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完結させる作品

旧作転生王【短編】

作者: 転生王作りたい委員会 美駆

0.1話 「最恐」 

 暗い空。闇の雲が覆い太陽の光すらも通らない。草木は燃え盛り。人の血が出て苦しい嘆き悲鳴。悪魔のような姿をした獣たちが人と戦い血を出し死に。空の時空が歪んだのか空が割れている。そんな世界を崖の上から見下ろす俺。火の玉を出し空を飛んでいる悪魔を撃ち落とす。どんどんどんどん攻撃が激しくなる。燃えるような熱さの火の玉。とても冷たくあたった瞬間に氷るであろう氷の槍。風が起き、台風が起き、空が荒れ狂るい雷が飛びぶつかり弾け燃えあたり嘆き死に嘆きまた嘆くそしてしびれ一瞬で死ぬ。苦しみながら飛ばされ窒息死する。脳天を撃ち抜かれ死ぬ。雷が直撃して死ぬ。炎で燃えて溶ける。自分が何をしても変わらないそう思いながら俺はそんな光景をひたすら見ていた。

 ???「悲しむな下を向くな泣くな嘆くな俺らがそんなことをしていいと思ってるのか。俺らがそんな下向きな行動をしていいと思っているのか」

 ????「そうです私たちはそんなことをしていては国、みんなが世界中の人々が悲しんで苦しんで嘆きながら死んでしまいます。今から私たちは魔王を倒さなくては」

 ???、????「「立て!!!」」

 ???「もう後戻りはできない。お前にしかできないことがあるだろう」

 ????「あなたはその全てを乗り越えてもし私達が死んだとしても私達の屍を乗り越えてあなたはやらなければならないことがあるではないですか」

 俺「えっ」

 ???「俺達がいてやるよずっとそばで」

 ????「そうよあなたのそばで見てあげるからお願いね」

 声がかけられ後ろをゆっくりと振り向き、見た。二人は掠れた声で俺に何かを伝えようとしていた。悔いがないような顔で俺に全てを託したかのような顔で二人は幸せそうな顔で目をつぶった。「あとは任せた」そんな感じで俺に全てを託して行ってしまった。戦争の真っ只中。俺はそんなことを思いながらただ下を向いて後悔していただけなんだなのにこの二人はそんな俺に伴い自分がどんな大事な役目があるんだと知らない俺に何かを託して行った「もう後戻りはできない」「魔王を倒せ」一体俺に何ができるというのだと。そんなものに俺が勝てると思っているのか。勝てるかもわからない。俺の手は血で汚れ、鍵が朽ちて、盾がひび割れ、杖が折れ、魔石が破れ魔力が出て一体そんな状況で何が出来るって言うんだよ。そんな気持ちしか今持ち合わせていない。悲しみに暮れ呆れ、そんな俺に本当に何を託して言ったんだそんなそんなに重大なこと俺に託されても、どうしろって言うんだ。強くない何もできない魔王と交渉。魔王と話し合う。魔王を倒す。なに言ってんだよ。そんなことできたらもうこんな辛い思いしなくて済むんだろう。でも今、辛い思いしてるって事は勝てなかったんじゃないのか魔王が怖くて逃げ出したんじゃないのか。そうなんだろうきっときっとそうじゃないとこんなに辛い思いなんてしないはずなんだよ。こんな人が死に悪魔と戦い血が流れそんな光景、戦争、本当は起きなかったんじゃ防げたんじゃないのか。これがもし俺の弱さが招いた結果なら。そうなんだよここまでなんだよ。何でお前らは何で下にいる人達は俺を守るように悪魔と戦かってるんだよ。この俺に何の価値があるって言うんだ。

 俺は、ふと、左手に持っていた血で汚れた紙を見た。


0話 「絶望」

 ???「魔王の所に行く前の約束な」

 ????「そうね私も賛成その約束乗ったわ」

 俺?「俺も乗った」

 ???、????、俺?「「「絶対に、世界を救うぞ」」」

 俺?「ここから先にあるヴァルキリア崖。そこが最終決戦地だ」

 ???「あれだろ次に次元の裂け目が出る場所。今度こそ魔王が来てくれればいいんだかな。次元の裂け目が出るのはこれが最後って話だ今度こそ魔王が来るだろうし気を引き締めて行った方がいいな」

 俺?「そうだな。アレク」

 ????「でも、そんなこと言って、また自分が犠牲になろうとするんでしょレイ」

 アレク「それを言ったら、シャノン。お前もだろ」

 シャノン「アレク!あんたは、緊張感がなさすぎるの」

 レイ(俺)「まあまあ二人とも落ち着いて」

 アレク、シャノン「レイは黙ってろ」「レイは黙ってて」」

 レイ「あははは‥‥‥‥‥‥‥‥はあ‥‥‥」

 にらみ合う二人

 

 

 レイ(俺)「そろそろ。仲直りしようぜ」

 アレク、シャノン「シャノンが謝ったら‥‥」「アレクが謝ったら‥‥‥」

 アレク、シャノン「う~~‥‥‥‥‥‥ふんっ!!」

 一緒なことを言うのが相当嫌だったのだろうか。そっちがあやまったらと言ってすぐにそっぽを向いてしまった。でも戦闘になったらめっちゃ良くなるんだよな仲。

 


 ヴァルキリア崖。そこに着くまでに、二人の仲はすっかり元通りになっていた。ただ

 アレク「なんだよこの瘴気半端じゃねえ。いったいここで何が起きたんだよ戦争かそれとももう人魔大戦が」

 シャノン「アレク不吉な事言うのやめてよ」

 アレク「でもこの瘴気は異常だろ。どうなってんのだよこんなかは」

 すると突然下に転がっていた水晶玉が光って

 ヴァルキリア崖先鋒隊「き、聞こえるか。たす‥‥‥くれ。きゅ‥‥‥んが、いる。魔王‥‥‥‥き‥‥た。‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 レイ(俺)「おいっ!応答しろっ」

 アレク「おいおいマジかよ本当に!!急ぐぞ」

 シャノン「崖の上に行きましょう」

 レイ(俺)、アレク、シャノン「鳥の翼はどこまでも人の翼はどこまでもさあ今こそ風を操りは我が身を飛ばせフライ」



 魔王?「誰だ!」

 レイ(俺)「こいつが‥‥‥」

 アレク「ああ。この魔力量。瘴気。こいつが、

 レイ(俺)、アレク、シャノン「「「魔王!!」」」

 魔王?「雑魚共が、なんの用だ!!」

 シャノン「あんたが、魔王ね!」

 アレク「やっと、出てきやがったか。

     我が拳は、力を持ち炎をかたちどる。フレイムナックル」

 アレクの右手から放った、炎の拳が魔王?目掛けて飛ぶ。

 レイ(俺)「待てっ!アレク。何か来る」

 魔王?「無駄なことだ。サクリファイス!!」

 拳は、魔王の右手に触れた瞬間。消えた

 アレク「嘘だ‥ろ」

 レイ(俺)「アレクの攻撃を‥‥‥‥」

 アレク「うっっ!ぐはっ!!!‥‥‥‥う‥‥うう」

 アレクが、血を吐き。右手から、魔力が消えた。

 魔王(?)「今の攻撃を耐えるとはな。だが、無駄だ。直接攻撃すれば、一撃で終わる」

 アレク「クソッ‥‥たれ‥が‥‥‥‥‥我が拳は‥‥力を持ち炎をかたちどる。‥‥‥

 シャノン「やめてっ!アレク!!」

 アレク「フレイムナックル!!

 レイ(俺)「理は打ち消すことができる術式破壊!」

 炎の拳は、魔王に当たる前に消えた。

 アレク「レイ。テメエな‥にし‥‥やが‥‥る‥‥‥‥‥‥‥」

 バタッ

 アレクは力が抜けたように倒れた。

 レイ(俺)「ごめん。アレク」

 魔王(?)「少しは頭が切れるやつがいるようだな。なら初めは貴様から殺すか」

 魔王(?)は、一瞬。わずか0.1秒で間合い詰め

 魔王(?)「サクリファイス!」

 シャノン「シールドバインド」

 シャノンは、事前詠唱でとっさに魔王(?)を閉じ込める。 

 魔王(?)「ちっ」

 ヴァルキリア崖援軍「援軍到着しました。」

 レイ(俺)(援軍が来たのかよしこれならいける体制を立て直して魔王(?)を倒す)

 レイ(俺)「わかった。全員で、この魔王(?)倒すぞ!」

 そう言って、レイ(俺)は目の前の魔王(?)から、距離をおいた。

 シャノン「ここでの援軍はデカイわ」

 ヴァルキリア崖援軍「分かりました」

 魔王(?)「厄介だなあこうなったらしょうがない。」

 レイ(俺)「シャノン!後どれだけシールドバインドは持つんだ!」

 シャノン「持ったとしても、5秒が限界だわ」

 魔王(?)「この世は‥‥‥」

 ヴァルキリア崖援軍が、魔王(?)を囲む。

 シャノン「ヒーリング」

 シャノンは、やっと出来た隙に事前詠唱を使ってアレクを回復させた。

 魔王(?)「我が眷属たちの楽園となり、天国も全て神ですらも地に落ちる

       異界の門!!」

 魔王(?)が、「‥‥‥‥異界の門!!」と詠唱すると空にヒビが入り始め空が割れ悪魔の軍勢たちがやってきた。

 魔王(?)(完全には発動しなかったか。この、中では魔法の威力が弱まるようだな)

 シャノン「シールドバインドの中で、魔法を使ってこの威力!?」

 シャノンは驚きつつも、魔王がまだ何にいるのを確認する。

 レイ(俺)(あそこから、無数にデーモンたちがやって来るのか、ここまできてさすがに負けるわけにはいかない。アレクはまだ目覚めていない。どうにかして時間を稼がないとそれとも今ここで、とりあえずデーモン達の召喚を止めなければ)

 シャノン「兵士の皆さん。私達と一緒に魔王(?)と戦うのはありがたいのですが、悪魔のデーモンの相手をお願いします」

 ヴァルキリア崖援軍「「「分かりました!」」」「「了解です」」

 ヴァルキリア崖援軍が、魔王(?)の包囲をやめ、デーモンに向かう。

 バリッバリッ。シールドバインドが破れた。

 シャノン「これだけ持てば、上………」

 スッ!魔王(?)が消えた。

 シャノン(魔王がいない!?いったいどk‥‥‥…

 レイ(俺)「シャノン!後ろだーー」

 魔王(?)「サクリファイス!!」

 シャノン「バリア!」

 カンッ。

 魔王(?)「無駄だっ!!」

 レイ(?)「俺が相手だ!聖剣召喚!」

 レイ(俺)も事前詠唱で、光り輝く聖剣を出して魔王に向かう。

 シャノン「グハッ。体が‥…うご…………」

 魔王(?)のサクリファイスは、シャノンに当たらず、バリアで防がれたおかげで、シャノンは一命を取り留める。

 レイ(俺)「シャノン!速く治療しないと!」

 魔王(?)「させんわ!魔剣召喚!」

 魔王(?)は憎悪に満ちた呪いの剣を出して、レイ(俺)に向かう。

 レイ(俺)「クソッ!邪魔だっ!」

 アラン「う‥‥‥ん‥‥」

 レイ(俺)「目が覚めたか。アラン」

 アラン「レイあんときは‥‥っ今はそんなときではないようだな」

 アランは、立ち上がり盾と、魔石を身に着けて

 アラン「魔石解放!」

 アランが「魔石解放!」と叫ぶと炎の魔石が赤色に光り輝くすると…………炎の鬣を持つライオンが出てきた。

 アラン「行くぞ。ガイア」

 ガイア「アラン。了解だ!」

 魔王(?)「魔獣使いか。その魔獣は……火炎獅子か」

 レイ(俺)(今しかない「聖剣解放」

 バンッ!!

 想像を絶する。音が鳴り響きながら、

 魔王(?)「完全に、異界の門が発動した!」

 ギイイイイ!という音とともに、門が開いた。

 シャノン「アラン!」

 アラン「シャノン!」

 シャノン「あれを使うわよ!」

 アラン「フッ…わかったよ。シャノン」

 アラン、シャノン「闇を深淵を打ち消し、彼の者を、未知なる脅威から守りせしめる光の力よ、彼の者に光の加護を与えたまえ!聖なる天樹」

 神々しく、聖なる光を纏う、大樹が現れレイ(俺)を守るように、光の壁が出てくる。

 レイ(俺)「やめろ!お前らが、持たない」

 アラン「お前が、生きればそれでいいんだ。ガイア!」

 ガイア「なんだ?」

 アラン「レイを守ってやれ」

 ガイア「ああ任せておけ」

 レイ(俺)「アラン!シャノン!」

*スキル<???>称号<????>神なる手

 転神 守「う……はっ。夢か?……あれ?何見たっけ」

_________________________________________


1話 「死」〜転神 守〜 

 ここは、数多ある星。異世界。その中の軌跡と言われる空間の地球という星で、日本という国のほんの一部の瞬間である。


バハトニア宗教「我々は自由だ!」

叶(またか。最近頻繁に変な宗教もといバハトニア宗教が訴えている。日本は言論が自由だからな。犯罪とかをしない限り捕まるなんてことはないだろうし。

バハトニア宗教「さあ今こそ、自由になるのだ!」

うるさい!おっと危ない危ない。声に出すところだった。確かに最近は税金が高くなっているが、それだけだ。まあ、うざいとか、めんどくさいとかは思っているけども。でもしばらくは、こんなうるさい所に居なくてすむ。なんたって昨日。三日間の休暇を手に入れたのだから。田舎にでも行くか!誰と行こうか?‥‥すいません。調子乗りました。一緒に行く彼女も友人も家族もいません。親は‥‥。まあこんな暗い話はしないで、山に行こう。田舎はやめたやめた。偏見をもっているわけではないが、田舎は田舎の、ノリ?みたいなのがあるかもしれないからなやっぱり誰もいない山に行こう)




守「着いたな」

守「えーと。異成戸山いなとさんか」

(結構適当に成り行きで来たわけだが、どこだここは?!いやー「ついた」とか言ったけどどこ?バスで寝てる間に変なとこ来たんだけど?と、とりあえず、登る?そのために来たんだから‥‥‥えっバカ?あはは。そうかもしれないけど、待つのも嫌だし待ってても来ないと思うし‥‥‥道ないしバス停ないし。山の中なら人がいるかもしれないしさ!)


守「はあはあ」

(結構登ったのに人の姿がない、戻るか。樹海みたいに迷ったり。なんつって

ガラッ

へっ)

守「うわああ」

(今何が?!崖が崩

バンッ!!!!

大きな音と共に俺は崖の下に落ちた

守「うー‥‥‥‥‥‥」

(死ぬのかここで。熱い‥寒い…痛い。一気に感覚がなだれ込む。く‥苦るしい。こんなときどうすれば‥‥うん?なんだ前の扉は。ここは崖の下だ‥なんで扉が‥‥‥こんなこと考えている暇はない。もしこのまま死ぬなら………もし人がいるなら助けてく‥れ‥‥‥‥‥。)

その時俺は、無意識に手に着いた大量の血で「転」と書いた。




_________________________________________________________________________

世界観。(地球・日本・2103年真偽不明・工業汚染で、日本以外の国では、ガスマスク着用や身体改造が義務付けられていたり、戦争などが起きている)


転生王作りたい委員会:考察などは、してほしいですね。つづきが気なったらぜひ評価をお願いします。


2話「転生」〜転神 守〜

 守(あれ?意識がある。生きてるのか?真っ暗だぞ。ちょっと暑いな。なんか体が思うように動かない。というか、体があるのか。俺は、崖から落ちて死んだ。何で動かないんだ。どうなってんだよ……………

 まさか…植物人間とかないよな………

  ん?なんだ声が聞こえるぞ。

?「この子泣いてないですよ!」

守「はっ」

守(俺目があいた。良かったひとまず安…心………)

??「それはいかん」

守(なんかこの人達俺のこと軽々と抱いているんだけど。そんなデカイ人いたか、日本人に‥‥‥嫌な予感が)

周りを見渡す守。

守(なっ!俺の手が小さい体が縮んでいる!いやいやそんなことがあっていいのか!!)

??「とりあえず、呼吸をさせてあげないと」

手をのばす男。

??「している。呼吸をしている!!」

守(この服装(白衣)この男の反応、もし、もしだ俺が赤ん坊ならこの人は医師で、女の人は俺の母って事になる)

医師「凄い生まれたばかりの子が、自然と呼吸を!!泣かずに」

守(そうなのか‥‥‥やはり俺は)

母「良かった。大丈夫なんですね」

守(「俺は大丈夫じゃない!」)

守はそう思いながら、周りを確認する。

医師「え、ええ」

医師「それでは。私は」

母「ありがとうございました」

そう言って医師は出ていく

守(やっぱりさっきの男の人は医師か。どういうことなんだ!!まさか、転生とか言わないよね‥‥

いや‥‥信じざる負えない。ふつうならありえないことが起きている。俺は実際いま赤ん坊として生まれている。)

母「良かった。あなたの名前は、カナカリス。カナカリス・アルフォンスよ。まあこの子には聞こえてないだろうけど。さあ、部屋に運びましょう」

と母が言うと、従者らしき人が何名か出てきた

守(従者!!どこの国だ。うん?今思えば、日本ではない。従者など聞いたことがない。

じゃあ外国か?いや外国はガスマスクなどの着用が義務付けられているはずだ。うーん‥‥‥違う時代に生まれたか、もしそうならいつだ!)

母がカナカリスに近づいて、手を頭の上におき

母「目を閉じ

  体を休め

  1段階魔法

  スリープ」

守「えっ」

母「もしかして‥‥‥‥‥いま喋ったの?きっと気のせいよね生まれたばかりの子がしゃべるなんて」

そのまま、叶は眠りについた。

_________________________________________

転生王作りたい委員会:これからは、守を、カナカリスと呼ばさてもらいます。考察などは、してほしいですね。つづきが気なったらぜひ評価をお願いします。



3話 「状況整理」

カナカリス「はっ」

カナカリス(なんで、俺、寝てたんだっけ。そうか、母が何か唱えたら‥‥‥まさか魔法?

いやいや、いやいやいやいや俺は今赤ん坊だからなぁきっと眠気が急に来ただけだ。そうでなきゃあんなことできるわけない異世界じゃあるまいし‥‥‥

もしや本当に異世界か、とりあえず状況整理から始めよう

うーん

大事なことはそうだなこの世界の情報が必要だ。もしかしたらここは自然豊かな場所でガスマスクをしなくても過ごせるとかそういうのがあるのだろう転生とか生れ変りはしたかもしれないがきっと転生をしただけだ異世界に来たわけではないだろう。

と言うか今思ったが言葉が通じている俺の言葉が通じるのならやはり日本かだが日本で従者を雇っているところなど聞いたことがないな。

そうだまずは今の時代を知ることが大事だ。もしかしたら過去に来たのかもしれない。自然豊かで日本語を使う。

魔法があるとなると異世界だなぁ。それでもまだ魔法があると決まったわけではない。

そうまだ俺が住んでいた地球その日本のどこかという可能性が残されている。可能性がある限り諦めるわけにはいかないしもっともっと色々なことを知らなければいけない。もし俺が過去に来たのなら歴史を勝手に変えるのはいいのだろうか。

まあ難しいことは後だ。

問題はここがどこかである予想できるのはまずは日本語が話せる国。日本語の教育を受けている韓国他には日本この二つだろうな。まあこの二つのうちどちらかといえば日本に近いと言える。韓国で従者というかこういうなんというのだメイド服みたいな執事とかそういう感じの服はないと考えているまあ勝手な妄想だが。

だが医師や母が外国人系の顔をしているから俺は韓国混じりの日本と韓国のハーフなのかもしれない。

考え出すと何もかもがどんどんどんどん膨張していく枝から枝へ枝から枝へもう訳が分からないぐらいに枝分かれして考えが巡る。状況整理とか情報整理をしようとしているとどうしても色々なことが増えてしまう。縛らないといけないんだがなぜか絞ったはずなのになぜかわからない。日本ならば、言葉が通じるのが分かる。だがしかし韓国ならば外国人系の顔がわかる。がきっと日本と韓国のハーフこれには間違いないと思われる。だが本当にそうなのかなぜかこの疑問が頭から離れない。何でこんなに考えてしまうんだ日本人なら日本でいい。韓国人なら韓国でいい。本当の疑問は従者がいるということだ。従者がいるこれはどうしても解明できない疑問だ。俺の知識では前世の記憶知識ほとんどが遊ぶことに関してだ。ゲームそういうものの知識なら人一倍あると思うけど本当に常識などはほとんど分からない。従者がいるのなら日本ではないかもしれないだが、もし過去に飛んだらならば可能性はある。文明的にいま俺がいる家。部屋などから考えれば未来にいったとは考えにくい。が逆に転生して過去に行くということが本当にあり得るのかこれがどうしてもわからない。まぁ過去に行ったのならそれでいい。また新しい人生で生きるのもいいだろう。だがしかし何度も言うがしかしだ本当にこれでいいのか。本当にこのまま生きていいのか。一体いつなのか何歴なのか本当に大丈夫なのか。国の地図を見ないと本当に俺の住んでいた世界なのか、確かめなければ。

 〜一ヶ月後〜

カナカリス(新しくわかったことが、色々ある。まず驚いたのは時計があることだ。まあ他にも色々あるけど体はやはり赤ん坊だな。最近やっとハイハイできるぐらいになった。この世界には魔法がある。実際に見た。スリープ以外にも、壁に頭をぶつけたときヒーリングという魔法も唱えくれた。実際痛みがなくなったり、眠気が来たりしているから、魔法は絶対にある。結局異世界だった。ラノベとかでよく見ていた転生が現実に。父にあった。母と同じで、金色の髪、家は裕福でこの感じなら、中世のような暮らし。冒険者や冒険者ギルド大国の兵士、モンスター、そのようなファンタジーな世界なら俺の求めていたらオンラインゲームのようなものがだろう。だがここは現実。そうなってしまったから生きなければならない。父は最近になって、本を読んでくれるようになった。普通なら理解出来ないだろうけど、俺が言葉を話したことがきっかけで読んでくれるようになった。問題は本の内容だ)

_________________________________________

転生王作りたい委員会:考察などは、してほしいですね。つづきが気なったらぜひ評価をお願いします。

4話 神の手を持つものと異空間の魔王


〜神の手を持つものと異空間の魔王〜

 世界には、揺るがない歴史がある。何千何万年変わることがない歴史が。

 魔王、強大な魔力で世界中の魔族を束ね、人を滅ぼし、世界を我が物にしようと企んでいるもの。魔王は倒されても、新たに誕生する。天地を喰らい神殺しの異名を持ち世界を崩壊寸前まで破壊の限りを尽くした魔王。竜の巣を支配下に置き、竜の軍勢で国を攻撃した魔王。

圧倒的な魔力量で暗黒時代と呼ばれる。十年間太陽の光が届かぬほどの暗黒の雲を作り出した魔王。

 しかし。魔王に対抗するべく人からも勇者と呼ばれる者が現れる。

 勇者、ある時代から生まれ始めた勇者。そのものは強いときもあれば弱いときもしかしスキル勇気。勇敢なる者。それらを持つ人が希望、勇者。魔王に唯一対抗できる人間。勇者の仲間たちもいる。だが勇者自体が最強。人間で最強とされる勇者のステータスをどのように鍛え上げているのか。

 それはスキル勇気。何と獲得経験値3倍にするという効果が。

 もう一つ、スキル勇敢なる者の能力は全ての状態異常、呪い、が効かないという効果がある。

勇者が魔王を倒しても、新たな魔王が誕生する。魔王が勇者を倒しても、新たな勇者が生まれる。この世界はそうして生まれた。

 そんな世界の始まりは、ある約束から始まった。


 スキル神の手。どんなものも創れる伝説のスキルだ。

 今この世界は、十九カ国に分かれている。昔は百何十カ国とあったようだが、信じられない。そんなにも国があれば、争いが絶えずに国を維持するなどできるわけがないのだ。今では、その時代の遺物をオーパーツと呼んでいる。どうやって使うのかは不明だが、昔はあの空高くにある星を手に入れたとされるほど技術と魔法があったに違いないのだ。なぜそんなことを話しているかって?その約束が、「物を作らない」と神の手を持つものと魔王が約束したんじゃないのか。という話をするため。

まあ、この話は例の一つ。でも神の手のスキルを持つ者が、ある日、異空間から舞い降りた魔王と約束した。

その約束が何かは分からないが、その日から勇者と魔王が現れたのは事実。

 ここからは、詳しく、神の手を持つもののお話を。

 この世界で、初めてスキルを手に入れた者として、神の手を持つものは、この本のように語り継がれている。今この世界で、散華時代と呼ばれているのが、一番古い歴史だ。その散華時代の始まりの古文に「神の手持ちし者、異空間現る魔王と契をかわし」と書いている。

散華時代の始まりは、約束した時から始まったのではないかとされている。

              〜完〜

カナカリス(スキルか。本当にスキルがあるなら。持っておきたいところだがどうしよう)

パラパラ

本に挟まっていた紙が落ちてきた。

カナカリス(何だこれ)

 

                〜不思議な紙〜

 ステータスを見たいなら。自分の心に瞑想してみて、力を意識する。そうすれば見れるはずだ。一度できれば、好きなときに見ることができる。

著作 ガイン・グラン

               〜完〜


カナカリス(日本語!?今まで本は父に読んでもらっていた。なぜならこの世界の文字をまだ俺は読めないからだ。この紙だけはこの一部だけは日本語だった。どういうわけか俺の住んでいた世界の言葉がここにある。なぜ日本語なのか。その疑問を残しながら、問題に集中した。この紙は、ほんの一部を切り取った?物…か。まじか。ステータス‥‥どんどん怖くなってきた。メンタルは強いほうなんだけど。ゲーム感覚で生きていけば、不安が和らぐか‥‥取り敢えず‥‥自分のステータスのかくにんしてみるか。)

_________________________________________

転生王作りたい委員会:次から、最後にステータスを書いていきます。考察などは、してほしいですね。つづきが気なったらぜひ評価をお願いします。




5話 「スキル」〜カナカリス〜

 カナカリス(意識した心の中にあるものをさあ自分の力量を力を技術を瞑想して目を閉じて集中するんだ。意識して意識してきっとある心の中にきっと魂に刻まれたステータスがきっとある。さあ今、今こそ見せてくれ俺のステータスを力を見せてくれ。)

 カナカリス(ステータス!)



 *要請を確認しました。要請を受諾しました。ステータスを開示します。


どこからともなくテレパシーのような天の声が届いた。

その瞬間シュパ!!と音が鳴り自分の画面にゲームのステータスのようなものが現れた。


LV.1

HP 56/56

MP 10/10

SP 15

SKP 20

SKPS 10

魔法:なし

スキル:なし

独自能力:???


 カナカリス(SKP、SKPS、これはなんだ?SKPは、スキルポイントだとして、SKPSは‥‥だが、ステータスはきっとこの世界で常識のはずだ。本に書いてあるのなら、ならどうするどうやって探すんだ誰に聞く親か、いや意味ないか。だか意味がないとしても聞いた方がいい俺はまだ生後1ヶ月だが前世の記憶も知識もを使えばきっと行けるはずだ母や父は俺が喋ったことに対してきっと頭がいい。覚えが早いと思ってるだろう。なら父や母に聞いてもいいかもしれない。父は俺に本を読んでくれた。それに興味をもって聞いたそう思ってくれればラッキーだ。そう、そうすればきっと教えてくれる。それしかやることがないんだ常識を知るにはまずこれが一番大事だ。疑問を知るには、この世界で生きるなら。まあ聞くなら今日を過ごした後、寝たあと休んで頭を回転させていつもの本を読む時間に聞くしかないな。)


   〜次の日〜


 カナカリス「父様?」

 カナカリス(上目遣い?を使ってしっかりと頼む。まあ俺、転生しても結局性別男だったしまぁ女だったらもっと聞けたかもな多分)

 父「どうした?」

 カナカリス「ステータスってどんなものなのですか?」

 父「本の内容、覚えてたのか。そうだな。まだ、生後1ヶ月だもんな。まあ聞いて言っても覚えられるかわかんないけどカナカリスが興味持ったんだったら教えてあげるよ。

 [HP] は自分の生きるための命だ。これが0になってしまうと死んでしまうんだ。まあそんなことを冒険者とかにならないとそうそうないだろうけどね。

 [MP]は魔法を使うために必要な物だ。魔法を使う魔法使いとかだと結構大事になってくるだろうな。まぁ 色々あるんだけどとりあえず魔法を覚えれるっていうのは貴族の特権みたいな感じだな。父さんとかの、貴族達なら魔法の本とかいっぱいあるけど読みたいか?読めるのなら、見せてあげるけど」

 カナカリス「本当ですか。でも文字はまだ‥‥‥」

 父「物覚えがいいって言ってもそんなもんだよな。大丈夫だよ。急がなくても。ほとんどのところが3歳とかになってから言葉とかをまともに、父さんのように話せるようになるから。もし覚えるなら1歳とかになってからでもいいんじゃないか。それか‥‥‥いや家庭教師はまだ早いな。その話はまた後からとりあえず始めはステータスだなステータス」

 カナカリス「父様、僕は‥‥文字をがんばって、独学で覚えます」

 父「ハハハッ。面白いな、カナカリス。まあ2歳とかになったら家庭教師呼んであげるよ物覚えがいいし頭もいいしなカナカリスは」

 

 父「[SP]はスタミナポイント。これはあるときは、走ったりとりあえず自分の限界を出すことができる。

 [SKP]は、スキルポイントって言ってな。スキルを覚えるために必要なポイントなんだ。スキルっていうのは同じことを何回もしていたりすると手に入れることができるんだが。スキルポイントを使えばやっていなくても訓練しなくてもどんなスキルでもポイントさえあれば手に入れることができるって言うすごいもんなんだよ。スキルポイントはスキルの強化はできないけどスキルを覚えることはできる。でも覚えられるスキルなんてまだこの世界にどんだけあるかも全部分かってないらしいしな。カナカリスは自分の欲しいスキルを適当に言ってみればステータス画面を開けるんだったら、神様に頼んでみれば「こんなスキルをください」って言ったら、もしかしたらそのスキルがあるかもしれないしな。あったら下スキルゲットできるかもなポイントがあればの話だけどはスキルポイントの話はこれぐらいでいいだろう

 [SKPS]はこれはスキルを使用するためのスキル使用ポイントだ。このポイントがある限りスキルを使うことができるんだ。スキル一つ一つに使うポイントの量が決められていて、スキル使用ポイントが0になるとスキルが使えないくなる。MP と同じようなものだ。カナカリスこれぐらいでいいか?」

 カナカリス「ありがとうございます。父様」

 父「当たり前だろ。子供が知りたいって思ったり興味を持つことに対して指定することなんてな、まあ本当にダメなことならダメって言うけどステータスっていうのはこの世界の常識だしそれぐらい覚えてみないと馬鹿にされるだろ。まあ知っている歳が若すぎるんだけど。おやすみカナカリス」

 カナカリス「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 父「寝ちゃったか‥‥」

 そう言って、父は部屋を出ていった。

 

 カナカリス(ま‥‥まじで‥‥‥あるのか。ステータスが、魔法が、スキルが、あったのか。

「神様に頼んでみれば」か‥‥スキル頼んでみるか‥神様に一か八か、

 神様、鑑定スキルや完全記憶スキル、脳内マップスキル、検索スキル、調査スキル、とか色々なことが知れるスキルはありませんか。どうかそのスキルを私にください。)


 *要請を確認しました。要請を受諾します。情報系のスキル一覧を開示します。

 <鑑定スキル>

詳細:その場にあるものの鑑定をすぐにすることができる。

必要SKP:50

 <完全記憶スキル>

詳細:どんな時も思い出したいと思った時、記憶を瞬時に探り完璧に記憶することができる。ただし記憶操作のすけるのレジストは失敗することがある。スキルLVが高いほどレジストできる可能性が高い。

必要SKP:50

 <記憶操作>

詳細:相手の記憶を改ざんすることができる。ただし相手が完全記憶スキルを持っていた場合レジストされる可能性が高い。記憶操作を相手が持っていた場合完璧にレジストされる。ただし相手が記憶操作を持っていたとしてもLV差が高かければスキルの能力が通る可能性が高い。

必要SKP:100

 <検索スキル>

詳細:その場に調べたいものがなくても調べたいことがある場合このスキルを使うことにより検索することができる。ただしこの世界の常識の範囲である。スキルLVが上がるほど調べられる範囲や調べることができる情報が増える。この世界で誰も知らない情報。すでに知っている人がいない情報は検索することができない。

必要SKP:150

 <情報操作スキル>

詳細:相手が感じる情報を操作することができる。ただし相手が情報操作スキルを持っている場合完璧にレジストされる。ただし、相手が情報操作スキルを持っていたとしてもLV差が高かければスキルの能力が通る可能性が高い。

必要SKP:200

 <伝達スキル>

詳細:伝えたいことがある場合その人に対し、テレパシーを使うことができる。

必要SKP:25

 <暗号化スキル>

詳細:どんな情報も暗号化することができる。言語、文字を伝えたいものだけに見せることができる。ただし相手が自分の暗号化スキルのスキルLVよりも高い暗号解読スキルを持ってい場合、解読される。

必要SKP:40

 <暗号解読スキル>

詳細:暗号や暗号化スキルによって暗号化された文字言語を解読することができる。ただし相手の暗号化スキルがこちらの暗号解読スキルよりもスキルLVが高い場合解読することができない。逆に相手の暗号化スキルよりもこちらの暗号解読スキルのスキルLVが高い場合解読することができる。

必要SKP:40

 <翻訳スキル>

詳細:世界での言語、文字を翻訳することができる。ただし暗号を翻訳することができない。

必要SKP:20

 <情報処理スキル>

詳細:情報処理能力、情報処理スピードが圧倒的に上がる。スキルLVが1上がる度に、情報処理スピードが2倍3倍4倍5倍と増えていく。逆に感じるスピードが遅くなるため½.⅓.¼.⅕.と世界の時間の感覚が遅くなる。

必要SKP:50

 <魔力感知>

詳細:魔法を使った痕跡や世界に広がる魔力を、完治することができる。スキルレベルが高いほど魔力感知の範囲が広がる。

必要SKP:60

 <熱源感知>

詳細:体温などの熱を感じることができる。スキルLVが高いほど熱源感知の範囲が広がる。

必要SKP:60

 <全知>

詳細:世界の情報を全て知ることができる。

必要SKP:10000000

 <天眼>

詳細:相手のステータスを見ることができる。ただし相手のフェイクが自分の天眼よりスキルLVが高ければ完璧に嘘の情報を見せられるか。レジストされる。

必要SKP:50


 <鑑定眼>

詳細:見たものを鑑定することができる。覚えるためのスキルポイント使用スキルポイントが鑑定スキルよりも低い代わりに目が光り、相手に鑑定眼を使われていることがバレる恐れがある。

必要SKP:20

 <心眼>

詳細:相手の心を読むことができる。ただし相手のフェイクスキルが自分の心眼よりスキルLVが高ければ完璧に嘘の情報を見せられるか。レジストされる。

必要SKP:150

 <フェイク>

詳細:相手が自分の情報を知るためのスキルを使った場合相手のスキルよりこちらのフェイクのスキルレベルが高ければ完璧に嘘の情報を見せるか。レジストすることができる。しかもレジストや嘘の情報を見せることに成功した、場合相手に情報系のスキルなどが使われたことが分かる。

必要SKP:1000

 カナカリス「はえーー」

 つい声に出してしまった。

 カナカリス(す…すごい)

 カナカリス(これがスキル‥‥か。この中で、俺が獲得可能なのは鑑定眼か。ラノベだったら、すぐに獲得するんだろうけど‥‥ここは現実。スキルを獲得したら、SKPがなくなる。SKPの獲得方法もわからないいま、むやみにスキルを取るのは、危ない気がする。でも‥‥

憧れる。スキルとか魔法ってめっちゃ憧れるんだけど。しかも鑑定スキル。鑑定眼。本当すごい。すごいすごいすごいすごい憧れるどころじゃないよもう待ちに待った転生異世界能力俺つえー系じゃないかよ。ゴホンっ。

 えーと。迷うところだけど‥‥‥‥せっかくの異世界転生だ。次また前世の記憶を持ったまま転生できるかわからない。命を無駄にするかもしれないだけどやってみよう長年の夢だ。

 

 鑑定眼!そう言って、鑑定眼の獲得と書かれた、ところを押した)


*要請を確認しました。要請を受諾します。スキル<鑑定眼>を獲得しました。


 カナカリス(また天の声?が届いて、スキルが使えるようになった。「要請を受諾しました」とか、誰かに監視されているようでちょっと怖いな。まあもともと異世界っていう規格外のところだからしょうがないんだろうけど、管理者みたいなのいるのかな神様とか‥‥)

_________________________________________

転生王作りたい委員会:考察などは、してほしいですね。つづきが気なったらぜひ評価をお願いします。

カナカリス

LV.1

HP 56/56

MP 10/10

SP 15

SKP

SKPS 10

魔法:なし

スキル:<鑑定眼LV1>

独自能力:???


 

6話「知識と家庭教師」〜カナカリス〜

 初めての、スキル獲得から2年が経過

 カナカリス(3歳になった。

       最近、遂に名前を知った。

       父がシュルク・アルフォンス

       母がクイス・アルフォンス

       俺がカナカリス・アルフォンス

 正直なところ自分の名前に関しては感づいていた。ただし両親の名前を知るにはかなり時間がかかった。たまに家に来る人がいるのだがその人が両親の名前を呼んでくれたおかげでやっと分かった。

 ここの家は貴族でかなり名門らしい。

 名門ではあるのだが田舎に移り住んでいるのだろうか、仕事を向こうでするという形で父や母がいない日なんかが沙汰にある。

 「親としてそれでいいのかよ!」と思うのだがしょうがないのかもしれない。

 この世界の学院は5から15歳までで、クラスは、「魔法」「剣」の2つに分かれているらしい。

 「魔法」は、その名の通り魔力を使って攻撃回復色々なバフを掛けたりする。

 空間にある魔力を一点に集中させて使う。

 自らの体内にある魔力を使って発動させる。

 精霊を使って発動させる。

 どれらも魔力がいるのだが、精霊を使って発動させる場合は自ら術式を組まなくてもいいという効果がある。

 ほとんどの魔法は、使うとき。詠唱し術式を作る。そしてそこに魔力を注ぎ込み放つ。という三つの段階に分けられている。

空間にある魔力を使う場合は

「魔力を知る」

「魔力をコントロール」

「魔力を感じ取る」必要がある。

自らの身体にある魔力を使う場合

「魔力をコントロール」

「魔力を感じる取る」必要がある。

これらはスキルで何とかなりそうなのだが、精霊を使って魔法を使う場合その、精霊を「仲間」にするか「使役」する必要がある。

他にも

「精霊を感じ取る」

「精霊の声を聞ける」

ようになるなど色々なことができなければいけない。

そして魔法を使う時の種類以外にも詠唱にも種類がある。

「無詠唱」

「影詠唱」

「事前詠唱」

「詠唱」

「亡き詠唱」

「無詠唱」は、詠唱なしで魔法を使う。

「影詠唱」は、心の中で詠唱し魔法を使う。

「事前詠唱」は、その名の通りあらかじめ詠唱しておき必要となったとき魔法を使う。

「詠唱」は、一語一句間違えることなく詠唱して魔法をその場で使う。

「亡き詠唱」は、詳細が不明。

 これが魔法の知識だそうだ。

 「剣」は、地域によって色々な剣技がある。他には、スキルなどなのだが。

鳳凰国の「鳳剣技」

グリア・ドグマ国の「豪剣」

ナイクグロス帝国の「千技神剣技」

魔導国ユグノアの「魔剣技」

魔人国家ダモクレスの「魔神ダモクレスの剣技」

そして俺のいる国サリスナイル王国の「ナイル剣技」

他にも、

剣聖アルマの家系に伝わる「アルマの剣技」

剣皇クラインの家系に伝わる「クラインの剣技」

剣帝グリアの家系に伝わる「グリモアの剣技」

剣神、クライシス・ハイフレットの「剣神ハイフレットの剣技」

などがある。まだ、まだ国があるそうだが「覚えなくてもいいし、俺も知らない」と言われた。

父に、聞いた、「魔法」「剣」「学院」は特に、情報が乏しかった俺にとっては嬉しすぎる情報だった。

 そしてついに念願の家庭教師が来るとのこと。

 

 父「カナカリス。家庭教師がきたぞ」


 カナカリス(ついに家庭教師がきたのか。)

 カナカリス「はいっ父様。今、行きます」


 カナカリスはそう言って、父のいる部屋に行く。


 クリス「どうも。本日から、家庭教師として来ました。クリス・クラインです」


 身長は、180cm程白髪で足元につくほどの髪の長さ。

髪の毛には、鳥の羽をもしたようなティアラが付いていた。

服装は胸ぐらが少し出ていて足を出している。

極薄素材の縫製の服で羽衣のようなものまで身に着けており、金の腕輪。

ルビーのような宝石がついている、指輪。

そして、服を首にあるペンダントと、紐で繋いでいるようだ。確かに、紐で繋がなければ、極薄素材の縫製の服が体からずり落ちるだろう。

そのようなものに身を包んでいる姿は、女神。とでも言うような美しさの絶世の美人がいた。

 カナカリス(綺麗だ。おっと前の人生では、負け組だったからつい・・・

それにしても、服装とか

 カナカリス「よろしくおねがいします。クリス先生」

 クリス「こちらこそ、よろしく。カナカリスくん」

 シュルク「カナカリスをよろしくお願いします。クリス先生」

 そう言って父は出ていった

 カナカリス「あの、クリス先生って家庭教師なんですか?」

 わかりきった事だが一応聞いておく。

 クリス「そうね。いつもは巫女を生業としているの。家庭教師として、人に物を教えるのは、カナカリスくんがはじめてなの。巫女は聖属性の使い手で聖女の上のジョブなの。国に結界を張ったり結界の維持をしたりして国を魔物から守る仕事をしているの」

 カナカリス「へえーそうだったんですか。僕は外の世界の事に疎くてですね‥‥‥‥」

 クリス「そうなのね。魔法の授業のときに、色々教えてあげる」

 クリス「じゃあ。読み書きから始めようか」

 そう言ってクリス先生は、鉛筆と紙を持ってきた。

 クリス先生は、手始めにこの世界の「あ」「い」「う」「え」「お」・・・の文字を書いていたのだが

 カナカリス(おお〜やっぱり。この<翻訳スキルLV1>は、文字を読むことができるんだな。うん?読めないのが出てきた。正確には理解出来ない文字だ。なんと言うか文字が日本語になったりして読めるわけではなく、その文字がその形のまま出てくるが、なぜか理解できるそういう感じのが<翻訳スキルLV1>の効果なのだが、途中から読めない字が出てきた)

クリス「カナカリスくんは、どこまで読めるの?」

 カナカリス(正直にスキルを使ったと話すか‥‥隠すか‥‥‥スキル世界の常識あることはわかってたけどそんな簡単に人に知られていいものだろうか。俺はあまりにもこの世界のことを知らなさ過ぎる。

 ならば隠すか‥‥‥うんうん)

 カナカリス「クリス先生。ここらへんは読めるんですけど、此処から先が読めないんです」

 クリス「なるほどね。そこまで読めるのなら上出来よ(<鑑定スキル>使用。

カナカリス

LV.3

HP 60/60

MP 10/10

SP 15

SKP 10

SKPS 10

魔法:なし

スキル:<鑑定眼LV1>

    <翻訳スキルLV1>

独自能力:???


なるほどね。<翻訳スキルLV1>か‥‥‥LV3までは、上げないとね)」

 カナカリス「あの?」

 クリス「カナカリスくんは、<翻訳スキル>を持っているのね」

 カナカリス「え‥‥‥あ‥はい。あの何で‥‥」

 クリス「鑑定を使ったの」

 カナカリス「そうだったんですか」

 カナカリス(鑑定か。<鑑定眼>じゃなかったから、見られたことに気が付かなかったのか。こんな簡単に、ステータスが見られるんだ。

えーと‥‥‥‥‥ スキル<フェイク>の獲得を急いだほうが良いかもしれない。でもSKP1000もいるんでしょ。絶望的だ。まあ、考えるのはあとだあと)

 クリス「でも、<翻訳スキル>を持っているなら‥‥勉強して学んでいって<翻訳スキルLV2>にすればサリスナイル語、文字、ぐらいは読めるようになるはずよ」

 カナカリス「はい。頑張ります」



 クリス「この字は「く」と読むの」

 カナカリス「ふむふむ」

 クリス「じゃあ、見ないで書いて見て」

 カナカリス「え~と‥‥‥こうですね!」

 クリス「そう。正解」

 そんなことを、一ヶ月ほど繰り返していき‥‥‥読み書きのテストが始まった。

 クリス「これで、全問正解したら、次は魔法の勉強をしましょう」

 カナカリス「はいがんばります」

 カナカリス(テストか‥‥なんか、久しぶりだな。

 クリス「これです」

 カナカリス「はあ‥‥‥‥マジですか、クリス先生」

 クリス「はい。マジです」

 そこには、50ページはある、本が置かれて「テスト」と書かれた紙が貼ってあった。

 クリス「スタート」

 カナカリス「この字は、・・・サリスナイルだ。国名か」

 カナカリス(ここまでは、簡単だ)

 1ページ

 2ページ

と進めていき、遂に。

 カナカリス「ふぅー、終わった」

 クリス「もう終わったの?」

 カナカリス「どうぞ」

 クリス「どれどれ」

 カナカリス「どうですか?」

 クリス「ええ。全問正解。合格よ」

 カナカリス「よし」

 カナカリスは、「よし」と喜ぶ。

 クリス(もしかして・・<鑑定スキル>使用。

カナカリス

LV.3

HP 60/60

MP 10/10

SP 15

SKP 10

SKPS 10

魔法:なし

スキル:<鑑定眼LV1>

    <翻訳スキルLV2>

独自能力:???

 やはり、<翻訳スキルLV2>になったのか)

 クリス「もう一度。おめでとう。明日からは、魔術言語の勉強よ」

_________________________________________

転生王作りたい委員会:考察などは、してほしいですね。つづきが気なったらぜひ評価をお願いします。

カナカリス

LV.3

HP 60/60

MP 10/10

SP 15

SKP 10

SKPS 10

魔法:なし

スキル:<鑑定眼LV1>

    <翻訳スキルLV2>

独自能力:???


読んで頂きありがとうございます。

読みにくいなど、感じたらご指摘お願いいたします。

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