雨女&晴れ男②(高校~大学)
雨女=雨子 晴れ男=晴男
2人が高校生、恋人になった。
高校は、別々ですが、学校が終ると、時々デートもした。
日曜日は、晴男とデートしても、晴れてばかりだった。
晴男のいない日曜日は、いつも家の中で読書したりテレビを見ながら過ごしてた雨子。
そして、2人が高校卒業をして、晴男は、大学へ 雨子は、会社へ入社した。
大学に入った晴男は、女のこからモテモテ、恋の告白も沢山された。
ハイキング、サッカー、テニスなど皆と仲良く遊ぶようになった。
だが、雨子は、会社でずっと仕事ばかりして、日曜日は、家の中で過ごした。
段々、晴男から連絡が来なくなり、心配になった雨子は、晴男に連絡をした。
晴男は、「忙しいからあとで」と言ってばかりだった。
段々冷たくなった晴男。外に行きたくても、行けない雨子は、ずっと家の中ばかりだった。
仕方なく、ある日、朝起きて、天気を見たら、少し天気が良いみたいので、久しぶりに、
雨子は、出かけてみた。。しかし、、やっぱり昼になると、雨が振っていた。
急いで、喫茶店の中に入った。「私、やっぱり雨女なんだ・・」
晴男、、変わったんだから、私どうしょう。。一生まで外に行けなくなりそう。。
泣き出した雨子、、。
次の日、会社の先輩から「付き合ってください」と言われてビックリした雨子。
でも、やっぱり怖くて断わった。
雨のように暗くなっていく雨子、、
逆、晴男は、晴れのようにますます明るく生きていく。。
そして、久々に晴男から連絡がきた。
「ごめん、ずっと忙しかったよ。寂しい思いをさせてごめん」
「ずっと寂しかったわ」
「ごめんごめん、お詫びに明日の日曜日、どこかに連れてやるよ
どこがいい?]
「デイズニーランド行きたい!」
「わかったよ」と言って、やっと久々のデートをした。
天気がとても良く気持ちが良かった!
雨子「私、久しぶりだわ、外にいくの」
「え?今まで、どこにいたんだよ」
「ずっと家の中にいたよ。つまらなかったわ」
やっぱり私には、あなたしかいないわ。
雨子は、晴男と結婚すると決めた。
だが、晴男は、まだ大学生でバイトばかりしてるので、すぐ結婚をしてと言えません。
晴男からのプロボースを待っていようと思った雨子。
そして、晴男はいよいよ大学を卒業をして、やっと大きな会社に入った。
エリートマンになった晴男。
会社社長の娘が晴男に惹かれてしまった。
社長の娘の名前は、麗子。
社長に「晴男と付き合いたい」とお願いをして、
社長から晴男を呼んで、娘と付き合ってほしい、そうすればお前を将来、社長にしてやると言った。
晴男は、家があまり金持ちでないので、いつかはお金持ちになろうと思った。
だから、迷った。。雨子を捨てられない。。
お金か、恋か、悩んだ晴男。。
数日後、晴男は決心した。
やっぱり俺は、雨子を選んだ!
僕には、彼女がいますと言って社長に断わった。麗子がヤキモチをした。
麗子が晴男の彼女の情報を知りたくて、探偵事務所に依頼をした。
1週間後、探偵事務所から情報が入った。
雨子のこと詳しく知った麗子が雨子の顔を見たくて、
ある日、雨子が会社から出て来るのを待ってた麗子。
やっと雨子の顔を見れた。「私の方が美人なのに、、」麗子は思った。
「どこがいいの?雨のような暗い顔だわ。。」
そして、麗子は、雨子と元同級生&回りの人に聞いた。
「雨子は、雨女なの、いつも雨子がいると雨が降ってしまう。
だから、皆、雨子と一緒に行きたくないみたい」
「そうなの。。」
数日後、会社で麗子が晴男に言った。
「あなたの彼女、雨女だと聞いたけど、ホントなの?」
「え・・違いますよ。一緒に行っても晴れてますよ」
「そう?皆、雨女と聞いていますけど、良かったね。」
「はい、ありがとうございます」
でも、晴男は、気が付いた。。
そういえば、いつも俺を呼んできた。運動会とか、バザーとか、来てと言った雨子のことを思い出した。
家の中でいつも過ごしてるとかも聞いた。。
そうか、、それで俺と付き合いたいわけか。。
でも、聞くのも、失礼だし、かわいそう。。黙っていよう。
そして、数年後、晴男から雨子にプロボースをした。
もちろん、雨子も喜んだ。2人は結婚をした。
続き→③へ