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ミルドの剣



 「タイガさん、明日新人パーティーの案内をしてもらえませんか?」


 「?俺がですか…いいですけど…大して教えられる事ないですよ?」


 「構いませんよ、初めて迷宮に入るので念の為についてきてもらいたい、という話なので。」


 「分かりました。」


 「ミルドの剣という4人パーティーですね、明日の朝ギルドに寄っていただいてもいいですか?」

 

 「はい」





 そんなのあったんだな。

 知らんかった。

 まあ浅い層だけでいいらしいから…ついてくだけなんじゃね?

 まあ、実力見て問題なければ3層までかな。

 危なくなったら助けりゃいいしね。

 4人パーティーだし大丈夫じゃね?

 危なっかしそうだったら2層までだな…

 

 てか、Dランクでいいのかね。

 せめてCランクの方がって思うけどな。

 ま、いっか。

 どんな奴等か?あ?今まで見てないんか?男だよ男!どーせな!





 「おはようございます!今日はよろしくお願いします!」

 「おはよう、Dランクのタイガです、とりあえず後から付いてくからよろしく。」

 「はい!お願いします!」


 この元気いっぱいのはエイルって言うらしい。

 金属の兜、胸当て、剣、盾、の駆け出し装備セット。

 見た目?いいよ。

 赤髪の好青年って感じ、背は俺より少し低いくらいかな。

 

 同じ装備で俺と身長が一緒ぐらいの奴がドミクだってさ。

 ちなみに俺の身長はこっち来てから伸びてたな175が180になってたな。

 おっちゃんが測ってくれた。

 いや、防具の話した時にさ、知っとけって測ってくれたのよ。

 いいかこの話は。


 革鎧に短剣を装備してるのはリッテ!

 青色の髪をした、スラッとしたつり目の女の子!

 かわいいね!

 素晴らしい!今日、頑張ります!


 もう一人はクレナ!なんと治癒魔法使いです!

 ピンク髪の優しそうな感じの女の子だな…

 とても素晴らしい女性とだけ言っておこう!

 前にも言ったけど女性冒険者に…

 ね。

 ダメだぞ!


 治癒魔法使いか…珍しいな、あんまり見かける事ないんよ。

 てかこの子の装備だけ良くないか?

 ……あ、いや、そうかこのパーティーの要だからか。

 大事だもんな回復。


 教会関係の子じゃなさそうだな…

 治癒魔法使いは教会に居ること多いんよ。

 回復は教会へって感じかな。

 俺はお世話になる事ないけどね…

 出来ればあまり行きたくないなー。

 いやだって呼ばれてきた訳じゃねーからさ。

 ね、違うやつ混ざってんなとかおもわれてもね…困るしな。

 神様がそんなに器小さいとも思わんけど、アレの経験があるからな。

 突然なんか起こっても困るのよ。

 触らぬ神に祟りなしで行こうと思います!

 よろしく!

 

 それぞれにあいさつされ迷宮に向かった。

 

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