ルシア?
「おはよう!いい朝だね!」
「おはよう…ルシア?」
模擬戦をした次の日の朝…
さて今日も迷宮に行って魔力、気力を増やそうか!とした所、ルシアっぽい人が宿にいた。
…なんか見た目が変わってる。
雰囲気が違うな…
女性っぽくなってる…女装か?
胸も前までそんなになかったと思うけど…
声は間違いなくルシアだ。
「おや?しばらく会わないうちに私の事を忘れてしまったのかい?それはさみしいな。」
「…いや、見た目変わってないか?」
「フフッ知りたいのかい?私の事を…」
面倒くさくなってきたな…スルーでいいか。
「冗談だよ?君を心配して会いに来たんだ。そんなに直ぐ行こうとしないでほしいな!」
「ありがとう、大丈夫です。」
様子を見に来てくれたのか…
それは有り難いな。
「本当に大丈夫そうだね。右腕をドラゴンに持ってかれたと聞いたからね。落ち込んでるんではないかとね。」
「そうか…落ち込んではないな。」
実際にあまり気にしてないからな。
魔力を増やしていけば、なんとかなりそうだし。
食事がしづらくなったくらいか?
不思議とその程度の事しか考えてない。
「私が居るのだから心配する必要なんてないよ。死なないで居てくれれば充分さ!任せて欲しい。」
「いや、大丈夫だって。」
不安そうな顔してたか?
いや、絶対普通の顔してただろ!
大丈夫だって!
「ドラゴンから人、1人を抱えたまま逃げ切った君に、興味を抱いたSランクパーティーも追い払ってあげたからね!彼は私が目をつけたとね!」
「…………」
クソ野郎を退治するため、この街にかなりの高ランクの冒険者が集まった。
有名人だらけになったらしい、とロゼから聞いた。
その中の1つかな?多分…
有り難い事なのか?
別に有名になりたいわけじゃないからいいのか…
「ありがとうな。」
「…いいのかい?私のもので…」
「違うって、そっちじゃない!」
「む?違うのか…残念だ…だが困ったことがあったらいつでも頼って欲しい。クランに入ってくれなくても力になれることはある!私はそこまで狭量な者ではないと思っているからね!」
「ありがとう、何かあったら頼らせて貰うよ。」
「うむ!今日はそれだけを君に伝えたくて来たんだ!フフッそれでは、また。」
そう言って去ってた。
有り難いのは確かだ、ソロだからな…
うーん…なぜそこまで?
それが分からない…からな…
とりあえず困らない様に強くなろう!
結局それしかない気がする。
片方のゴブリンの首を飛ばし、同時に魔気力体でもう片方のゴブリンの魔力、気力を奪う。
魔力、気力の消費量は固定かな?変わる事はなさそうだ。
1回1回、回復は必要だな。
別に問題ない、これから増えて行けば連続で吸収も出来るだろうし、時間が掛かるくらいだ。
今日は50は超えてる。
明日には元の魔力の倍は行けそうだ!
それでも凡人以下だけど…俺にとっては大きい。
それにそこで終わるつもりもないからな。
ニッシッシ!笑けてくるな。
何処まで行けるのか楽しみだ。
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