表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/102

おかえり




 「…おかえり。」


 「た、ただいま…」


 

 迷宮ではゴブリンを相手に10、魔力、気力、を増やし、少しデススパイダーの糸玉を回収して帰って来た…

 今日はリケちゃんはいないらしく、ハーフエルフのシリアさんが担当してくれるみたいだ。

 初めてではないけど…だいたいいつもこんな感じになるんだよな。


 「鑑定をお願いします。」


 「…承りました。前回鑑定分をお渡しするわ。金貨6枚、銀貨20枚、銅貨35枚ね。」


 「ありがとうございます。」


 「…無茶しないようにって、よく言われてなかった?貴方。」


 いつものエルミルさんとのやり取り見られてたもんな…

 仲も良さそうだったし。


 「無茶はしてないので…大丈夫です。」


 「…そう……話は変わるけど…貴方に、お願いがあるのだけど…」


 「?なんですか?」


 珍しいな。

 なんだろう?


 「…あの子…エルミルを恨まないであげてほしいのよ。」


 「…恨むですか?それは…ないですね。」




 あれは…俺が足りなかっただけだから。

 それだけだ。




 「…そう、ならいいのよ。それだけ…」


 「はい。」


 「……あの子はね。…後妻になったのよ。…多分、見てるのが辛くなってしまったのね…親しい人が少しづつ失ってゆくのが…」


 …外から見るとそう見えるだろうな。

 例えそれだけではなかったとしても。


 「…だから、ルールを犯してまで引退を勧めた。冒険者が引退を決めるのは、本人であるべきだから。」


 「そうだったんですね…」


 「…強くお成りなさい。…これ以上失わないように…」


 「はい!任せてください!」


 言われるまでも無い、その為に冒険者続けてるんだから。


 「…自信、あるみたいね。…私も応援してるわ…これ以上は嫉妬されるかもね。」


 「はあ…」


 どう言う事?


 「…貴方、鈍感って言われる事はない?」


 「今、初めて言われましたけど…」


 ?マジで分からん。


 「…まあいいわ、頑張ってね。」


 「はい…」



 若干の謎を残したまま、ギルドで1人食事をし、帰ろうとした。

 しかし、俺を呼び止める者がいた。


 「ちょっと待って!貴方、今困ってるんじゃない?私が力になってあげる!」



 …………誰?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ