますけどね、ぐは!。
そして着替えが終わったのか、カーテンで仕切られている。
カーテン。
貧乏だから、カーテンという高級品は買えない。布団がカーテンの代用品みたいなモノです。
そして、ママにこう言われた。
「一緒にバイト先の弁当屋までついてくる?」
「喜んで、どこでもついていきます!」
俺は、デブリと頷いたかもしれない。(体がデブなんで頷ける体格ではない)
そしてママと一緒にオンボロ団地を出る俺とママ。
そして、もう街の状態が物凄くおかしなことになっている。
こんな状態だ。
店がほとんど閉まっている。
色々おかしなことを口走る住人、人間、あとホームレスやら、イロイロな方がいるが、説明するのが全部だるいので、全部省略。
閉店している店が多すぎる。ってかあたりまえか、
明日からリアル戦争の国内戦がスタートするのに、真面目に営業している店などなかった。
そして、災害拠点で兵器を受け取る長蛇の列、俺とママには、無関係な場所。
そして、弁当屋に着いたら、案の定、店が閉まっていた。当たり前だな。
そして、ママと俺は、弁当屋を後にした。
そして、また家に向かう道をひきかえします。
そして、また災害拠点にされている、兵器を受け取る、長蛇の列、兵器を受け取る人多すぎ。
軽く何千名いるんだろうか・・・。
羨ましいな。
特に、目的もないし、オンボロ団地に着いてしまった。
オンボロ団地だからドアが木でできてるから、夕方頃に戻ってきたら木のドアが壊されていた。
泥棒でも入ったんだろうか?別にこんなオンボロ団地に高級品などないのに・・・。
まー明日で人間の殺し合いが始まるから、まぁいいか!。
そして、寝室にデッカイ段ボール箱が1個あった。
あれか。これを壊したのは、宅配業者さんだったか、納得。
段ボール箱の中身を開けてみると、こういうイロイロなモノがあった。
これが人類減少計画の初期装備的なやつなのかな。もう、もう文句を言っても仕方ないしな。
とりあえず段ボール箱の中身を確認する作業をする。ママと俺。
まずケータイ、パカパカ携帯2台。せめてスマートフォンが欲しかった、(電池満タンバリアンテナ立ってる、そして充電できるアダブター)、財布2個(それぞれ、100万ぐらい入っている、)、コンビニでもあるようなペットボトルが10本3リットル。重いわ、(水)、新品の白のジャージ。デブでも着れる(未使用デブメンズ限定)、新品のデブメンズスニーカー、そしておもちゃの兵器(水鉄砲2丁)、なぜか知らないが、(ゴルフのドライバーが2本)、あと、(ゴルフボウルの玉が1000個以上)、あと、(時計が2個)、(ジーパン未使用Tシャツ未使用ホソイ人間限定レディス専用)多分。段ボール箱に詰まっている物が多すぎて説明しきれない。
どうやってこれで戦えばいいんだろうか!?意味が不明。武器、水鉄砲が2丁とドライバーが2本でゴルフボウルを叩いて人間に命中させれるのか?ケータイ、財布、水が大量、には感謝するが、後の装備がずさんすぎるわ。
もういいや、明日のことは明日のママに任せよう。ママが全部なんとかしてくれるはずだ。俺はママを信頼してるからな。もう天使的な存在とも思っている。ママには多分、キモイと思われてると思うけど、そんなものは関係ない。ママのことは大体わかっている。わかっているはずだ、多分。
そして左手で俺は、水鉄砲に触れた。
そして同じくママは、右手で水鉄砲に触れた。
ありえない現象が起こった。
こういう現象だ。
《人類確認オールスキャン、適合率オール100パーセント一致。メンズ・マスターとして照合確認。マザコンの度合いオールレッド多少危険デンジャラス、でもモーマンタイ、ドマザコンには、目をつぶる。サンスポーに自動装着。適合率オールグリーン。水鉄砲に変形。サンスポー水鉄砲科学星人、この人間の左腕に適合完了。名前オールスキャン。スズキジロウと確認、容姿、平凡なデブ》
今この水鉄砲は何て言ったんだろうか・・・。マザコンは認めるが、最後の平凡のデブが気になる。
そしてママの右手にも同じような現象が起こる。
《人類確認オールスキャン、適合率オール100パーセント以上一致、スゴイ。レディス・マスターとして照合確認・・クリアー、ライト・ハンデッドとして認証。適合率オールグリーン。水鉄砲に変形。ライト・ハンデッド水鉄砲科学星人、この人間の右腕に適合完了。名前オールスキャン。スズキサイトウと確認、名前意味不明。容姿、天使》
さすが、うちのママだ。わけがわからないが、容姿天使ってスゴイな。
俺も激しく同意します。
ってなんて思っている、場合じゃないな。
水鉄砲が変形って一体なんだろうか。俺とママは混乱していた。
そしてそれを察してくれたのか、俺の左腕がこの世界の言語で喋る。
《我々は未知の力を持つ星人。未知の科学星から飛来、たった2体の生き残り、ちょっと訳があって地球という星に飛来した、話は以上だ》
いやいや、そんな説明で納得できないよ。
「あの?すみません?もう少し詳しく説明してもらえますかね?」
俺は、この左腕に適合した未知の星人に話を聞きたかった。
こういうご返事が返ってきました。
《今地球の人口は増えすぎている。至急この星からの撤退したほうが賢明である、幸いなことに私たちは2星人は、未知の科学が生んだ、存在がまだ確認されていない、この地球でいうと未知の生命体だ。未知の宇宙船をよぶからしばしお待ちください》
おいおい、本当に、え?この地球から俺とママを助けてくれるのか。
やっと今の状況が確認できた。
そしてまた親切な言葉でこう答えてくれた。
《未知の宇宙船到着まで日本時間1時間しばしおまちください。自動運転モード開始オートパイロット始動。乗組員ゼロ、未知の科学人星の最後の未知の宇宙船を呼びます。起動オールエネルギースキャン完了。3、2、1、0。エネルギー充電完了。ワープ・ゲート・オープン・・時間修正完了。日本時間3分後に到着予定、以上》
ええ?1時間から3分って凄くありがたいんだが、そんなに急がなくてもいいのに・・・。
俺とママはビビった。
さすが親子。ビビりかたは一緒だ。
ママのマネをしただけなんですけど。
《インビジブル宇宙船到着。最後の砦ノアの宇宙船到着確認、以上をもちまして交信終了。カチャ》
え?見えない未知の宇宙船なの?どうゆう未知の科学力を持っているんだろうか、凄すぎて言葉にならない。
そして宇宙船が到着する。早いな。
そして階段だしき物体がこの貧乏アパートにつなげる橋?だしき物体が出てくる。
そして、自動で俺とママと段ボール箱を無理やり引きずりこんだ。
17年暮らした木造アパートが崩れていく。
《搭乗者確認スキャン開始、スキャン完了。段ボール箱1箱スキャン完了。人間の存在オールスキャン完了。搭乗者2名を確認。スキャン開始オールホワイト安全を確認しました。人間2名を確認しました。問題なし。危険物なし、発射準備完了エネルギースキャン。エネルギー充電。オールクリア。宇宙バースト発動します、5、4、3、2、1、0。バースト・エネルギー発射準備完了。目的地、月。今最善の方法は月に退避することが賢明、では月に向かって発射します、サン、ニイ、イチ、ゼロ、ファイナル・バースト発射します》
凄すぎて言葉にできない。
普通は宇宙船には椅子とかがあるとおもっていたんだが、この宇宙船はそうではないだしい。
恐ろしい。未知の科学力だな。こんな科学力があるなんて知りませんでした。
無事地球を後にした、俺とママでした。
《月到着まで30分、ゆっくり宇宙船でくつろいでください。クチャ》
地球の人類の方々、さようなら。
こうして、月に宇宙船で向かう、俺とママでした。
人類減少計画まであと、1時間ちょい。