目覚め
ハッ!
近づく気配に目を覚ます。
ダルっ体…
あ?オークか…
気配を消し、オーク5体の真ん中に飛ぶ。
一番奥のオークを蹴り、その場で回転しながら短剣を振る。
一瞬にしてオークの首が飛び、戦闘は終わった。
あーハハッ、どれぐらい戦ってたんだ?
分からね〜。
宿に帰りますか。
とりあえず寝よ…
……
ギルドの受け付けには、別の女性が座っていた。
……ま、そだよね。
「こんにちは。」
「こんにちはタイガ様!先輩から引き継ぎました!何かあったら私に任せてください!」
「よろしく…リケちゃん」
「はい!」
ちょっと鼻息荒く話しかけてくれてるのはリケちゃん。
新人だった子だな…新しく俺を担当してくれるみたいだ。
元気っ子って感じの子だな。
「早速だけど…これを換金お願いするよ。」
「はい!まかせて…」
ドンッと音をさせながらリュックを置く。
半分以上魔石が詰まっている。
気づいたら溜まってた。
「あの、これは…」
「魔石…お金の受け取りは後日でもいいから、鑑定お願いね!」
「はぁはい!ま、まかせて…ください!」
「じゃあね!」
「はい!お待ちしてます!」
とりあえず宿に帰って寝た。
十日間戦ってたらしい。
ロゼに言われた。
そらしんどいわな…
朝…
ベッドで寝るのはいいね…やっぱり。
ステータスを意識する…増えてるな…
あの時、朦朧とする意識の中、なんか思い返してた気がするな…
モヤがかかった様にハッキリとは覚えてない。
ただ…これだけは分かる。
これからは増やしていける。
何処まででも…
格段に出来る事が増える。
なんとなく…
速くなった鼓動を左手で抑えた。
無くなった右手で可能性を掴んだ。
それが少し誇らしかった。
確かに失ったものもあった…
でも、それだけでも無かった。
そう言うことだ。
ヨシ!迷宮に行こう…強くなるために!




