《登場人物一覧表(固有名詞を含む)※登場順》第1話〜第11話
《登場人物一覧表(固有名詞を含む)※登場順》第1話〜第11話
ぼく/アッシュ・オオタニ(Ash Ohtani)/十四歳/一四八cm
日本人。黒髪で、変態にモテる。
茶泉グループの苦情係。
前回のミスから、茶泉珠子理事長に死地に送られた。
本名はオオタニ・アツシ。
ミシェル・ラングレイ(Michel(le) Langley)/十四歳/一五九cm
仏系米国人。銀髪の美少年。変態その一。
ぼく(アッシュ)の相棒。英語は〝H〟の発音があまい。
前回死んだはずだが、ぼく(アッシュ)の接吻(人工呼吸)で生き返ったらしい。
愛人の子で庶子。折れた右足がまだ完治していない。
たいてい女装している。
本人いわく同性愛者でも被虐性欲者でもないらしい。
ミシェルは「神に似たるものは誰か」を意味するが、本人は無神論者。
敵
いまのところ詳細不明。
上弦の月/半月
夜に上弦の月が見えている場合、深夜零時になっていない。
学校法人茶泉学院
聖ルチア大学と姉妹校。中学校・高等学校のほか大学・大学院まである。
茶泉珠子/マーゴ・サ=イズミ/三十歳以上/一四八cm
米国籍。茶泉学院の理事長。ぼく(アッシュ)の上司。
同性愛者で、秘書二人の美女は愛人も兼務している。
内外に政治力がある。
珠子の珠は「真珠」を意味する。
米国名のマーゴは「真珠」を意味するマーガレットから。
アーネスト・ヘミングウェイと同じく仏国ボルドーワイン「シャトー・マルゴー」好き。
聖ルチア大学/セントルーシー大学
米国セントルーシー大学は、マサチューセッツ州ボストン近郊のセントルーシー市にある。
米国SLの校内で、チャーリーが殺害された。
聖ルチア(セントルーシー)は聖人「シラクサのルチア」に由来する。
シラクサのルチアは目をえぐられたので、皿の上に眼球をのせた姿が描かれている。
ロブ/ホークアイ家執事/四十歳/一八七cm
ロバート・テイラー・ジュニア。アセックス伯爵に忠実な真面目な男性。妻あり子なし。
ロバートは「名声」を意味する。テイラーは「仕立屋」なので庶民の出だろう。
ミランダ/ホークアイ家侍女/十四歳/一七一cm
ミランダ・レイサム。フリーダの妹。温厚な正確だが、時に毒舌を吐く。
ミランダは「平和」を意味する。レイサムは「小屋」なので庶民の出だろう。
フリーダ/ホークアイ家侍女/十五歳/一六八cm
フリーダ・レイサム。ミランダの姉。加虐性欲者。
変態その二。
ミシェルの被虐性欲を一発で見抜く慧眼の持ち主。
イザベルに忠実だが、上司のロブを避けている。
フリーダはミランダと同じく「平和」を意味する。
レディ・ベル/アセックス伯爵令嬢/イザベルお嬢さま/十五歳/一七五cm
イザベル・ホークアイ。子爵の弟がいる。加虐性欲者。
ブロンドの髪、ブロンドの瞳だが、虹彩は正確には琥珀色。
東洋の黒髪の美少年好きで髪をなめる。変態その三。
イザベルは仏風の名前で、英語のエリザベスは「誓い」を意味する。
ホークアイはそのまま「鷹の目」で、イザベルの金色の目のように身体的特徴だろう。
英国セントルーシー大学
中等教育がなされる中等部は、二つのキーステージに分類される。
ローキーステージは紫が基本。
成績優良者は青のリボンが与えられる。
特別な緑のリボンの者は少ない。
同じく、ハイキーステージは黄が基本。
成績優良者は橙のリボンが与えられる。
特別な赤のリボンの者は少ない。
チャーリー・スミス/チャーリー・キム/十歳/一三九cm
故人。元大韓民国籍。米国スミス夫妻の養子。
チャーリーは「男性」を意味する。
スミスは「鍛冶屋」だが、一般的になってしまった。
レイチェル
韓国人女性。チャーリーとマイケルの遺伝子上の母。
未婚の大学生でキャリアを優先するために我が子を売った。
レイチェルは『旧約聖書』「創世記」のラケルに由来し「雌の羊」を意味する。
被疑者/一七〇cm/五五kg
白人男性。チャーリー殺害後に入水自殺したが遺体は発見されていない。
マイケル・スミス/マイケル・キム/十歳/一三九cm
チャーリーの双生児の弟。黒髪の美少年。
イザベルお嬢さまに髪をなめられトラウマになった。
飛び級で中等教育を受けている。
成績は平均A評価。数学と物理はSで理系。
フェンシングA、三〇〇〇メートル走A。テニスB。ラグビーC。
マイケルはミシェルの英語名で、由来も同じ。




