表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/102

お?ん?…………みつ

 

 分かっていたつもりだったが、右手でやっていた事を左手でやるのはやっぱり難しい。

 そんな事を考えながら宿の裏庭で短剣を振っていた。

 スキルからのイメージを反映しながら。

 曲がりなりにも武器を扱えてるのはこれのおかげ。

 文句はない!

 あっそこ良くないな〜みたいなイメージがちょとイラっとくるだけだ。


 「おはよう!朝食置いておいたよ!」

 「おはよう!ありがとう!」


 ロゼちゃんが朝食を持ってきてくれた。

 朝はいつも裏庭で素振りしていると運んで来てくれる。

 嬉しいね、こう言うのは。

 宿にはちょっと迷惑かもしれないけど。


 「今日も早いね!素振り!でもちょっとぎこちなかったよ?」

 「あー、武器の持ち手変えたんだよ、ちょっと思うところがあってさ。」

 「そうなんだー、無理しないでね!」

 「大丈夫!無理しないためにやってるまであるから!」

 「ハハッなにそれ!」


 ロゼちゃんはいつも素振りを眺めている。

 その時のタイミングを見て声をかけてくれる。

 邪魔しないように、ありがたい。

 ただ、エルミルさんもそうだけどやたら心配されるのは何なんだ?

 いや、確かに見た目、村人なのは自覚してるけど…

 そこまでか?そこまで弱そうか?俺は!


 今日迷宮終わったら服買いにいくか!

 金貨ちょっとはある、それなりの服は買える気がする。

 ヨシ!そうしよ!

 


 


 本日の迷宮2層!

 張り切って参りたい所だ…

 まずはいろいろ試したい。

 最初は魔物を探る所から。

 最近のなんとなくいる感じを確実にしておきたい。

 ………

 これは魔力を感じてるわけじゃない、どっちかって言うと生き物がいるって感じがする。

 多分、気力を感じてるのか?

 どうする?気力は飛ばせないし、魔力は少ないから飛ばしたくない…

 詰んでないかそれ?

 いやいやこれからだろ!大丈夫だから!

 ほら勇気出しで頑張ろ!

 こんなんでは終われない。


 それなら、五感!

 これを使おう、もともと体に備わってる技能を、使わない手はない。

 このなんとなく感じる気配に集中!

 これが発してる全てに意識を向ける。

 ……………

 ………………

 …………………?

 ゴブリンか?なんとなく輪郭が見えた気がするな…

 5メートルくらい離れてる。

 2体が向き合って話してるか?

 ギャーギャー言っている。

 集中するとはっきりしてきたな。

 これは……












〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 双間 虎(17才)レベル1

 MP100/100

 SP100/100

 言語理解 剣術 体術 魔力操作 気力操作

 練気 集魔 気配察知

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





 いけたな、狙って出せたのはかなり嬉しい。

 あんまり遠いのはいけないけど、近場ならはっきりと分かる、かな?

 これなら戦闘中も把握できるか?

 そこまで行ければ不意を突かれる事は無さそう。

 何より走り回ってる最中が便利だな。

 魔物を探すって言うより、他の冒険者かわすのに楽。

 不意に出会ってちょっと警戒して頭ペコってして去るが面倒なんだよなぁ〜

 たまにあるけど…お互い警戒するし。

 いきなり戦闘になるとかは無いとは思うけど、そこは常に警戒したほうがいい。

 バイオレンスが何処に潜んでいるかは把握しきれてない。

 俺なんてすぐ殺られそうだしな。

 今のところいい人しか出会ってないけど、これからは分からない。

 無いといいけど、そう言うトラブル。

 怖いなーそう考えると、迷宮内は死体消えちゃうからな。

 気をつけよう。



 これで気配察知は得られた訳だが、欲しいスキルはまだある!

 なので、察知した気配にソロリソロリ

 物陰に隠れながらソロリソロリ

 自分の気配を潜ませてソロリソロリ

 相手の動きを探りながらソロリソロリ


 意外に気づかれないな、いつもは普通に歩いてるから向こうから走って来るけど、こうしてみると結構近くまで気づかれずいける。

 もう少し行けるか?あ!これは…

 倒そ。

 即座に近寄って後ろ向いてる一体、驚いてるもう一体と短剣を叩き込んで倒した。

 スキルは静かにしている、左手でも上手く短剣を扱えたようだ。











 




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 双間 虎(17才)レベル1

 MP100/100

 SP100/100

 言語理解 剣術 体術 魔力操作 気力操作

 練気 集魔 気配察知 隠密

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





 来たな、近寄ってる最中に来た。

 が、流れて来るイメージの量が今までとは比べ物にならないくらい多い!

 まず歩法、足を地面につく際は足の指の下、土踏まずの上の部分を地面につけ、次に足の指、かかとを同時に地面につける、それが済んだら体重を掛け体重移動を行う。

 足を地面から離す際はまたその逆、まず地面から足の指、かかとを同時に離し、足の指の下土踏まずの上の部分を地面と平行に音を立てず素早く離す。

 そしてそれを繰り返す。

 歩幅の距離が伸びた場合は膝、腰などを使い段階的に体重をかけるタイミングをコントロールすると…

 

 ムズいムズい!

 歩法だけでもムズいのに、これに呼吸法、気配断ちの心得?脱力方法?多い、多いって!

 正直舐めていた、舐めてました。

 いきなりイメージ来すぎて意識飛びそうになった!

 やっべーのついたな。

 そんな細かい?

 忍者やべー、もっとこう不思議な力で来るかと思ってました。

 いやでも使える…

 練習すれば…

 普段と使い分け出来れば、かなり有用。


 すみません、正直舐めてました。

 簡単に出来るだろうって思ってました。

 ムズい、かなり…

 でも頑張ります!

 とりあえず今日の狩り行ってきます!

 走って!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ