余談3「一緒に書きましょう」
余談3「一緒に書きましょう」
本を読むのは途中まででも大丈夫だと伝えると、嫌々でも子どもは大体読んでくれます。
では読み終わったらどうするか。
簡単です、その本がどうだったのか聞いてあげれば良いのです。
以前書いた、手順4に従ってその本がどうだったか聞いてあげましょう。
そして、それを書くように促します。
前にもお伝えしたように、子どもは読書感想文の書き方がわからないんです。
そして、どうやって書くのが正しいのかなど、難しく考えてしまい抜け出せなくなって、結果書けません。
ならば、書く手順を教えてあげさえすれば、子どもは自然にスラスラ書けるようになるのです。
「その本は面白かった?
どこが面白かった?
どうしてそう思ったの?
じゃあ、他に面白かったところは?
それをそのまま書いてみて」
こう言ってあげると子どもも楽しく読書感想文に取り組んでくれます。
しかし、子どもの意見を否定することだけはしないであげてください。
どんな感想であっても、それが子どもの純粋な意見であることを忘れないでください。
どんな人でも、子どもでも大人でも、聞かれたことを答えただけなのに、それを否定で返されればやる気をなくします。
なので、笑顔で頷いて答えてあげてください。